コンペを見る時

昨日、午後からPCにかじりついてメリーモナークを見ていると、夫が、
「よく集中力が続くなぁ~」
と言った。
私はたぶん、世間からみると、「まぁまぁ集中力のあるほう」に分類されると思う。しかし、だからといって、1日7時間近くをずっと集中してPCの画面を見るということはかなり不可能に近い。
確かに、PCの画面はずっと見ている。
でも、うま~く「抜いて」いるのだ。

「抜く」には、それなりの準備も必要だ。
まずは、下準備。
私の好きな豆菓子、あられ、チョコレート。これらはPCのすぐそばに置いておく。
コーヒーはトイレが近くなるので飲まず、常温の日本茶をチビチビ飲むようにしている。
写真付きの本。これは気分転換用。文庫本だと続きが気になるので、写真付きの本をぱらぱら~っとたまに見る。タイミングは、前のハラウの演技が終わって次のハラウの準備をしている間の20秒。CM中も本を見ている。
クッション。疲れたらドタッと横になる。が、PCの画面から目は離さない。
メリーモナークのプログラム。出てくるクムの写真が新しいのか古いのか、とか、ハラウのメンバーの入れ替わりがあるのかどうか、などを見ている。
そして着ているのは当然、メリーモナークのトレーナー。(スウェット。寒いから。)
ズボンは柔らかいジャージ。
PC用のブルーライトをカットしてくれる中近眼鏡。これはPCの画面と私の目の距離を測って作ってもらっている。普段はほとんど使わない。メリーモナークの時だけ大活躍する眼鏡だ。
・・・という、ひきこもり系のいでたちだ。はっきり言って、誰にも会いたくない格好である。

メリーモナークの期間中は夫に夕飯を買ってきてもらったりする。
お米を洗う時間もないし、おかずの下ごしらえしている時間もない。年にこの3日間(今年は2日間)だけは絶対に料理をしないことと決めているのだ。 ← 威張って言うことではないが

とはいえ、他の家事はある。
今朝は仕事に行く夫を車で駅まで送り、洗濯して、干して、庭の世話をし、もうじき咲きそうな薔薇3本に液肥を施し、台所の大掃除をし、排水溝の掃除をし、1週間分のアイロンをかけ(なぜかワイシャツが8枚もあった)、ついでにワイシャツのボタンまで付け直した。大車輪の働きである。
午後1時から午後8時過ぎまで(今日は結果発表もあるので時間がかかる)、メリーモナークに集中するためには、これも必要なのだ・・・。

・・・という、「観戦のお供」的な準備と、「主婦業」の遂行という2つが、「抜く」ことには不可欠だ。

そして、「見る」ということに関しては、ポイントがいくつかある。
これがわかると、結構な長時間、メリーモナークに集中していられる。
よく、「コンペの、どんなところを注意深く見たらいいのですか?」とか「先生はどんなところを見ているのですか?」と尋ねられるが、これにはコツがある。

1 プログラムで、演目を確認する。知らない曲や知らないテーマ(人や場所など)があれば、それについて調べておく。

2 演技が始まる前の、クムのインタビューを真面目に聞く。
曲の中には、2つ以上の解釈のあるものがある。例えば、場所の歌だけどラブソングとも言われてる歌とか、伝説や神話の歌だけど現代を比喩している歌、なんてのがある。そのクムが、「場所」をテーマに演技構成してくるのか、「愛」をテーマに演出してくるのかが、大抵はこのインタビューの中でお話しされている。誰々に捧げているとか、どこどこのハラウがやっていたものに感銘を受けた、とか、そのクムがメリーモナークに臨むにあたっての意図が語られることも少なくない。これはかなり観戦の参考になる。

3 オラパが最初に画面に映る時、衣装と道具だけを集中して見る。
歌のテーマと衣装がぴったり合っているなんてことは、メリーモナークでは当たり前なのだが、クムの意図がかなり隠れているのが、このコスチュームだ。何しろ、どんなコンペでも、衣装の点数の占める割合はものすごく高いのだ。踊りにくい衣装でも、衣装点を稼いでおけば、演技で少々のミスがあってもトータルの点数的には問題はないこともある。衣装には各クムの気合いが一番見えるところなのだ。
同時に使う道具を見る。パフのフラなのか、イプのフラなのか。何かの道具・楽器を使うのかどうか。これによって、演技の構成は大きくかわってくるので、この後に見る「抜き所」の予想ができる。

4 オリを歌い始める。
どういう隊形で歌っているか、コーラスにしているのか、古代調なのか、イルカのオリ(早口)なのか、クジラのオリ(ゆっくり)なのか。発音などはトレーニングを積んだオラパしかいないので、必ずできていて当たり前で、実は私は、あまり技術面は気にせず聞いている。

