一夜明け・・・

メリーモナークのプログラムが届かなかったことで、たくさんの方々にご心配、ご協力をいただき、本当にありがとうございました!
毎年、手も足も出ないくらい難しい曲が4~5曲はあるのですが、今年は運良く、なじみのある曲や知っている曲が多く、なんとかなりました。その、「なんとか」できたのも、皆さんの温かい励ましのおかげです。
皆さん、本当にありがとうございました!

さて、一夜明け・・・
今日は昼まで寝てやろうと思っていたのだが・・・
よくよく考えてみれば、今日は生ゴミの収集日。そして天気も曇りなので、早めに洗濯も干したい。
主婦は24時間営業の365日年中無休なのだった。
解説をしている時は「ただのメリーモナーク愛好者」の1人。
フラを教えている時は「ただのフラ講師」の1人。
しかしそれ以外の時間は「ただの主婦」の1人なのだ。
時間割からすると、圧倒的に「ただの主婦」の時間が多い。

眠い目をこすりこすりゴミを出し、洗濯を干した。
朝食時、夫の動向がおかしい。
ぎっくり腰になりかけの立ち居振る舞いをしている。
「アンタ・・・また腰を痛めたんじゃない?」
と言うと、
「休みでずっとゴロゴロしてたからかな~ 腰が重い」
と言う。
「だから言ったでしょ! 運動不足すぎる!」
しかし、かく言う私も、メリーモナーク観戦で腰が痛い。完全な運動不足で、身体の水分量のバランスがおかしい。頭痛もある。ついでに座り続けていたためか、便秘っぽい。
「どっか、行こか~ 歩いた方がいいだろうなぁ」
と夫が言い出し、出かけることにした。

完全な睡眠不足状態なのだが、出かけるとなるとウキウキする。
リュックサックに水筒と御朱印帳を入れて、地下鉄に乗って熱田神宮へ行ってみた。
熱田神宮は、草薙の剣が祀られている、由緒正しい神社だ。
だいたい、「神宮」と名が付くのは、伊勢神宮・明治神宮・平安神宮・熱田神宮の4社しかないのだ。
名古屋人なら、誰でも行ったことのある場所だ。
・・・しかし、夫は熱田神宮に行ったことがない。前を何度も通っているのに、入ったことが一度もないらしい。
「えええ~!!! アンタ、それは名古屋人として、どうかと思うよ!」
「どうせワシは、結婚後に名古屋に住み始めたエセ名古屋人だで」
・・・というワケで、熱田神宮へ行ったのだ。

普通、熱田神宮は正月と熱田祭り以外は、閑散としている。
・・・のはずだった。
それが、びっくりするほどの人・人・人だった。
黒い大きな街宣車も停まっている。
観光バスもたくさん停まっていた。
よく考えてみれば・・・今日は、昭和天皇の誕生日だ。
そんなことを考えもせずに行った私たちは長い参拝の列に並んでお参りした。御朱印帳の申し込みの列もすごい長さだった。30分ほど並んで、無事に御朱印帳をいただいた。
「宮きしめん」も長蛇の列。考えることは皆さん一緒なんだなぁ。
熱田の森の中をゆっくりと散歩して空気を吸うと、緑の香りがした。たまにはこういうのもいいかもしれない。

調子に乗った私と夫は、ついでに八事山興正寺まで足を伸ばした。ここも地下鉄で行けて便利だ。
興正寺でお寺用の御朱印帳を買い、御朱印をいただいた。本堂をお参りした後、八事山の中を奥の院まで散歩した。散歩、と言っても、一応「山」なので、結構なアップダウンがある。
ヘトヘトに疲れて帰宅した。
運動不足は一気に解消されたらしく、夫の腰は改善し、私の身体も軽くなったような気がする。(この軽い、というのは体重のことではない)

メリーモナークは現地で見るのも大変だが、PCの前で見るのも大変だ。
ずっと座り続け、トイレにも行かず、CM中は演技感想のメモをする。飲み物も食べ物も摂るのをつい、忘れる。
メリーモナークは3日間。
そのうち、ミス・アロハ・フラは半分だけの鑑賞だったから、正味、2日半をPCの前で過ごしたことになる。
メリーモナークは毎年楽しみにしているし、応援もしている。
・・・でも。
もしこれが、4日間の大会とか、5日間の大会とかだったら、ちょっとカンベンしてもらいたくなる。
「出場ハラウが多いので、今年は5日間の日程になります」
な~んて発表されたら、エラいことだ。ちょっと無理。
やっぱり、メリーモナークは、あの3日間にぎゅっと凝縮されてるからいいんだろうなぁ。あの3日間だけは、フラ以外のことを考えず、それだけに集中している。

来年は運動不足にならないように、もう少し考えた観戦をせねば。
そして、来年のプログラムは、間に合いますように!

メリーモナーク2019 アウアナ解説

結果はもう発表されていますが・・・
メリーモナーク2019 アウアナの解説を載せます。
今回は知っている曲がずいぶんあったので、プログラムは届かなかったけれど、なんとか解説できました。

なお、このサイトではカハコー(-)が表示出来ませんのでご了承ください。(たま~にできる時もある)
また、この解説はあくまで私の個人的見解・意見であり、クムの意図とは違うことも多いかと思います。どうかご了承ください。
何かの参考になれば・・・と私が勝手にやっている解説なので、どうかお許しください。

では、メリーモナーク2019 アウアナの解説です!

1 Hālau Keolakapuokalani (Kane)
Kumu Hula Drake Keolakapu Dudoit Delaforcé
「Laupāhoehoe Hula」

カネのアウアナのスタンダードソングです。カヒキラウラニでもショウで踊っています。
ラウパーホエホエはハワイ島東側の町の名前です。昔はサトウキビ産業が盛んでした。そこに住む男の子は頑健な体つきで魚を捕ってポイを食べて、とても丈夫さ!という内容です。
赤長袖スタンドカラーブラウスにティのパウ。白パンツ。プルメリアのレイ。
カイの曲がミロリイ。この曲だといろいろな地名が出てくるので、メレとのずれが出ますね。島が違ってしまいます。
細かいタイミングにズレがあります。特にコアカ・ステップがズレます。コミカルな動きで楽しい演出になっていました。


2 Hālau Kala`akeakauikawēkiu
Kumu Hula Kenneth "Aloha" Victor
「Kaulana Nā Kona」

ハワイ島コナの美しい自然を歌った曲。私の講座でもただ今上級クラスでレッスン中。フアラライ山、カイルア、ケアウホウなどのコナの地名がたくさん出てきます。5番に出てくる「マーオキオキ」というのは、強い日光が海面を照らして、海が七色に輝く、という意味です。コナのハラウらしい選曲ですね。
赤の大きなフリルのドレスに赤いパンプス。レイはマイレと赤い花。オーハイアリイかもしれません。小さな中折れ帽に髪飾りは多色使いのアンスリウム。クラシックなコスチュームです。
靴を履いてはいるけれど、動きがとてもスムーズです。斜め上に上げた手の角度がとてもよく合っています。細かいところもよく合わせていて、正確に、丁寧に踊っています。


3 Hālau `O Lilinoe
Nā Kumu Hula Sissy & Lilinoe Kaio
「Ka'ū Nui」

やたらとハワイ島ものが続きます。
ハワイ島最南端(アメリカ合衆国最南端でもある)にあるカウーという地区を歌った曲。
ここは乾いた風が強く吹いていて、なんと三菱製の風車がたくさん立っています。多くの神話の舞台にもなっています。3番にサーフィンについて書かれていますが、ここはペレがサーフィンを競った場所でもあります。
若草色のホロクーのケープドレス。レース地と二重にしています。このドレスは重いでしょうね。レイは短いチョーカータイプ。アアリイのように見えます。
長い上に幅広のホロクーですが、手でつまむところもあり、上手く使っています。しかし当然、これだけ大きいホロクーで靴も履いているとなると、動きが制限されます。ステップのしなやかさは失われていますが、その分、手のモーションがとても優雅です。残念だったのは、真ん中のオラパの笑顔がありません。メレの間は一度もそのオラパの歯が見えませんでした。ほぼ、口を閉じたままです。笑顔については厳しくチェックする審査員が多いので、これは心配な材料です。


4 Kawai`ulaokalā (Kane)
Kumu Hula Keli`iho`omalu Puchalski
「Kaulana Nā 'Ālapa」

この歌は私は知りませんでした。「アーラパ」というのは身体を使ったゲームとかアスレチックの意味です。
クムのインタビューでは、「スポーツ」としてとらえるようです。このクムがチンキー・マーホエのハラウにいた時にメリーモナークで踊ったナンバーに敬意を表するようです。私もそのナンバーを見ましたが、あれはすごかったです。
青のバラカ・チェックの長袖ブラウス。赤のハウのパウ。黄と赤のレフアのレイ。
ハワイアン・ボクシング、野球、サーフィンなどが出てきました。とても楽しい構成です。難しい手の角度もよく合わせています。最後までキレよく、エナジーたっぷりに踊っていました。ホイでは「私を野球場に連れてって」の歌がハワイ語で演奏されました。面白いです。