5 カイの演出
どんな感じで配置につくのか。最初の4小節を聞くと、大体わかる。だから、実は最初の4小節分しか見ていない。見てはいるけど、最初の4小節以降は集中していない。
よくカイで踊りを間違えるオラパがあるが、そのほとんどは最初の4小節だ。だから、そこだけ一生懸命見ている。

6 メレ本体
前半はまず、構成を見る。
1番1番・2番2番、と2回ずつの構成になっていれば、その踊りを変えているかどうか、右手右足からのものを左手左足に変えているのかどうか、などを見ている。
2番くらいになると、テレビカメラは足下もちゃんと撮ってくれるので、2番ではステップの完成度を見る。
そして、後半は遠目に見る。
3番になると大抵は、カメラが引く。要するに、遠くから写して全体像が見えるようにしてくる。だから3番では腕や頭の角度についてを集中して見る。
で、最後のバース(ハイナやプアナなど)になると、疲れが見えてくるオラパや集中力を欠いているオラパ、踊りを間違えるオラパ、踊り急ぎや踊り遅れが見られるので、そこに集中して見る。ついでに、ハクやレイの乱れ、クペエの落下、そしてそれらの数を数えておく。これはかなりの減点なので、何が落ちたのか、いくつ落ちたのかが重要だ。

7 ホイの演出
ホイはクムの意図が最も表れる、と言っても過言ではない。オラパ達の基礎力やスタミナがあれば、かなり技術の高いホイが見られる。本来は、カイとホイの持ち点数は同じなのだが、人間が採点するものなので、ホイの方がより点数差が出る。ホイで入賞を決める、ということも少なくない。だから、ホイはカイと違って、最後まできっちりと集中して見ることにしている。

・・・というのが、「抜いて」見るためのコツだ。
ええ~ 全然、コツになってない!
と思われるかもしれない。
しかし、どこをどう見るのかがわかっていると、だいぶラクなのだ。
訳もわからずに、PCの画面をにらみ続けているよりも、このタイミングではここを見て、このタイミングではここを見る、という癖がつくと、ずっと真剣に見ていなくても大丈夫なのだ。
もちろん、私も人間なので、見逃すこともあるし、集中力が途切れそうなこともある。
だが!
審査員(ジャッジ)も人間なのだ。私の集中力が途切れそうな時は大抵、ジャッジの集中力も途切れそうなのである。 ← と思っている
ましてや、ジャッジの皆さんは私より年上だ。絶対に私より疲れているに違いない! ← と思っている

今日はグループ・アウアナ。
昨日のカヒコよりも長丁場になる。
とりあえず、「鑑賞のおとも」は準備した。「主婦業」もできるかぎり、やった。
あとは私も、本番を迎えるばかりである。
お時間のある方はぜひ、またブログをのぞいてください!

メリーモナーク生中継サイトはこちら → K5

メリーモナーク2018 グループ・カヒコ後半

メリーモナーク2018グループ・カヒコ後半の解説です。
この解説は私の「ご勝手解説」であり、私の個人的見解・意見です。クムの意図とは違うところもたくさんあると思います。どうかご了承ください。
また、このサイトではカハコー(母音の上の横棒)が表記できません。あしからず、ご了承ください!

それでは、後半です!

16 Halau Hula O Kauhionamauna -Kumu Theresa Kauhionamauna Ramento Tehiva
「Ke `Ala E Moani Mai」
カメハメハ4世の妻、エマ女王が「王様選挙」に立候補した時に、そのキャンペーンに作られた曲。カメハメハの血は5世で途絶えました。6代目の王は選挙によってルナリロ王が選ばれましたが、すぐに亡くなってしまいます。そこで7代目の王を選ぶ選挙が行われました。立候補したのはエマ女王とカラーカウア。僅差でカラーカウアが7代目の王になりました。エマ女王は「カメハメハの花」と呼ばれていました。題名のKe `Alaは、エマ女王を花に喩えていますね。
白の長袖ビクトリアブラウスにティ・リーフのパウ。ブラウスのヨーク部分はレース地。レイはマイレ、ハクとクペエはパラパライ。カメオのブローチをしています。下履きのパウとズボンの赤が美しいです。
細かいモーションもよく合っています。よく練習してきているのがわかる演技です。ただ、カイ・ステップの時に、上げた足を後ろの折り込むオラパが数人いるのがもったいないですね。隊形変換を何度も入れて難しい演出になっています。