5 Beamer-Solomon Hālau O Po`ohala
Kumu Hula Hulali Solomon Covington
「Nā U'i O Kaua'i」

カウアイ島の美しさを歌った曲。いろいろな地名が出てきます。4番に「マカナ」という歌詞が出てきますが、「贈り物」の意味ではなく、カウアイ島にある有名な丘の名前です。この丘の上から火の付いた縄を崖下へ投げ、火が消えなかったら恋が成就するという伝説があります。
クムのインタビューでは、カウアイ島のロヒアウ王子のように、ハワイ島からカウアイ島へ旅する構成にするそうです。
だからか、カイは「ハレマウマウ」。
紫のかぼちゃブラウスにティのパウ、レイ・ココ・クペエはプルメリア。紫のウリウリを持っています。
隊形変換はスムーズで、移動距離も十分です。
途中、1人のオラパのレイがちぎれて落ちてしまいました。このハラウはウリウリを肘を曲げて振っているので、ウリウリがひっかかったのでしょう。
ウリウリの扱いに焦っているのか、顔の角度をフライングするオラパが数名います。


6 Keolalaulani Hālau `Ōlapa O Laka
Kumu Hula Keolalaulani Dalire
「Ku'u Lei Pīkake Aloha」

ピーカケの花の美しさや良い香りを歌った爽やかなラブソングです。優しい風が吹いてきて、ピカケの香りを運んでくる。それを嗅ぎながらあなたのことを思う、と歌っています。
このハラウのクムのお姉さん(カウイ)と歌手マイラニが一緒に仕事をされていて、そのマイラニがこの歌を歌っています。ピカケは、このハラウのクムの先代クム、アロハ・デリレイの大好きだった花です。
青のベルスリーブのホロクードレス。ドレスの中央にはハワイアンキルトのモチーフのアップリケ。レイはもちろんピカケ。ココは白のキエレかロケだと思う。
ターンしながらホロクーの裾をぱっと広げるところがとても美しいです。ホロクーをアピールした隊形変換も美しいです。ターンがかなり多用されているので、審査員の好みの分かれるところです。
カイとホイは「プア・マエ・オレ」。親が子供の成長を喜ぶ歌なので、亡き先代クムへの敬意を表しているのでしょう。
ホイでスロープを降りながら踊っています。これはかなり難しいです。


7 Ke Kai O Kahiki (Kane)
Kumu Hula La`akea Perry
「Hualālai」

ハワイ島コナにある山の名前です。風が強くて、日差しが強い所。私はサングラスを外したら、目以外の場所が砂だらけになることが多かったです。今は高級住宅地です。
この歌にはフアラライだけでなく、ハワイ島コナの美しさが歌われていて、そこを2人で訪れましょう、という爽やかなラブソングです。
亡き先代クム、オブライアン・エセルのお好きだった曲のようです。
くすんだ黄緑の長袖ブラウスに茶色のパンツ。ベージュのカマーベルト。プルメリアのレイ。
マッチョな人が服を着るとこんな感じになるのですね~
斜め上に上げた腕の角度に少しバラつきがあります。難しい隊形変換をしていますね。ウエヘ・ステップが多く、クイの音をしっかり入れるというカネ定番のアウアナのスタイルです。クイの足の高さも揃っています。男らしい爽やかなフラ。


8 Keali`ika`apunihonua Ke`ena A`o Hula
Kumu Hula Leimomi Ho
「Ku'u Lei Pua 'Awapuhi」

確か、ミス・アロハ・フラでも、このハラウはアヴァプヒの歌だったと思います。
アヴァプヒは白いジンジャー(ショウガ)の花。普通はつぼみの状態でレイにします。命はたった1日しかありません。
ミス・アロハ・フラのアウアナに続き、コディ・プエオ・パタさんが歌っていますね。彼自身もクムです。
黄のレース地のフリルドレス。マイレのレイと、咲いたアヴァプヒと黄色のロケのレイ。
カイで順に踊る人を増やすスタイルですが、踊り始めるタイミングを間違えたオラパがいたので、少しバラつきました。隊形変換は美しいです。頭を倒しすぎるオラパが数人いて、角度が揃いません。また、ホイでレイをかけるポーズの時にかなりバラついてしまいました。


9 Hālau Hula `O Kahikilaulani
Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang
「Ku'u Pualei」

マウイ島のクム、ポノ・マレイが作った歌のようです。彼の人生に大きな影響を与えた3人のクムに捧げて作ったそうです。
ラブソングですが、何かの花、というよりも愛と感謝を描いています。
濃いピンクのワンショルダー長袖マーメイドドレスに淡いピンクのサロン。黄色のレイはアロアロかコウのように見えます。
無地で重量のある生地で、ドレスの流れや膝の状態がよくわかります。ステップはとてもよく合っているので、ドレスの流れもきれいです。レイをかける手の角度・速度がぴったり合っていて美しいです。すべてが流れるようなモーションで、これはクムの好みです。細かいところまでよく揃っていました。3人のアラカイもしっかり要所をしめていました。我がハラウだからというわけじゃないけど、とても美しかったです。


10 Hālau Hi`iakaināmakalehua (Kane)
Nā Kumu Hula Robert Ke`ano Ka`upu IV & Lono Padilla
「Ku'u Ipo Onaona」

スタンダードなラブソング。世界中を旅しても、あなたのような人はいなかった、と歌っています。
えんじのプリント長袖ブラウスに白パンツ。黄色のカマーベルト。レイはケニケニでしょうか。細かいところで少しバラつきがあるものの、うまくまとめています。


11 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine
Kumu Hula Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「He Manu 'Ula'ula」

このクムのお父さんが作った歌ですね。お父様は有名なパラニ・ヴォーンです。題名は「赤い鳥」です。男女の愛を、イイヴィという赤い鳥がレフアの蜜を吸うことに喩えています。
ケアオ・コスタが歌っていますね。
くすんだ赤のオフショルダードレス。スカート部分に斜めの濃い同色系ストライプ。ココとレイは羽根。オレンジのレイフルのオラパが2人、それ以外は黄色と赤の羽根を花の形にしてそれをつないだレイです。これは作るのが面倒そう。このハラウのクムのお母様がクラフトがお得意なので、こういう凝った装飾品が使えるのでしょう。
背中の使い方がこのハラウのクムにそっくりです。上品なカイ、指パッチン、ドレスの裾を持って翻すなど、クムのお好きな振り付けですね。とても伸びやかに踊っています。スローパートの身体の角度、腕の回しなど、難しいところもきちんと揃っています。鳥のポーズが生き生きとしていますね。


12 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi
Nā Kumu Hula Haunani & `Iliahi Paredes
「Huelo」

スタンダードソングですね。「フエロ」はマウイ島西側の地名です。この場所がいかに素敵なのかをガールフレンドに話している歌です。
1番の歌詞に「オーオー鳥」が出てきます。
黄緑のプリントのアメリカン・ブラウスにティのパウ。ベージュのパンツ。赤ピンクのプルメリアのレイとココ。クペエはパラパライ。
古き良き時代のクラシックなコスチュームが可愛らしいです。
大人数ですがティのパウがぴったり揃っていて見事です。コアカ、ターン、スピン等身体の向きを変えるステップがいかに揃っているかをティのパウでアピールできています。パウの流れや開き具合など、よく合っています。このパウはボリュームがかなりあります。これは軸を細く切って、葉の枚数を増やして作っていますね。1人分が200枚以上あります。これは重い。振り回されずに踊るための基礎技術が高いことがわかります。良かったです。


13 Hālau Hula `O Kahikilaulani (Kane)
Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang
「Ka Uwila Mākēnekī」

これはジョージ・ナオペの十八番のコロヘ・ソングですね。「ウイラ」は光や電気、「マーケーネキー」はマグネット、磁力。電磁力、とでも訳せばいいのかな。日本語は難しい。電動トロリーを充電していることを示していますが、楽しいラブソングです。
ナスのような紺色のプリント長袖ブラウスにティのパウ。黒パンツ。アヴァプヒのような白いレイ。昨日と違って、髪をココにまとめ、髭も整えて剃ってある。
カイは「ヘ・アロハ・ノー・オ・ホノルル」を歌いながら始める。ノエアウが「ジョージ・ナオペに捧げる」と言っていた。
これは。
我がカヒキラウラニだから贔屓目に見るわけじゃないけど・・・
ものすごくいいと思う。
とにかく、移動距離が半端ない。小柄なエルア君は、ほぼ走り回っているのに近いのじゃないだろうか。ものすごくスピーディなのにしっかり移動をして隊形変換している。クイの音、クイの足の高さ、アミ、「マルヒア」の手の角度など、細部までことごとく揃っている。これだけのスピーディなナンバーなのに減点するところが見つからない。かなり良いと思う。贔屓目じゃないけど。


14 Kawaili`ulā
Kumu Hula Chinky Māhoe
「Hanohano Waiehu」

マウイ島の地名が付いていますが、これは失恋ソングです。強い雨の中、レフアのつぼみが咲こうとしている、と歌っています。ちなみにこの歌は、「Pauoa Liko Ka Lehua」と同じメロディーです。ハワイの歌にはこういうことがたま~にありますね。
白の長袖ビクトリアブラウスにオレンジのロングスカート。カメオのブローチ。レイは黄色とオレンジを基調にしたロケ?とパラパライのヒリスタイル。スカートの生地が硬く、膝の位置がわかるようになっている。ステップが揃っていることをアピールできますね。とても品良く、優しい雰囲気にまとまっています。ホイの、塊になっての大移動は美しかったです。


15 Hālau I Ka Wēkiu
Nā Kumu Hula Karl Veto Baker & Michael Casupang
「E Ku'u Lehua Mamo」

「レフア・マモ」とは黄色いレフアのことです。送っていただいたプログラムの写真によると・・・この曲はこのハラウの生徒さんが英語で作った歌のようです。それをハワイ語に訳したのですね。黄色のレフアはクム・ヴィトのお気に入りの花です。
黄ベロアのフレンチスリーブドレス。ピカケのレイの人とケニケニのレイの人とオレンジの花(何か見えません)のレイの人が3等分。ココは白と黄色を基調にしています。
かなりの大人数ですが、ドレスの裾の流れがとてもよく揃っています。細かいところもよく合っています。
後半、ステージ前方で踊るオラパに向かってクム・ヴィトがマイクなしで歌いました。手には黄色のレフア。その後はオラパも歌います。なんて素敵な演出でしょう。踊っているオラパは感動するでしょうね。カメハメハ・スクールの香り満載です。
たとえ審査員に背中を向けた減点があったとしても、私は個人的には素晴らしい演出だと思いました。


16 Kawaili`ulā (Kane)
Kumu Hula Chinky Māhoe
「Maui Nō E Ka Oi」

「マウイが1番!」というスタンダードソング。エインズリー・ハレマヌの歌ですね。ちなみに「ハワイ島が1番!」という歌もあります。
サテンのような黄色の長袖ブラウスにティのパウ。白いパンツ。レイは多色使いのロケをヒリスタイルにしています。
クイの足がよく揃っています。細部までよく合っています。ゴルフのポーズも面白いです。楽しさがよく伝わってくるフラですね。
ホイの、全部がクイ・ステップでの大移動は見応えがありました。


17 Hālau Nā Mamo O Pu`uanahulu
Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lōpaka Igarta-De Vera
「No Ke Aha Nō 'Oe」

どうしてなの?僕にその理由を教えて、という歌詞から始まるラブソングです。女性に翻弄される強い片思い(本当は両思いかもしれんが)の歌です。
赤のアメリカンドレス。裾に青い花のプリント。ココの位置は高めでクラシックな感じにしています。レイは黄色のジンジャーのように見えます。
カイでオラパが歌い出す。今年もこういう構成がちょいちょいありますが、5年ほど前から流行っていますね。また、最近はプリント地のドレスはあまり見ませんが、クラシックなスタイルにはよく合いますね。
ギャザーになったドレスの裾をつまんでのターンは美しいです。隊形変換はあまりありませんが、塊になったまま移動をしています。移動距離もたっぷりありました。オラパの表情が豊かでしたね。


18 Hālau Hula Olana
Nā Kumu Hula Olana, Howard Ai, Shelsea Ai Apana
「Ninipo」

1876年にリリウオカラニ女王がハワイ島を旅した時に書いた曲。
ニニポとは、大変に強い熱情という意味。
ハワイ島東側の地名がたくさん出てきます。溶岩に飲まれ、岩に姿を変えたホーポエ。その岩の上を波が揺れ動くのが、まるで踊っているようだ、と歌っています。
シンプルな赤のドレス。ローウエストで切り替えてたっぷりしたギャザーのスカート部分は少しホロクーになっています。
ハクとレイはプルメリア。
歌っているのはクム・ハワードとナタリー・アイですね。
カイで手のモーションが遅れるオラパが数人いて、少しバラつきました。このハラウにしてはスピーディな曲で、隊形変換が多く、見ていて楽しめます。ターンやスピンが多いのはこの曲の特徴ですが、少しカホロが多すぎるような・・・。隊形変換が多いのでカホロが多くても仕方ないですが。少し損をしているかもしれません。審査員の好みの分かれるところです。


19 Hālau I Ka Wēkiu (Kane)
Nā Kumu Hula Karl Veto Baker & Michael Casupang
「E Huihuina Aloha: Hu'e E/Tewetewe/Pua 'Iliahi」

メドレーのようです。1曲目はレレイオーホク王子作のタフワフワイ。
2曲目はオオプという魚の様子を描いていますが、それは男性のシンボルを喩えています。ショウで男性がコミカルに踊ることが多いナンバー。3曲目の「イリアヒ」は白檀のこと。どうしてあなたと「友人」に戻れるのか?という強いラブソングです。
赤に黄色プリントの長袖ブラウスにティのパウ。白いパンツ。プルメリアのレイ。赤と黄色の羽のウリウリを持っています。
カイは「五月雨スタート」。キレが良く、カネのウリウリらしく、かっこいいですね。隊形変換をあまりせずに、ウリウリを使ってしっかりと踊っています。ウリウリはこう使う、という見本のようです。テヴェテヴェではウリウリを床に置いて手踊り。お約束のポーズもきまっています。後半はまたウリウリを使っています。パアニの部分で、かの「USA」のような動きがあって盛り上がりました。ダウンとアップの対比も美しかったです。これはかなりエンターテイメント性の高い構成です。しかし一方でウリウリの音をしっかりと出して基礎技術の高さも見せています。審査員の好みが大きく分かれるところでしょうが、こういうナンバーがあると、ちょっとほっとします。


20 Ka Lā `Ōnohi Mai O Ha`eha`e
Nā Kumu Hula Tracie & Keawe Lopes
「Kou Maka U'i」

ラブソング。恋人の可愛らしい瞳を歌った曲。この愛は永遠に変わらない、と歌っています。
紫ベロアのフレンチスリーブドレス。ピカケのロングレイ。ココはピカケとオーキッドでしょうか。ドレスの流れのわかりやすい素材のドレスですが、美しく揃っています。正確に、丁寧に踊っていて好感が持てます。
濃い色のドレスに白のロングレイですから、肩が上下したり姿勢が乱れるとすぐにバレてしまいますが、このハラウはよくできています。流れるように美しいフラでした。


21 Hālau Ka Liko Pua O Kalaniākea
Kumu Hula Kapua Dalire-Moe
「Ku'u Milimili」

ポピュラーなラブソングです。日本でもおなじみですね。
可愛い恋人よ、風があなたの良い香りを運んでくる、と歌っています。
ワイン色の大きなフリル付きのオフショルダードレス。マイレのレイ。クリームとオレンジのレイをねじって使っています。花はオーハイアリイかもしれません。前髪を膨らませたクラシックなココ。とてもクラシックはコスチュームですね。
このハラウにしては少人数です。ドレスの裾がよく揃っています。また、歩幅もよく合っています。美しく、とても優雅な印象です。
隣のオラパを気にするあまり、目線が泳ぐオラパが2人います。隣の人のことは、気にしなければならないのだけれど、それが見ている人に悟られないようにするのは本当に難しいですね。審査員の中にはそういうことに厳しい方もいらっしゃいます。


22 Hālau Nā Mamo O Pu`uanahulu (Kane)
Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lōpaka Igarta-De Vera
「Ahulili/Kaupō」

マウイ島のメドレーですね。アフリリは山の名前ですが、激しい嫉妬も示しています。カウポーはマウイ島東側の地名です。
水色バラカ・チェックの長袖カウボーイ・ブラウスにティのパウ。下履きにハウのパウ。白いパンツ。レイはピンクのロケのようです。
このハラウにしては少人数です。このハラウらしい、表情豊かなフラです。「メ・カ・ナニ・アウ・カウポー」のコミカルな動きも見ていて楽しいです。
2回隊形変換に間に合わなくて、その後のアミに出遅れたオラパがいました。スピーディな曲ですが、表情豊かで色気もありました。アミの揃え方は、このハラウは本当に上手いです。
ホイでは審査員の後ろで1フレーズ踊るという演出でした。