17 Halau Hula Ka Lehua Tuahine - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「Kahuli Ka`ena」
これもヒイアカの旅もの。ヒイアカがオアフ島ポーハーケアでオリを唱えた時、ペレが流した溶岩によって友人ホーポエやレフアの林が壊滅したのを見ます。この場面を描いた歌はいくつかありますね。
クム・ヒヴァ、いつもきれいですね。
赤銅色の巻きブラウスとパウ。溶岩の色ですね。下履きスカートはオアフ島を表す黄色。レイは何だろう。よく見えませんが、黄色い小さな花が入っていますね。葉っぱからすると、海辺で咲く花と思われます。ハクとクペエはパラパライ。このメンバーは身長差がありますね。こういうメンバーの構成だと、身体の高さを合わせるのがとても難しいです。カイの最初のポーズでオラパの1人が、スカートとクペエが引っかかってしまいました。
途中でテンポが変わるという難しい演出。上半身の使い方がこのハラウのクム独特です。顎の角度がもう少し揃うと良いのですが・・・。難しい上半身や腕の角度、身体の高さはよく合っています。

18 Ke Kai O Kahiki (Kane) - Kumu La`akea Perry
「Ua Nani Kaua`i I Ka `Ehu Kai」
カウアイ島の王マノカラニポーに捧げられた歌。カウアイ島の美しさが描かれています。この歌の作者は、このハラウのクムのクム、故オブライアン・エセルがかつて率いていたNa Wai `Eha O Punaのメンバーだったそうです。
紫のマロ。ベージュの柄が入っています。下履きのマロはくすんだ緑。レイとハク、クペエはパラパライ。それにしても、このハラウのオラパは本当にマッチョですねぇ。みんな、首が太い。よくトレーニングしているのでしょう。
カイからものすごくダウン。それで移動をかけているので技術点がかなり上がりますね。スピーディでハード。後半、下手側のオラパ2人が少し遅れます。ホイもやはり同じ人がわずかに遅れます。エネルギッシュで、カネらしいカヒコですね。

19 Halau Hula Olana - Kumu Howard & Olana Ai and Shelsea Ai Apana
「Hanohano Hanalei I Ka Ua Nui」
カウアイ島の歌が続きます。コンペではおなじみのナンバー。カラーカウア王の妻、カピオラニ女王に捧げられた曲です。カピオラニ女王は、カウアイ島の出身です。この曲はカウアイ島の各地の美しさを描いています。
クム・シェルシー、お母様に本当によく似てきましたね。このクムの現役時代は私と重なっています。その頃からお母様に似ていましたが。
黄色から赤へのグラデーションのパウ。ブラウスは黄色の長袖ビクトリアブラウス。片手ウリウリです。レイはキーカーとマイレ・ラウ・リイ。ハクとクペエはパラパライ。キーカーのレイは作るのが大変です。思い出したくもないくらい大変です。マイレ・ラウ・リイはカウアイ島が原産地です。
このハラウの片手ウリウリは珍しいですね。最後列のウリウリのフェイスと高さが揃いません。また、ダウンの高さがバラつきます。回転(ターン)を終えた後の顔の角度がバラつきます。振り付けもステップもかなり難しいです。ホイの演出は息が合っていないとできないものでしたが、良かったですね。長く一緒に練習しているメンバーのように感じました。

20 Halau Manaola - Kumu Nani Lim Yap
「He Hele No Kapi`olani」
カラーカウア王の妻、カピオラニ女王の旅の歌です。女王は各島を巡り、人々との交流を大切にしました。この方の旅の歌はたくさんあります。
ゴールドの長袖ビクトリアブラウス。ヨークは薄紫。カピオラニ女王はカウアイ島出身なので、薄紫を入れたのでしょう。下履きスカートはオレンジ、ズボンは薄紫です。珍しくいろいろな色を入れていますが、バランスは良いです。ティ・リーフのパウ。ハクは黄色のレフア。レイは黄色のレイ・フル。レイはマイレ。クペエはパラパライ。髪はお団子。
躍動感あふれるカヒコです。オラパが生き生きと踊っているのが気持ちいいですね。大きな隊形変換も美しいです。ただ、勢い余っているオラパと踊り遅れるオラパがいます。メレの最後に1列目下手のオラパが踊りを間違えてしまいました。ホイでは顎を引いているオラパと顎が上がったオラパが混在してしまいました。ハクをしているとこういうところは目立ちますね。最後まで勢いのあるカヒコでした。

21 Halau Kekuaokala`au`ala`iliahi (Kane) -Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「Nani Wale No `Ulakoheo」
オアフ島ウラコーヘオには、Honolulu Iron Worksという鉄工所がありました。スチームが上がり、大きな機械が動いています。
この曲は上がる蒸気を愛に喩えたラブソングと解釈するクムと、そうでないクムがあります。このクムは前者のようですね。
くすんだ青のマロ。下履きはオレンジ。くすんだ青は鉄の色、オレンジは熱された鉄を表現しています。ハクとレイ、クペエはパラパライ。
ダック・ウォークから始まるカイ。迫力ありますね。オリが1人だけだったので、ジャッジの好みのわかれるところです。ホオイポイポ(ラブソング)らしく、アミが多用されています。これだけアミが入っているとハードですね。しゃがんだ時の上半身の角度に少しバラつきがあります。このメンバーは経験差があるように見えました。今後も楽しみです。

22 Halau Mihala `Ilima - Kumu Mapuana de Silva
「Poli`ahu I Ke Kualono O Mauna Kea」
ハワイ島マウナケア山に住む雪の女神ポリアフの歌です。ポリアフは雪の白いドレスを着た美しい女神として有名です。ポリアフを描いた歌はたくさんありますね。(主に、孤独系)
このハラウが神話ものをやるのは珍しいですね。
白のブラウスに白のパウ。レイはマイレ、クペエはパラパライ。ハクは何だろう。アアリイにしては濃すぎるように思います。小豆色。
パフ。今年はパフが少ないですね。
多用されているのはウリリというステップ。人間の心臓の鼓動を表すステップです。パフのフラにはよく出てくるステップですね。ウリリの時に上げるかかとの高さまでよく揃っています。だからパウの揺れ方もよく揃っています。腕の角度、顔の角度もよく合っています。おとなしめの演技に見えると思いますが、基礎力が高くないとできないフラです。これは減点が少ないですね。

23 Halau Na Lei Kaumaka O Uka - Kumu Napua Greig
「Ke Ahi A Lonomakua」
火の女神ペレと豊穣の神カマプアアの愛の話です。カマプアアは8つの目を持つイノシシ豚で、普段はハンサムな男性の姿をしています。元々、じめじめした肥沃な森を好む豚と、火をつかさどるペレでは、その関係はなかなかうまくいきません。Lonomakuaというのは火の神で、ペレはその神に願ってカマプアアの森を焼き払いました。因みにこの2人の間には女の子が生まれています。
パパヘヒ(踏み板)とカラアウを使うようです。今年は2ハラウ目ですね。
白のタイトなブラウスに赤のパウ。パウには山を表すタパ柄がついています。ハクとレイ、クペエはパラパライをベースに赤っぽい花が入っています。何だろう。リコレフアのように見えるのですが。
半円を描くような隊形で踊っています。珍しいですね。こういう隊形だとバラつきが目立ちません。前半、かなり踊り急いでしまったオラパがありましたが、こういう隊形だと目立たないです。パパヘヒの使い方は単調ですが、カラアウの方はかなり大きく使っていて迫力があります。ホイの最後にダック・ウォークを入れました。パパヘヒを使ったフラは当然ですが移動がないので単調に見えますが、最後のホイで動きをうまく出してきました。うまい演出ですね。

24 Halau IKa Wekiu (Kane) - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang
「Aia `O `Awini Pali Ali`i Hula`ana」
カメハメハ1世の誕生にまつわる話。題名にある`Awiniとはハワイ島コハラ地区の地名で崖があります。ここでカメハメハ1世は隠されて育ちます。カメハメハ1世が生まれる時「ハワイを焼け野原にする子が生まれる」とカフナ(祈祷師)達はその誕生を強く反対しました。プログラムにはカメハメハ1世の名前はありませんが、その子供の名前を「Pai`ea」と書いています。が、このPai`eaはカメハメハ1世の正式名の一部です。ここらへんが、にくいですねぇ。わかる人にしか、わからん、という書き方です。メリーモナークならでは、ですね。
白に黄色と茶の模様入りのマロ。この模様は稲妻と山を表しています。ハクはリコレフア。レイとクペエはパラパライ。
カイは時間差を使い、ウリリステップで迫力を出しています。身体の角度、腕の角度など細かいところまで非常によく合っています。アミ・ククもよく揃っています。カメハメハ1世のものは野性的なフラになっていることが多いですが、このハラウのものは品がよく、清潔感ある振り付けと演出でした。「余分なことをしない」という、ある種の潔いフラだったような気がします。良かったです。

25 Halau Ka Lei Mokihana o Leina`ala - Kumu Leina`ala Pavao Jardin
「No`eno`e Maika`i Ke Aloha」
緑豊かなカウアイ島を描いています。カウアイ島のハラウならではですね。マカナ岬のラウアエ、香りの良いモキハナ、カウアイ島は別名ガーデン・アイランドと呼ばれています。
このクムは私の先代のクム、レイ・フォンセカからウニキを受けています。
白の長袖ビクトリアブラウスに紫のパウ。イプヘケを使うようです。ハクとクペエはパラパライ。レイはマイレ・ラウ・リイと黄色と緑のプアマナシェルのようです。
かなり大きなイプヘケを使っていますが大きく振りながらのカイは良いですね。普通は踊りに使うイプヘケは小さいのを使わせるのですが、このメンバーはかなり大きなサイズを使っています。これだけで加点されます。大変な大人数のノホ・フラですが、音・声ともよく揃っています。普通はこれだけ広がっていると、声と音がずれるのですが、非常によく合っています。時間差、バックベントとも技術をしっかり見せる演出になっています。ノホの状態でのアミも技術点を上げる効果があります。ホイもしっかりと大きなサイズのイプヘケを使っての移動。圧巻です。普通はノホだと地味になるのですが、これだけの大人数でイプヘケを使うと迫力がありますね。私はとても好きです。これは点数が伸びそうな予感。