23 Hālau Mōhala `Ilima
Kumu Hula Māpuana de Silva
「Māpuna ka Hala o Kailua」

このハラウのクムのご主人が作った歌ですね。この方の作られる曲は難しいです。
カイルアは、場所の名前ではありません。ハラの林のあるケケレという場所を納めていた酋長の妻の名前です。ハラのことを歌っていますが、伝説もからんでいます。
黒の半袖ブラウスにティのパウ。マイレのレイを斜めがけにしています。ハラの実のレイは、普通に首にかけている人と斜めがけにしている人がいます。
最近は人によってレイが違う、というグループのフラをよく見ますが、使い方が人によって違う、というのはあまり見ません。このハラウはカヒコも人によってレイが違いましたね。
ティのパウは内側に黄色く変色したティを使っていました。スピンした時に下の黄色の葉が見えて美しいです。ボリュームたっぷりのパウに振り回されることなく、上半身がとても安定しています。ステップも正確に踏んでいて、基礎技術の高さがうかがえます。


24 Hālau O Ka Hanu Lehua
Kumu Hula Kamaka Kukona
「Kahi, Lua, Kolu」

このクムが作った曲。
ハワイ島ケアウカハに住む祖母エマさんのことを歌っています。題名は日本語に直すと「1,2,3」ですが、これはそのお祖母様のご住所が123番地だったからです。
テレビでアップになった写真は、そのお祖母様でしょうか。とても美人ですね。
クリームに赤の花柄のアメリカン・ワンピース。サイドアップした髪にアンスリウム。レイはマイレとカーネーション。ケアウカハ、と言えば、カーネーションはお約束ごとです。クラシックなスタイルでとても可愛らしい。
カイは歌いながら始まりました。カイは「K.H.B.C」。ケアウカハに初めてできたラジオ局の名前です。かなりの大人数ですがカーヘアの音量もたっぷりあって、明るく楽しい印象。体格差がありますが、一体感があって美しいです。ホイは「カマラニ・オ・ケアウカハ」。急にスローテンポになります。また、非常にテンポを取るのが難しい曲ですが、うまく対応しています。


25 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi (Kane)
Nā Kumu Hula Haunani & `Iliahi Paredes
「He Aloha Nō O Honolulu」

スタンダートソングですね。日本でも人気のある曲です。
ホノルル港を出港した船がハワイ島カイルア・コナへ向かいます。その港・港に女性がいる、という船員の話。
水色の長袖ブラウスに白のパンツ。黒のカマーベルト。レイはプルメリア。
カイは「モク・キア・カヒ」、ホイは「マウナロア」で、船もので揃えています。
大人数ですがよく揃っています。特に斜め上に上げた手の角度がよく合っています。ただ、下を見る時の顔の角度にバラつきがあります。
メレを踊っている最中にホイのクレジットが出ました。テレビ局の方、もう少しご理解いただきたいです。


26 Hālau Hi`iakaināmakalehua
Nā Kumu Hula Robert Ke`ano Ka`upu IV & Lono Padilla
「Pua O Ka Hē'ī」

題名はパパイヤの花のこと。「君のことが好きになったかも~」という可愛らしいラブソングです。
白のアメリカン・ブラウスにベージュのロングスカート。サイドアップした髪。レイは黄色系。パパイヤの花は確かにオレンジがかった黄色だけど・・・パパイヤの花なのか???違うように見えるが。カメオのブローチをしています。
カイではタイミングのとりにくいポーズが続きますが、それがきっちりと揃っています。これは見事です。
メレはノホ・フラ。上半身の角度、降ろした髪の流れが美しく揃っています。ローリングのバックベントも角度・タイミング共によく合っています。
ノホ・フラは実際にやってみると、実はかなり大変です。お尻は一度も床に降ろしません。このハラウのノホは、そういうところをきちんとやっていることがよくアピールできています。ノホは踊り終わると足の甲がすり切れていることも多いです。私の右足の甲もザクザクに切れている跡が残っています。
ノホをこういう優雅なロングスカートで踊るのは珍しいと思います。エレガントで美しいノホでした。とても良かったです。

27 Hula Hālau `O Kamuela
Nā Kumu Hula Kau`ionālani Kamana`o & Kunewa Mook
「He Lei Aloha No Hilo」

カラニ・ペアの曲。ハワイ島ヒロに降る雨カニレフアは花を育む。ナウパカ花が大切にされている、と歌っています。ナウパカは半分しか花びらがない変わった花です。
モンステラとピンクの柄のフリルブラウスにティのパウ。ハク、レイ、クペエはプルメリア。クラシックなスタイルです。
羽なしの片手ウリウリです。ウリウリの軸はティのように見えます。
実はウリウリは両手で使うよりも、片手の方が難しいです。
スピーディな曲ですが、身体も頭も腕もすべての角度がよく揃っています。揃えるということに関して、このハラウは本当に上手いと思います。ウリウリの持ち替えはしていませんので単調になりがちですが、隊形変換をシャープに入れて変化をつけています。移動を始めてから新しい形にするまでのスピードが速いですね。
楽器や道具を使うフラは減点要素が多いのですが、これは減点が少なそう。


28 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka Lā (Kane)
Kumu Hula Kaleo Trinidad
「He Ma'i Kēia No E Davida!」

「Davida」はもちろんカラーカウア王のこと。カラーカウア王の子孫繁栄を願った曲。
青のスタンドカラーの長袖ブラウスにオレンジのハウのパウ。青のパンツ。マイレのレイを斜めがけにしています。王族の象徴ですね。
その他に黄色のレイをしています。レイフルでしょうか?よく見えません。
ハクはアアリイのように見えます。
カイの初めに歌っています。
フラ・マイらしい手のモーション、アミ、アミククが多用されています。かなりの大人数ですが、アミが揃っていることがハウのパウの流れでよくわかります。全員が正確にきっちりと踊っている印象です。大人数ならではの隊形変換も美しいです。ホイではスロープで踊っています。このスロープ、実はテレビで見るよりも実物の方が傾斜がかなり激しいです。歩いて昇るのも結構大変に感じる角度です。そこで踊るというのは本当に大変なのです。
ホイで「ア~エ~イ~オ~ウ~」と連呼していました。あまり知られていませんが、実はあれは「コトに及んだ時のあえぎ声」を表しています。(私も知った時にはビックリした)


29 Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā`ala
Kumu Hula Leinā`ala Pavao Jardin
「Na Mele Welo O Halele'a」
ハレレアはカウアイ島ハナレイ地区の地名です。
どうやら、クムのインタビューによると、ハナレイ地区のメドレーにするようですね。
グリーンと青のブラウスにハウのパウ。クペエもハウ。サイドアップした髪にグリーンのアンスリウム。イプを持っています。
このクムは私の先代クムであるレイ・フォンセカからウニキしています。迫力あるフラが得意ですね。
スロープを踊りながら上がるカイ。大変でしょうね。
イプの音量はたっぷりあります。
楽器を使いながらハウのパウの流れを揃えるのは本当に難しいですが、うまくできています。途中、イプを床に置いて手踊り。手踊りもよく揃っています。イプを再び持っての後半では、コアカ・ステップが遅れるオラパが2人出てきましたが、最後までエナジーたっぷりに踊っていました。迫力がありました。


この解説は、リアルタイムで見ながらメモしたものを転記しました。
結果と比べると、当たっていなかったこともあるかと思いますが、どうかご了承ください。

メリーモナーク2019 結果

取り急ぎ、メリーモナーク2019 結果をお伝えします。
解説はまた今夜に書きます。

メリーモナーク2019

カヒコ部門

ワヒネ  1位 Hula Hālau ʻO Kamuela 602ポイント
        Nā Kumu Hula Kauʻionālani Kamanaʻo & Kunewa Mook

     2位 Hālau Nā Mamo O Pu‘uanahulu    597ポイント
        Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu‘u “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera

     3位 Hālau Mōhala ʻIlima    594ポイント
        Kumu Hula Māpuana de Silva

     4位 Hālau Kekuaokalāʻauʻalaʻiliahi 583ポイント
        Nā Kumu Hula Haunani & ʻIliahi Paredes

     5位 Ka Lā ʻŌnohi Mai O Haʻehaʻe    570ポイント
        Nā Kumu Hula Tracie & Keawe Lopes


カネ   1位 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka Lā    594ポイント
        Kumu Hula Kaleo Trinidad

     2位 Kawailiʻulā     590ポイント
        Kumu Hula Chinky Māhoe

     3位 Hālau Nā Mamo O Pu‘uanahulu    573ポイント
        Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu‘u “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera

     4位 Kawaiʻulaokalā     570ポイント
        Kumu Hula Keli‘iho‘omalu Puchalski


アウアナ部門

ワヒネ  1位 Hālau Kekuaokalāʻauʻalaʻiliahi 589ポイント
        Nā Kumu Hula Haunani & ʻIliahi Paredes

     2位 Hula Hālau ʻO Kamuela 588ポイント
        Nā Kumu Hula Kauʻionālani Kamanaʻo & Kunewa Mook