26 Halau Hula `O Kamuela - Kumu Kau`ionalani Kamana`o & Kunewa Mook
「Maika`i Maunawili」
この歌はコンペではおなじみのナンバー。リリウオカラニ王女はこのマウナビリにあったジェイムズ・ボイドの邸宅をたびたび訪れていました。
クム・カウイ、少しふっくらされたような・・・。
黄緑の七分袖ビクトリアブラウスにティ・リーフのパウ。ハクとクペエはパラパライ。レイはマイレとピカケ。人数も多いし、会場はかなり良い香りがしていることでしょう。
爽やかな衣装ですね。レイのピカケがかなり開いてしまっていますね。命の短い花なので仕方ないです。
実に見事に揃っています。このハラウは毎年、本当によく揃えてきますね。見ていない方の腕の角度も非常によく合っています。特にオニウ・ステップの時のティ・リーフのパウの揺れがとても良く合っています。ジャッジをしているクム・エインズリーが、「衣装も音楽。揺れるリズム、葉の広がったりぶつかったりする音、それが見ている者にリズムを感じさせなければならない」とおっしゃっていましたが、それはこういうことなんだな、と感じさせます。

27 Kawaili`ula (Kane) - Kumu Chinky Mahoe
「Ke Kaua O Kepaniwai」
カメハメハ1世のマウイ島での戦いの歌。戦艦をマウイ島に乗り付けたカメハメハ軍はマウイ島の酋長カラニクープレの軍隊をイアオ渓谷に追い詰め、勝利します。この時、イアオ渓谷は血で真っ赤になった、と言われています。
黄色に赤の柄入りマロ。青の縛り布。ハクとレイ、クペエはクペエ・シェル。またもやカラアウとパパヘヒ。この道具は、これで今年は3ハラウ目です。
人数の割にオリが大きい。迫力ありますね。7人しかいないとは思えない。カイからカラアウをしっかり使っています。クムが舞台正面の真ん中で、オラパの前でホオパア。珍しいです。ホオパアもフラの演技の一部、という考え方なのでしょう。ただ、ジャッジの好みはわかれるところです。
こういうパパヘヒの使い方は、私の先代クム、レイ・フォンセカもやっていました。クイで移動して、またパパヘヒの所へ戻ってくる、という使い方。うっかりするとパパヘヒを蹴っ飛ばしてしまうので、実はかなり難しいのです。こういうところで技術点が上がってきます。体格差がかなりありますが、カラアウの角度も非常によく合っています。よく訓練している、という印象です。

28 Halau Hi`iakainamakalehua - Kumu Robert Ke`ano K`upu Ⅳ & Lono Padilla
「Nahi`ena`ena」
題名のナーヒエナエナとは、カメハメハ1世とケオプオラニ(第一王妃)の間に生まれた女の子の名前です。後のカメハメハ2世・3世の妹に当たります。ナーヒエナエナはカメハメハ3世と深く愛しあっており、将来結婚する予定でしたが、この時代にハワイへやって来たイギリス人宣教師によって血族結婚を禁止され、ウィリアム・レレイオホクと結婚します。亡くなったのはわずか21歳。カメハメハ3世の悲しみはたいそうなものだった、との記録も残っています。
白のカボチャブラウスに白のパウ。パウにはタパ柄がついています。下履きのスカートはオレンジ。レイは輪にしたマイレ、クペエはパラパライ。ハクはイリマ。王族の象徴ですね。この時代の流行で、ハクはかなり小さな輪です。また、髪を細かく縮れさせて広げるのもこの時代の特徴です。
またもやカラアウ。パパヘヒを使わないので、短めのカラアウです。これだけ短いカラアウだとノホかな・・・と思ったら、やはりノホですね。
上半身の角度もとてもよく合っています。ローリングも入れています。上半身の角度はとても難しい角度を取っており、後ろ向きになる隊形も取っています。これは難しいですね。これだけ難しい演出ですが、とてもよく合っています。ノホは普通地味で、点数が抑えめになることが多いのですが、これは減点するところはなく、加点もかなりされそう。ただ、同じ道具が今年は何度も出てきているので、そこは不利になりますが・・・。

29 Ka La `Onohi Mai O Ha`eha`e - Kumu Tracie & Keawe Lopes
「He Inoa No Kalani」
カラーカウア王の妻カピオラニ女王の甥(妹の子)であるデビッド・カヴァーナナコア王子に捧げられた歌。オアフ島ヴァイアールア地区の美しさを描いています。いろいろな地名が出てきます。
水色の七分袖ビクトリアブラウスに青のパウ。イプヘケを使います。レイはパラパライとアアリイ。ハクとクペエはパラパライ。
イプヘケも2ハラウ目。今年は道具が重なりますね。昨年はやたらとウリウリが多かったような。
出だしで少し音がバラつきましたが、その後は良い感じです。上げたイプヘケの高さが少し合いません。上げた腕の角度も少し差があります。身長差が激しいのでしょうか。イプヘケを床につける時も持ち上げる高さがバラつきます。上半身の角度はよく合っています。

さて・・・どこが入賞するのでしょう。
私の予想は、ものすごく当たる年もあれば、サッパリの年もある。今年はどうだろう・・・。

さて、明日はアウアナです。
明日も楽しみです!
お時間のある方はまた明日もお付き合いください。

メリーモナーク2018 グループ・カヒコ前半

グループ・カヒコ前半の解説をします。
なお、この解説はあくまで私の「ご勝手解説」であり、私の個人的見解・意見です。クムの意図とは違うこともあると思いますので、どうかご了承ください。
あくまで、「メリーモナークを楽しく鑑賞する」ということの、ちょっとしたエッセンスになれば・・・というものです。
また、このサイトではカハコー(母音の上の横棒)が表記できません。あしからず、ご了承ください。

1 Ke`ala `o Kamailelauli`ili`i - Kumu Kamaile Hamada
「Kunihi Ka`ena Holo I Ka Malie」
ヒイアカもの。カウアイ島の王子ロヒアウをキラウエアへ連れ帰る旅の話です。プイリを使うようです。
薄茶のトップにグレーのパウ。レイはマイレとパラパライ、ココはレッド・ティでしょうか。オリがコーラスになっていて美しいです。
パイは3人、クムは歌うのみのようです。プイリを持っていますがカイでは使いません。メレはノホ。スピーディですね。肩から下でプイリを使うのはよく角度が合っていますが、頭上にプイリを上げた時、プイリの角度が合いません。ただ、これだけスピーディなので、角度が合わないことも気になりません。ホイではオラパもパイもクムも同時に下がりました。面白い演出です。なかなか良い演技でしたね。ワシントンからの出場は初めてだそうです。

2 Halau Hula Keali`i O Nalani - Kumu Keali`i Ceballos
「A Nana`i Ka`ulahea」
ペレの旅の話です。タヒチのボラボラ島を他の兄弟姉妹と共に出発したペレ一行はラナイ島のポリフアで休憩します。その浜辺にはたくさんのウミガメがいる、と歌っています。
久しぶりにこのクムを見ました。少しお痩せになったような・・・。そして髭を生やされたのですね。深い赤のブラウスとパウ。パウに付いている模様は海辺の岩を表現していますね。ハクとクペエはハウ。レイはマイレ。髪をお団子にしていますが、果たしてこの時代に合うかどうか、ウミガメの頭をイメージしたのでしょうか。ジャッジの意見の分かれるところでしょう。
頭を前傾して下げる仕草はウミガメを表現していますね。こういうモーションは、ハクを落としそうでコワイです。誰も落とさなくて良かったですが、もし落とすと、大変な減点になります。下げた頭の角度がかなり乱れましたが、リスクの高いモーションなので減点は少ないでしょう。ホイの移動がきれいでしたね。

3 Halau Hi`iakainamakalehua (Kane) - Kumu Robert Ke`ano K`upu Ⅳ & Lono Padilla
「He Mele Inoa No Kalakaua」
この曲は、ディズニー映画リロ&スティッチで聞いたことがある人も多いと思います。ケイキ達が踊っているのは何度か見ましたが、カネが踊るのを見るのは初めてです。
カラカウア王に捧げられた曲ですね。
故クム・レイフォンセカ(私のクム)が30年前にメリーモナークで演じたナンバーだそうです。その頃のことは私は知りません。そうなんですね~
王族のナンバーらしく、ブルーの長袖スタンドカラーのブラウス、ハクとパウ、クペエはハウ。レイは赤と黄色のレイ・フルとマイレ。カラカウア王が生まれたとき、虹が出たと言われています。(リリウオカラニも) ブラウスの青、レイ・フルの赤と黄色で虹の3原色を表現していますね。
カイの移動距離も十分です。正確なステップ。クイで上がる足の高さや角度もよく揃っています。2列目上手のオラパが少し遅れます。後半、3列目の2人のオラパの頭の顔の角度が合いません。ハクをしていると頭や顔の角度がとても目立ちます。まだ若いオラパが多いので、今後も楽しみですね。