     3位 Hālau Hiʻiakaināmakalehua   587ポイント
        Nā Kumu Hula Robert Keʻano Kaʻupu IV & Lono Padilla

     4位 Hālau I Ka Wēkiu    583ポイント
        Nā Kumu Hula Karl Veto Baker & Michael Casupang

     5位 Hālau Ka Lei Mokihana o Leināʻala    581ポイント
        Kumu Hula Leināʻala Pavao Jardin


カネ   1位 Hālau Hula ʻO Kahikilaulani    598ポイント
        Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang

     2位 Hālau Nā Mamo O Pu‘uanahulu   574ポイント
        Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu‘u “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera

     3位 Kawaiʻulaokalā     571ポイント
        Kumu Hula Keli‘iho‘omalu Puchalski

     4位 Kawailiʻulā     570ポイント
        Kumu Hula Chinky Māhoe

総合

ワヒネ  1位 Hula Hālau ʻO Kamuela 1190ポイント
        Nā Kumu Hula Kauʻionālani Kamanaʻo & Kunewa Mook

     2位 Hālau Nā Mamo O Pu‘uanahulu   1174ポイント
        Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu‘u “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera

     3位 Hālau Kekuaokalāʻauʻalaʻiliahi 1172ポイント
        Nā Kumu Hula Haunani & ʻIliahi Paredes


カネ   1位 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka Lā    1163ポイント
        Kumu Hula Kaleo Trinidad

     2位 Kawailiʻulā     1160ポイント
        Kumu Hula Chinky Māhoe

     3位 Hālau Hula ʻO Kahikilaulani    1157ポイント
        Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang


総合ハイスコア
     
     1位 Hula Hālau ʻO Kamuela 1190ポイント
        Nā Kumu Hula Kauʻionālani Kamanaʻo & Kunewa Mook

     2位 Hālau Nā Mamo O Pu‘uanahulu   1174ポイント
        Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu‘u “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera

     3位 Hālau Kekuaokalāʻauʻalaʻiliahi 1172ポイント
        Nā Kumu Hula Haunani & ʻIliahi Paredes


長時間、お疲れ様でした。
我がカヒキラウラニも、カネのアウアナで1位、カネ総合で3位に入りました。
2月にお会いした時、クムが「今年はカネは、ね~」なんておっしゃっていたので、どうかな~と思って見ていましたが、世代交代も順調にいっているようで、入賞しました。
いや~ 久しぶりに大号泣してしまいました。← これ、ホント

ではこの後、アウアナの解説を作ります。
なんか、結果を知ってしまった後って、載せにくいのですが、リアルタイムに私が見て感じたことを、そのメモのまま書きます。
だから、後で読み返すと、「ああ・・・結果とずいぶん違うなぁ」ってことがあるでしょうね~
私の予想と一番ズレていたのが、ワヒネのアウアナ。1位2位3位がテレコになってました。う~ん、まだまだだなぁ。

では、お時間のある方はまた解説を覗いてくださいね。



  

    
 

 
posted by プアアカハイ at 20:58愛知 ☁Comment(0)日記

メリーモナーク2019 グループ・カヒコの解説

お待たせしました! ・・・って、誰も待っていないかも。
メリーモナーク2019 グループ・カヒコの解説を載せます。

なお、これはあくまで私の個人的見解であり、私見なので、クムが意図したことと違っているかもしれません。私の「ご勝手解説」なので、どうかご了承ください。また、間違っていましたら、どうかお許しください。

また、このブログでは「-」(カハコー)が表示できないことがあります。(なぜか、たまにできる。そこがわからん。)
それも合わせてご了承ください。

では、解説にいってみよう!

1 Hālau Keolakapuokalani (Kane)
Kumu Hula Drake Keolakapu Dudoit Delaforcé
「Holo Mai Pele I Ka Hikina」

ボラボラ島を出発したペレがハワイの各島を渡り、最後にハワイ島キラウエア火山に至る旅を描いた曲群の最初の1節。おなじみのナンバーですね。
オレンジのマロ。キラウエアの溶岩を表現した色ですね。
カイ・ステップがよく揃っていますが、途中2列目のオラパが少し遅れ始めてしまいました。途中、真ん中のオラパがハクを落としてしまいました。ハクやレイ、クペエなどの装飾品を落とすと、出ない方がマシなくらい、減点されてしまいます。もったいなかったですね。ハクを落としたオラパはその後、焦ったフラになってしまいました。


2 Hālau Kala`akeakauikawēkiu
Kumu Hula Kenneth "Aloha" Victor
「Kahoupokane」

ハワイ島コナにあるフアラライ山の頂上の雪を讃えたクムのオリジナルのメレだそうです。コナのハラウらしい曲ですね。
白の巻きブラウスに白のパウ。レイはマイレとアアリイ、ハクとクペエはパラパライ。
1回目は普通に踊り、2回目は歌うという構成。カヒコにしては動きがかなり柔らかいが、よく揃っています。ステップが正確で、よく訓練されているのがわかります。オラパが全員かなり若いので、数年後が楽しみです。


3 Hālau `O Lilinoe
Nā Kumu Hula Sissy & Lilinoe Kaio
「Kaua I Ka Nani A`o Hilo」

カラーカウア王に捧げた、ハワイ島ヒロの美しさを讃えたメレですね。スタンダードなナンバーです。
赤のかぼちゃブラウスにティとハウのパウ、赤の羽根のハク、マイレとハラの実のレイ。赤はハワイ島のテーマ色、羽根は王族の象徴です。
下履きの赤いパウとハウのパウが、コアカ・ステップを踏む度に大きく開いてとても美しいです。途中から踊り遅れるオラパが出てきたのがもったいなかったです。


4 Kawai`ulaokalā (Kane)
Kumu Hula Keli`iho`omalu Puchalski
「Kaweloleimakua」

題名はカウアイ島の酋長の名前です。カウアイ島からオアフ島へ戦いに向かう船の様子を描いていますね。
紫のマロに鮫の歯のパターン。紫はカウアイ島のテーマ色です。タイガーシェル?のチョーカー。貝の種類は間違っているかも。オピヒにしては大きくて膨らんでいますね。タイガーシェルのように見えます。
オラパの体格差がほとんどなく、一体感のあるカヒコが踊れています。難しい角度や見ていない方の腕の角度までよく揃っています。船ものは迫力がありますね。良いフラです。


5 Beamer-Solomon Hālau O Po`ohala
Kumu Hula Hulali Solomon Covington
「Lei O Ha`ena」

ハワイ島ハーエナが舞台のメレ。メレに出てくるケアアウ海岸を表すため、イリイリを使っています。イリイリを使うのは、海か川の歌です。また、このケアアウ海岸はヒイアカとホーポエがフラを踊り、ペレがそれを見たという場所です。
白の半袖ブラウスに深緑のパウ。海岸に打ち寄せる波の白さを表現しています。そしてパウにはハラの木がプリントされています。カヒコでこういう近代的なプリントは珍しいですね。よく見るのは、タパのパターンやむら染め、グラデーション染めです。
マイレとハラのレイ。ケアアウの海近くにはハラの林が続いています。ハラの実は、赤・オレンジ・黄・クリームと、何色かあって、人によって違うようにしていました。ハラの実は採取してから日にちが経つと段々色が濃くなります。その実をナイフで切って花のつぼみの形にし、それを糸でつなぎます。実はこれ、作るのがものすごく大変です。(私が二度と作りたくない物の一つです)
大人数だからか、イリイリの音が乱れますね。イリイリの音がリズムよりも少し早く、走っている感じです。また、音がシャープに鳴っていません。後半、スピンターンの速度とタイミングとターン後の角度のバラツキがありました。


6 Keolalaulani Hālau `Ōlapa O Laka
Kumu Hula Keolalaulani Dalire
「Nani O`ahu Ku`u One Hanau」

題名のとおり、オアフの美しさを描いたメレ。オアフのハラウらしい選曲ですね。
黄色のパフスリーブブラウスにティのパウ。下履きは黄色のスカート。レイはマイレとパラパライとイリマ。ボリュームがあります。先代のクムの好むスタイルですね。黄色はオアフ島のテーマ色、イリマはオアフの花です。
体格差、身長差がかなりあるせいか、顔の角度のバラツキがあります。場所を讃える歌らしく、笑顔で踊っていて爽やかなカヒコです。


7 Ke Kai O Kahiki (Kane)
Kumu Hula La`akea Perry
「Kahi Keia O Ni`ihau」

亡き先代クムのオブライアン・エセル、そのまたクムのダリル・ルペヌイに捧げるそうです。ニイハウ島がテーマの曲は、案外多いです。
ベージュのマロ。ウリウリの羽根は茶系。
このハラウがこんなに早い段階で出てくるとは、驚きです。
このハラウはウリウリが得意なだけに、細部に至るまでよく揃っています。相変わらず、筋肉質のオラパが多いですね。メレはフラ・ウマウマでノホ・スタイル。ウマウマとは、「胸」のこと。胸を手のひらで叩いて音を出しながら踊るスタイルです。メレの間はウリウリは床に置いています。楽器をあまり長い時間、床に置いたままだと減点されますが、メレが短いので問題ないと思われます。非常にスピーディでありながら、胸を叩く音、上半身の角度のバラツキがありません。良いですね。このハラウらしいハードなナンバーでした。

8 Keali`ika`apunihonua Ke`ena A`o Hula
Kumu Hula Leimomi Ho
「Kai A`o Mamala」

この曲は、カヒキラウラニではレッスンの度に練習しています。が、昔、クム・レイがこれをメリーモナークでやったことがありました。その時はほとんどアミだったような・・・
このメレは、マーマラ湾(現在のホノルル港のあたり)で逢い引きしたカウアイ島の王とオアフ島の女王の愛の話なのですが、諸説あり、ハラウによってとらえかたの違うメレです。
茶のブラウスに黄色のパウ、レイ・ハク・クペエは全部マイレ。パウには茶色のプリントがあります。
ウリウリ。アウアナではウリウリを2つ使うことが多いですが、カヒコでは片手ウリウリです。ウリウリの色は茶系ですね。ウリウリのフェイスがかなり小さめ。
カイ・ステップで、足を後ろに蹴り出してしまうオラパが数人いるのがちょっともったいないですが、このハラウらしい品のある女性らしいカヒコでした。


9 Hālau Hula `O Kahikilaulani
Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang
「He Mele No Kihawahine」

我がハラウ。今年はメンバーがかなり若返ってる。世代交代もハラウにとってとても大切なことです。・・・と言いながら、私と一緒に2003年のメリーモナークに出場したティフィニーが出てる。なんだか、嬉しい。
先代クムが亡くなって10年になるので、クム・レイ・フォンセカに捧げる、とアヴァプヒがインタビューで言っていました。クム・レイが得意なパフフラです。
キハワヒネとは、マウイ島の女王の名前です。彼女の父親は偉大なピイラニ王、母はラーイエロヘロヘ(ラーイエイカヴァイの双子の姉)です。祖先にトカゲの神様がいることから、衣装の巻きブラウスはトカゲのテーマ色である黄色。パウとハク、クペエはハウ。ハウのパウやハクは作るのがものすごく大変です。私の、二度と作りたくない物の一つです。
レイは赤と黄色のレイフル。
パウが床に付くまで確実にダウンしています。基礎技術の高さが見えますね。
見ていない方の手もよく揃っています。トカゲのモーションが独特ですね。
トカゲのモーションでかなり頭を下げるのでヒヤヒヤしましたが、誰もハクを落としませんでした。古代ものなので、髪をサイド・アップにしていません。こういう髪だと、ハクをピンで止められないので、本当に緊張します。うまくいって、ホッとしました。地元ヒロのハラウなだけに、声援もひとしお大きかったですね。


10 Hālau Hi`iakaināmakalehua (Kane)
Nā Kumu Hula Robert Ke`ano Ka`upu IV & Lono Padilla
「Kahu Ka `Eha I Ka Imu Kai Ko`o」

カメハメハ4世作のメレ。ラブソングですね。
レッド・ダートのようなエンジ色のマロ、レイはマイレ、ハクとクペエはパラパライ。ウリウリです。羽根はエンジ色。
ノホ・フラです。よく揃っています。歌声も割れていません。少人数なので割れにくいとはいえ、案外難しいものです。


11 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine
Kumu Hula Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「Kaulilua」

スタンダードなパフ・フラのナンバーです。私も先代クムから習いました。
カウアイ島ヴァイアレアレ山の頂上の、凍えるような寒さを描いています。レフアの木(オヒア)は寒さでねじくれて、枯れ木にはコケがついている様子が描かれています。
水色のかぼちゃブラウスに同色のパウ。パウの裾にはこのハラウの紋がグレーでプリントされています。黄色の羽根のハク、レイとクペエは白い貝のようです。木の実かもしれません。ちょっとよく見えません。
とても丁寧に、正確に踊っていて、好感が持てます。
このメレでこういう衣装は初めて見ました。大抵は紫か白のコスチュームに
マイレラウリイのレイだったりします。


12 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi
Nā Kumu Hula Haunani & `Iliahi Paredes
「He Inoa Keia No Kapi`olani」

カラーカウア王の妻、カピオラニ女王に捧げたメレ。ハワイ島ヒロの南にあるパナエヴァに住むラーイエイカヴァイの高貴さをカピオラニ女王に喩えています。
ラーイエイカヴァイはパナエヴァ地区のパリウリという所に住んでいて、なんと!大群で跳んでいる黄色の鳥の上に座って過ごしているという女神です。
黄色のヨーク付きスタンドカラーブラウスに赤のパウ、レイとハクはパラパライ。ククイのレイもしています。ブラウスの黄色はラーイエイカヴァイを、スカートの赤は王族を表していますね。クペエは白のハウ、スカートの下履きも白ハウです。ウリウリの羽根は赤と黄色。
またもやウリウリのナンバーです。
ノホも取り入れて面白い構成になっています。人数は多いですが、クイの音もよく揃っています。一体感のある爽やかなフラですね。良かったです。


13 Hālau Hula `O Kahikilaulani (Kane)
Kumu Hula Nāhōkūokalani Gaspang
「`O Puna Lau Momona」

カメハメハ1世を讃えたメレ。ヒロを含むハワイ島東側の雨や風、花のすべてはカメハメハの力のおかげ、と表現しています。
かなり長いカラーアウを持っています。
赤のマロ、レイ・ハク・クペエはパラパライ。
今回、カラーアウはカヒキラウラニだけでした。これだけ長いと、角度を合わせるのが難しいので得点が上がります。今回は若い世代がずいぶん入ってきて世代交代を進めているようですが、私の見間違いでなければ、ノエアウが出ていたような。ラムジーは前列の真ん中。ドリューは前列の角、エルアは2列目の角。上手(かみて)から出てくるのは珍しいです。
カラーアウの音がよく合っています。足の角度とカラーアウの角度をよく合わせています。アミ・ククもよく揃っています。カイで一人が出遅れましたが、その後は何の問題もなく踊れていました。
古代物らしく、ロングヘアーをまとめず、髭をたくわえたままでした。そう、カメハメハ1世時代はまだ、髪をココにする習慣がなかったのです。カヒキラウラニはロン毛率が高く、見方によってはキリスト様が一杯・・・みたいですが。インタビューに答えていたマヒも髭を伸ばしていましたね。
最後のホイは圧巻でした。カヒキラウラニらしいカヒコでした。


14 Kawaili`ulā
Kumu Hula Chinky Māhoe
「He Mele No Kanaloa」

カナロア神を讃えています。カナロアは、ポリネシア固有の海の神様。似たような名前でニュージーランドまで渡っています。確か、タコの姿をしていたはずです。
白の巻きブラウスとパウ。パウには「鮫の歯」「波」「ウニ」のパターン。レイ・ハク・クペエはパラパライ。
パフ・フラです。
このハラウらしい印象に残るモーションが多用されています。全体によく揃っていますが、2列目のオラパが顎を出したまま踊っているので、顔の角度が合いません。


15 Hālau I Ka Wēkiu
Nā Kumu Hula Karl Veto Baker & Michael Casupang
「`Alekoki」

アウアナの方で有名なナンバーですが、実はカヒコにもなっています。確か以前、テレビ放送の案内役マヌ・ボイドのハラウもメリーモナークでこれをやっていたと思います。
ハワイ王国6代目の王ルナリロの作。カメハメハ4世と5世の妹ビクトリア・カママルとの結婚を反対されたルナリロは激しい失望の中、このメレを書きました。当時、ハワイ王国始まって以来の大スキャンダルだったのです。
青のパフスリーブブラウスとパウ。レイはイリマ?コウ? ちょっとよく見えません。ハクとクペエはパラパライ。
かなりの大人数ですがよく揃っていて一体感があります。偶数列と奇数列のダウンとアップの入れ替えは見事ですね。アイカヴェル・ステップが多用されていますが、前後の歩幅と移動距離がよく揃っていてバランスが良いです。こういうところは基礎技術の高さを感じます。身長差がかなりあるメンバーですが、大人数の一体感があってとても良かったです。


16 Kawaili`ulā (Kane)
Kumu Hula Chinky Māhoe
「Maui Nui A Kama」

マウイ島の偉大な王カマララヴァルを讃えたメレ。ちなみにカマララヴァルは、マウイ島の有名な王ピイラニのひ孫に当たります。
鳥のマントを着た男性とカヒリを持った女性に先導されてオラパが登場。なかなかドラマチックです。
白のマロ。人によってパターンが違う。鮫の歯かプアアの歯のチョーカー。貝じゃないと思うのですが・・・。ハクとクペエは枯らしたティかもしくはレッド・ティだと思います。
カイは全部クイ・ステップ。メレも全体にクイとウリリ・ステップが多用されていて迫力があります。クイの足の高さが揃っていて見事。構成がかなり独特なので、審査員の好みの分かれるところでしょう。このハラウはここ数年、オラパの入れ替わりがあまり見られません。だからこその構成かもしれません。