4 Hula Halau O Kou Lima Nani E - Kumu Iwalani Kalima
「Ko Hilo Ua Kiahaki」
このハラウに捧げられた曲だそうです。雨の中で踊るように動くレフアの花を、ハラウのダンサー達に喩えています。
パパヘヒ(足で踏む板)とカラアウを使っています。カヒキラウラニにいたノエアウがホオパアに出てきました。ちょっと大きくなったような・・・。彼はクム・イヴァラニの甥です。
赤の巻きブラウスとパウ。レイとハク、クペエは全部パラパライ。シンプルな衣装です。カラアウを使いながらのオリ。オラパが若いですね。2列目下手のオラパの頭の角度が合いません。パパヘヒの音はとてもよく合っていますね。歌いながら、パパヘヒを使いながら、カラアウを叩きながら。これは本当に難しいです。特に、パパヘヒを踏みながらアミをするのは大変なのです。パパヘヒの場合は道具が難しいことから、多少の乱れは減点されません。昔、パパヘヒはホクラニ・デ・レゴというクムのハラウが得意でした。多少の乱れはあるものの、あの難しいプログラムをよく演じました。

5 Halau Na Mamo O Pu`uanahulu - Kumu William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lopaka Igarta- De Vera
「O Kauhike`imakaokalani」
ヒイアカの旅を描いたもの。カウアイ島の王子ロヒアウを迎えに行く旅の途中、オアフ島に上陸したヒイアカは先祖であるKauhike`imakaokalaniに会います。彼はペレがハワイ島に到着した時にそれを見守ってくれていたご先祖様。ヒイアカは彼に敬意を込めたご挨拶をする・・・という内容。
クム、ちょっとふっくらされたような・・・
黄色の巻きブラウスとパウ。パウの黄色の生地にはグレーの地模様が入っています。おしゃれ。ハク、クペエはパラパライ、レイは短めのマイレ。クムが身につけているレイはククナオカラーです。いやはや、これもまたおしゃれですね。
大人数ですがよく揃っています。アミとウエヘが多く、それがアピールできる衣装です。身体の角度、顔、腕の角度とも、スピーディなテンポですが非常によく揃っています。これは減点が少ないでしょう。良い演技でした。

6 Halau Hula `O Napunaheleonapua (Kane) - Kumu Rich Pedrina
「He Mele No Kuali`i」
戦士もの。モロカイ島の酋長達は長らく争っていた。題名のクーアリイというのは伝説の戦士の名前で、彼はモロカイ島の南部の酋長に仕えていました。カラウパパの地でクーアリイ率いる部隊が勝利した、という話です。
クリーム色のマロ。腰に2重に巻かれた紐はヒロ・スタイル。ハクは葉をかなり長めに出したパラパライ。レイとクペエもパラパライ。
カイで見せた腕のモーションはカヌー。人数は少ないですがクイが力強く、カネらしいです。途中、2列目のオラパの腕の角度が合わなくなってしまいました。また、クペエの落下が多いです。5人のオラパで合計5つのクペエが落下してしまいました。こんなにクペエの落下をメリーモナークで見るのは珍しいです。レイやクペエ、ハクの落下はかなりの減点になります。実は、「出ない方がまし」なくらい、減点されるのです。クイが多用されるプログラムだと、こういうところが難しいですね。また、最後のポーズで1列目下手のオラパがバランスを崩して手をついてしまったのがもったいないですね。

7 Halau o Ka Ua Kani Lehua - Kumu Jonny Lum Ho
「Kaka`ikahi Ka Manu `O`o」
ハワイ島プナのオーオー鳥を描いています。オーオー鳥は、黒い羽根の下に黄色の美しい羽根を持っています。白い長い羽根も持っています。ミツスイ鳥の1種なので、くちばしがカギ状になっています。絶滅種。
黒のサテンの長袖ブラウスとパウ。パウの端は黄色。レイはパラパライと黄色のレフア、ハクとクペエはパラパライ。ブラウスの胸の横と耳の辺りに黄色の羽根。オーオー鳥らしいです。大人数ですが揃っています。後半、3列目と4列目のオラパの何人かが上半身と腕の角度が揃わなくなりましたが、アンクル・ジョニー独特の振り付けで見応えがありました。メリーモナークでは、黒無地の衣装は禁止されています。なので、パウの裾の黄色のパイピングと胸の羽根を付けたのでしょう。

8 Halau IKa Wekiu - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang
「Lei Ku`i Hala A Ka Makani」
カメハメハ1世の妻、カアフマヌ王妃(第一王妃ではありません)に捧げられた曲。カメハメハ1世逝去の時に王妃が身につけていたのはハラのレイでした。意外と知られていませんが、ハラのレイは「死」の象徴です。ハラのレイは作るのがものすごく大変です。
黄色のかぼちゃブラウスとパウ。パウには王族のフラらしく、赤の模様が入っています。この濃いめの黄色はハラの実の色を表現していますね。採って3日目くらいのハラの実がちょうどこのような色です。レイとクペエ、ハクはパラパライ。羽根の付いていないウリウリを使っています。ウリウリは羽根のない物の方が、振るバランスが難しいのです。クム・マイケルのことなので、これも全部オラパによる手作りでしょう。前回よりも人数が多いような・・・。シンプルで品のある振り付けが、この大人数を引き立てています。ウリウリの角度もとてもよく揃っています。また、乱れの目立ちにくい衣装で、とてもよく考えられたプログラムになっています。ホイもシンプルな動きの中に一体感をうまく出していました。これは減点が少ないですね。