17 Hālau Nā Mamo O Pu`uanahulu
Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lōpaka Igarta-De Vera
「No Ka La`i Awakea」

独創的はフラを見せてくれるハラウですが、今年はトラディショナルです。ハワイ王国6代目の王ルナリロを讃えたメレ。クムもインタビューで答えていましたが、カラーカウアやカメハメハ、リリウオカラニを讃えた歌はよくメリーモナークで踊られるが、ルナリロは少ない、と。確かにそうですね。これを機会に、歴史に興味を持つ人が増えるといいですね。
白の長袖ビクトリアブラウスと白のパウ。パウにはクリーム色のプリント。レイは黄色のロケ。
身体や手、顔の角度の細部にわたるまでよく揃っています。品の良い感じに仕上げたカヒコです。このハラウにしては少人数のように思いましたが、それがかえって品の良さにつながっていたように思います。


18 Hālau Hula Olana
Nā Kumu Hula Olana, Howard Ai, Shelsea Ai Apana
「No Luna I Ka Hale Kai No Ka Ma`alewa」

スタンダードなナンバーです。どのハラウでも練習しているであろうメレですが、メリーモナークともなると、かなり難しくなっています。
ペレものの代表作。今年はなぜか、ペレものが少ないように思います。
諸説ありますが、ペレが溶岩を流す様子を描いています。
赤の巻きブラウスにチャコールグレーのパウ。赤はハワイ島と火の色、グレーは固まった溶岩台地の色です。くすんだ赤のマロも付いています。下履きは赤のスカート。レイ・ハク・クペエはパラパライ。
カイではアミの回転が合わないオラパが2人いましたが、メレではよく揃っています。アップとダウンの対比も美しい。スピンが多く、終盤はスピンの角度が合わないオラパが出てきてしまいました。


19 Hālau I Ka Wēkiu (Kane)
Nā Kumu Hula Karl Veto Baker & Michael Casupang
「Maika`i Ka `Oiwi O Ka`ala」

カラーカウア王に捧げられたラブソングです。このメレもよくメリーモナークでは見ますね。
ティのパウ、下履きは黄色のマロ。ハクはパラパライ、レイはマイレとパラパライ。
今年は少人数ですね。ソルが前列真ん中で踊っています。少し世代交代したのでしょうか。
分量の多いティのパウです。これはたぶん、ティ・リーフを200枚以上使っていると思います。私が大体100~120枚、ハワイの女性だと150枚くらい。200枚だと、重さは4キロを超えます。スピンやターンをすると振り回されるので、実はティのパウは踊るのがハードなのです。基礎技術が高くないと、なかなか難しいです。・・・というパウを履いていると、アミの揃い具合がよくわかります。このハラウのアミはよく揃っているので、良いアピールになりますね。ホオイポイポのメレなので、途中テンポが急に遅くなったりしますが、それにもよく対応しています。よく鍛えてあるな、という印象です。


20 Ka Lā `Ōnohi Mai O Ha`eha`e
Nā Kumu Hula Tracie & Keawe Lopes
「Ka Nani I Kumukahi」

ハワイ王国8代目の女王リリウオカラニに捧げた曲。ここまでリリウオカラニものはなかったような・・・珍しいですね。
クムカヒは、ハワイ島の東にある岬の名前です。ハワイ諸島の中で一番東にあるハワイ島の、東の端にあるクムカヒ岬なので、太陽がハワイの中で一番最初に照らす場所ということになります。その太陽の昇る聖なる場所はハエハエという所で、このハラウの名前にもなっています。ちなみに昔、私が住んでいた住宅街の近くだったので、ちょいちょい行きましたが、今は灯台が建っていて、付近は牧場になっています。
白の長袖スタンドカラーブラウスとパウ。パウは裾に向かって黄色のグラデーションになっています。たぶん、「サンライズ」を表しているのではないかと思います。レイ・ハク・クペエはパラパライ。
3人ほど、ハクに使ったパラパライが縮れて変色していました。あまりフレッシュな葉を使わなかったのかもしれません。
スピーディなカイですがエナジーたっぷりに踊っていて良いです。メレで下手(しもて)のオラパが1人踊り遅れてしまいました。揃ったフォーメーションは美しかったですが、なぜか小柄なオラパの移動距離が長くなっていて、移動に苦労している様子が見ていて感じました。体格差や身長差のあるハラウはこういうところが大変ですね。


21 Hālau Ka Liko Pua O Kalaniākea
Kumu Hula Kapua Dalire-Moe
「E Pi`i I Ka Nahelehele」

ヒューエット氏の作。マイレ、レフア、アアリイ、クプクプの繁るマウナロアの自然の美しさを描いています。
白の巻きブラウスに白のパウ。パウの裾には「山」のパターン。ベルトはティ。レイはアアリイとマイレ。ハクはクプクプ。
クプクプというのはシダの一種ですが、軸が柔らかいわりに、ポキンと折れてしまうので、編むのは大変です。
装飾品をすべて、メレの内容に合わせてきましたね。
パフ・フラです。
ヴァンプのタイミングがよく揃っていてエナジーを感じます。ただ、顔と身体の角度が合わないオラパが2列目にいます。また、笑顔で踊るオラパと真顔のオラパがいます。後半に進むごとに迫力を増していく構成になっていました。


22 Hālau Nā Mamo O Pu`uanahulu (Kane)
Nā Kumu Hula William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lōpaka Igarta-De Vera
「Kupa`a `Oia`i`o Me Ka Lahui」

リリウオカラニの作。ハワイの人々の文化や美しい土地を大切にしていこう、という考えから作られたメレです。
白いハウのパウ、ハク、クペエ。レイはマイレ。
ウーリリという楽器を持っています。これは3つのラアミアの実をつなげていて、真ん中の実の穴から紐が出ています。それを引っ張るとウリウリのような音がします。何年かに一度、メリーモナークでは見ます。
正確なステップです。少しアミの完成度に差がありますが、気になるほどではありません。ウーリリの紐をつかみそこねたり、紐を引き遅れている人がいる、と思って、よく見ていたら・・・最終ラインのオラパの1人のウーリリが壊れていました! これは・・・ショックでしょう。やってる最中に壊れたものと思いますが。
ウーリリは、前述のとおり、真ん中の実には穴が空いていて、そこからは紐が出ています。その紐を引っ張ると音が鳴ります。で、紐を持った手の力を緩めると勝手にその紐は穴の中に戻っていくのですが・・・このオラパの紐が戻らなくなってしまいました。だから、引っ張ったふりをしたり、長くだら~んと垂れ下がってしまった紐をつかみそこねる、ということを繰り返していたのだろうと思います。ずっと、紐が出っぱなしになってブラブラさせたまま踊っていました。これは・・・かわいそうです。
フラそのものがよく揃っていただけに、もったいなかったです。


23 Hālau Mōhala `Ilima
Kumu Hula Māpuana de Silva
「Ka Lae `O Alala」

アラーラはオアフ島カイルアにある岬の名前です。
赤のかぼちゃブラウスに同色のパウ。パウには黒で「波」のパターン。
レイはマイレ、クペエはパラパライ、ハクはパラパライとアアリイのように見えます。1人だけイリマのレイをしています。また、出てきた時から2人のマイレが結んでいません。他のオラパはマイレを結んでいます。何か理由があるのだろうか。ちょっとわかりません。
フォーメーションは波形。隣のオラパと遠くなるので、合わせるのが案外難しいです。全体によく揃っていて、このハラウらしい品のあるカヒコ。ホイが一体感があって美しい。いつの間にか塊になっていて、いつの間にか移動している。このさりげなさは真似してみたいところです。


24 Hālau O Ka Hanu Lehua
Kumu Hula Kamaka Kukona
「Hanohano `O Maui Nui A Kama」

このハラウのクムのオリジナルのメレだそうです。マウイの美しさ、とりわけ、小川の水のきれいさとその景色の美しさを描いています。
小川のイメージでイリイリを使います。
水色のビスチェブラウスにティのパウ。水色と茶色の「島」パターンのベルト。ハクとレイはマイレ。レイは茶色のククイ。クペエはパラパライ。下履きは水色のスカート。
イリイリの音量も十分、音もよく揃っていて見事です。かなりの大人数にもかかわらず、ステップ、イリイリの音に乱れがない。アミやオニウという、ティのパウを履いていると揃えにくいステップもよく揃えてきています。後半、ノホの難しい上半身の角度も合わせています。ホイでは後ろ向きに進むカホロを踏むオラパがいたが、ぴったりの場所まで移動できた。これはなかなかできない。これはかなり減点が少ないでしょう。良いフラでした。


25 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi (Kane)
Nā Kumu Hula Haunani & `Iliahi Paredes
「Ku `Oe Ko`u Wahi `Ohelo Nei」

イーディス・カナカオレの一族で昔から伝わってきたメレ。漁師歌と言われることもありますが、男性の性愛のメレです。確か、最後は鮫に襲われる、という内容だったと思う。これはもちろん、本当の鮫ではありません。
オーヘロ・フラは、手や足を、木を切るような往復の動きをするのが特徴です。
紺色のパターンのパウ。クペエはハウ、ハクはパラパライ。レイはオレンジの花ですが、イリマなのかコウなのか、違う花なのか、見えません。
オリは1人だけ。審査員の好みの分かれるところです。
パフ・フラ。去年に引き続き、パフが多いですね。
前半はノホ。オーヘロ独特のノコギリ引きポーズが多用されている。全体によく揃っているが、上手(かみて)のオラパ2人の上半身の角度が合わない。
かなりハードなノホで迫力がある。ホイの最後までキレがよく、迫力がありました。


26 Hālau Hi`iakaināmakalehua
Nā Kumu Hula Robert Ke`ano Ka`upu IV & Lono Padilla
「He Kau No Hi`iakaikapoliopele」

ペレもの。カウアイ島の王子ロヒアウを溶岩で襲うという内容。
赤のかぼちゃブラウスとパウ。パウには黒で「山」のパターン。
下履きは黄色のパウ。クペエはパラパライ。ハクとレイはパラパライに何か黄色の花のようなものが入っています。ママネの花かな? 小さくてよく見えません。
このハラウにしては少人数です。スピーディで迫力たっぷりのカヒコ。この速さの中、タイミングと角度がよく揃っています。移動距離も長い。この移動距離は案外、得点に結びつきます。ホイの最後まで難しい構成でしたが、よく合っていました。良かったです。


27 Hula Hālau `O Kamuela
Nā Kumu Hula Kau`ionālani Kamana`o & Kunewa Mook
「`O Lono `Oe」

ロノとは、ポリネシアの神で、豊穣を司っています。ロノを祭るため、マカヒキ(豊穣の祭り)が毎年行われていました。
イリイリで雷の音を表現するようです。今年はイリイリが多いような・・・。
白のかぼちゃブラウスとパウ。パウには茶色で「山」「葉」のパターン。
ハク・レイ・クペエはパラパライ。
かなりの大人数。これだけの人数だとイリイリの音を合わせるのが大変だが、見事に合っている。また、二手に分かれて歌うオリもまったくズレることなく揃っている。これは素晴らしい。
イリイリの音、ステップ、ノホの上半身、バックベント等、全部が美しく揃っている。これは減点がものすごく少ない。・・・というか、ものすごく加点もされそう。マカヒキの喜びを表した表情(笑顔)も良い。中盤の輪唱コーラス、時間差のバックベントも大変美しい。
ここ数年のこのハラウのカヒコの中でピカイチじゃなかろうか、と思う。


28 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka Lā (Kane)
Kumu Hula Kaleo Trinidad
「Ka Ua I Hamakua」

これは懐かしい。私も先代クム・レイ・フォンセカから習いました。ジョージ・ナオペ系列のハラウの十八番です。このハラウは系列は違いますが、メリーモナーク・フェスティバルはジョージ・ナオペとアンティ・ドッティが始めた祭典なので、敬意を表したのでしょう。
ハーマクアは海岸の名前で、カメハメハ1世が戦い、最初に統治した地区の下に広がる海岸です。カメハメハ1世に捧げるフラ・マイ。フラ・マイとは、子孫繁栄を願ったメレの総称です。
黄色と水色の大きなマロ。レイ・ハク・クペエはパラパライ。
ウーケーケーという楽器を持っています。マロの内側にはウーケーケーのケースを挟んでいますね。
ウーケーケーは見たことがない人がほとんどだと思います。これは厚みの薄い平たい棒状の板に、何本かの糸が取り付けてある楽器です。その板の端を口に挟み、爪楊枝のような細いスティックで糸をひっかいて音を出す、というものです。19世紀のオリジナルがビショップ・ミュージアムにありました。普通はこのような板状なのですが、古代では弓状になったウーケーケーもありました。最終ラインの数人が弓状の物を振り回していましたが、これが古代のウーケーケーです。
大人数ですね。オリはフラ・マイらしく、色気があります。
フラ・マイはアミやアミ・ククが多用されますが、大きなマロだと、その揃い具合がよくわかります。このハラウはよく揃っていて、良いアピールになっていますね。ウリリ・ステップも多用されています。ウリリの音もよく揃っていて素晴らしい。減点が少なそう。とても良かったです。
私が習った振り付けも、これと大変よく似ています。途中でイヤになるほどハードでした。


29 Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā`ala
Kumu Hula Leinā`ala Pavao Jardin
「He Ma`i No Kawelo」

なぜかここに来て、フラ・マイが続きました。
17世紀のカウアイ島の酋長カヴェロの子孫繁栄を願っています。
茶のビスチェブラウスにニウ(ヤシ)のパウ。下履きは白と赤のパウ。レイは赤いレイ・フル。ハクとクペエはパラパライ。
例年よりオラパの数が少ないように思います。
フラ・マイが続きましたが、こちらはアミだけでなくオニウも多用しています。ニウのパウは、ティのパウよりも葉が堅いので、ひらひらせずにスパッと流れを示します。よく揃っていることが一目でわかるパウです。途中テンポが速くなりましたが、アミの乱れもなく、本当によく合っていてお見事です。体格差があまりないのか、アミの直径もよく揃っていて迫力があります。細部までよく訓練されているのがわかります。とても良かったです。


はぁ・・・
疲れた。
実は、いまだにプログラムが手元に届きません。
このブログを読んでくれている皆さんにはずいぶんご心配いただきましたが、なんとかプログラムなしでも解説できました。今年は知っているメレやテーマが多かったので、助かりました。
明日のアウアナはどうなることやら。知っている曲が多ければ早く書けるのですが・・・。
こんなこともあるのだから、日頃から知識を蓄えておかねば! と改めて感じてます。 ←ちょびっと反省

ではまた明日、お時間のある方はこのブログを覗いてください!
おやすみなさい~

メリーモナーク2019 ミス・アロハ・フラ結果

取り急ぎ、メリーモナーク2019 ミス・アロハ・フラの結果をお知らせします。
わかりやすいように、1位から5位、と表記します。

1位 Taizha Keakealani Hughes-Kaluhiokalani 1130ポイント
   (Kumu Robert Kaʻupu & Lono Padilla)

2位 Lindsey Kahiehielauna‘ole Miwa Ching
   (Kumu Tracie & Keawe Lopes) 1119ポイント

3位 Kaʻimilani Marie Corpuz
   (Kumu Iliahi & Haunani Paredes) 1114ポイント

4位 Shirell Ku’upuamakamae Holokai Paro
   (Kumu William Kahakuleilehua Haunuʻu “Sonny” Ching & Lōpaka Igarta-De Vera) 1088ポイント

5位 Alyssa Ayumi Kaʻimilani Dolbeare
   (Kumu Kauʻionālani Kamanaʻo & Kunewa Mook) 1075ポイント

Language賞
  Taizha Keakealani Hughes-Kaluhiokalani
   (Kumu Robert Kaʻupu & Lono Padilla)

私が想像したよりも、点数差がつきました。
入賞できなかったけど、カヒキラウラニのキアナちゃん、きれいだったなぁ。腰も重くて、とても素敵だった。

ところで・・・
今日の夕方の郵便配達でも、まだメリーモナークのプログラムが届かない。(泣)
もはや、私は半狂乱である・・・。
いったい、どこへまぎれちゃっているんだろう。
明日のラインナップが全然わからん。

明日は、見ながら記事を書く、という実況スタイルはできません。
メレの題名を確認し、ハラウの名前を確認し、きちんとした文章にして・・・となると、実況はできません。なにしろ、ラインナップ(順番)がわからんのでは、どうにも・・・

今日の私が見られなかったカヒコの演技を、夫がPCの前にビデオカメラを設置して録画しておいてくれた。
なかなか原始的な方法なのだが、これがまた、よく写っていた。
明日はこんな調子でビデオに撮りつつ、見逃し部分も確認して、後日(できるだけ早く)解説を掲載しようと思う。
ラインナップもメレもわからん状態では、これしか方法がない。
・・・って。「そこまで力を入れなければならんのか?」と思われそうだが、これは私の年に一度の楽しみなのだ。
できる限りのことはしようと思う。
お時間のある方は、またぜひこのサイトを覗いてくださいね!