9 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka La (Kane) - Kumu Kaleo Trinidad
「Eia Hawai`i」
古代の船旅を描いています。有名な酋長モイケハがカヌーでハワイ島に近づいた時にナビゲーターのカマフアレレらが自然発生的に作った歌。
このハラウは船ものが好きなのかしら。よく船ものをやっていますね。
クム・カレオは私の現役と時代がかぶっています。なんだか。貫禄が出てきました。
ティ・リーフのパウ、レイとハク、クペエはパラパライ。ラウ・ハラの敷物を持っています。オリにメロディーがついています。ここまでで初めてのフラ・パフ。
プニウを使いますね。膝に結びつけるところからやっています。かなりの大人数なので、音や声を合わせるのが難しいですね。大人数だと、下手側と上手側、最前列と最後列が微妙に音声がずれるのですが、そこはさすがに上手いですね。途中、上半身の角度が合わないところがありました。特にバック・ベントの角度が合わないオラパが何人かいます。オラパに経験の差があるのでしょうか。ホイのアップダウンにかなりの演出効果がありました。減点を減らす、というよりも、加点を狙うプログラムになっていました。

10 Kawaili`ula - Kumu Chinky Mahoe
「Ka Pua Kalaunu O Ka Lahui」
リリウオカラニが王女だった頃の旅の話。リリウオカラニ王女がオアフ島を巡りました。王女は各地で歓迎されました。Kalaunuというのはクラウン、王冠。Lahuiは人民のことです。メリーモナークでは、「カヒコ」の定義を「カラーカウア王以前」にしています。だから、カラーカウア王の時代が一番新しいカヒコになるわけで、その当時はリリウオカラニは女王ではなく王女。カラーカウア王の死後、リリウオカラニは女王になります。だからメリーモナークのカヒコ部門では、「リリウオカラニ王女」の歌はあっても「リリウオカラニ女王」の歌はありません。
王族らしい紫のパウ、ベージュの七分袖ブラウス。ブラウスのヨークはパウと同じ紫。袖のふくらみが当時の流行を表現していますね。レイ、ハク、クペエはパラパライ。ハクは長めに葉を出しています。クムのレイはクラウン・フラワー。とても良い香りがします。(その分、虫がよくつく)
手拍子(パア)を使いながらのカイ。かなりスピーディなテンポですが、ステップが正確でよく揃っています。オラパは7人ですが、経験差があまりないように感じました。よくまとまっています。人数が少ないのは不利ですが、減点は少ないでしょう。

11 Halau Ka Liko Pua O Kalaniakea - Kumu Kapua Dalire-Moe
「Hanohano Kaua`i I Ka Malie」
定番のナンバーです。題名のとおり、カウアイ島の美しさを描いています。
クム・カプアはお母様に本当によく似てきましたね。水色のパウに白の巻きブラウス。パウが柄と生地の色がグラデーションになるように工夫されています。ハクとクペエはパラパライ。ハクは葉が長めに出してあります。今年はこういうのが多いですね。レイはアアリイです。熟してくるとクリーム色から小豆色に変わっていきます。
カイからバックベント。パウの一番上の生地(カパ布を模した不織布と思われる)がめくれてひっくり返ったオラパが2人。これは減点対象になります。もったいないですね。
アミのタイミングと角度がよく揃っています。またそれをアピールする衣装でした。ここ数年の中で一番良かったように見えました。ホイのチャントはこのハラウ独特の半音上がった歌声。全体にさわやかな印象です。

12 Halau Na Mamo O Pu`uanahulu (Kane) - Kumu William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lopaka Igarta- De Vera
「Hulihia Ke One Kahakuloa」
ヒイアカの旅もの。カウアイ島の王子ロヒアウと共に姉ペレの待つキラウエアへの旅をするヒイアカ。しかしこの2人は恋に落ちてしまいました。ペレの嫉妬・激怒を鎮めるため、ロヒアウ王子の従者がこの曲を歌いました。
今年はヒイアカの旅ものが多いですね。ここまでで3曲目です。
溶岩を表現した赤のマロ。黒っぽい模様が入っていますね。全員でホラ貝を吹いています。ステージ下から演技を始めています。レイはワヒネと同様、短めのマイレ。ハクとクペエはパラパライ。
これはカイから完成度が高いですね。かなりスピーディ。その分、遅れもわかってしまいます。途中から3列目真ん中辺りのオラパが遅れ始めました。しかし最後のホイまで迫力たっぷりに踊っていました。遅れやバラツキの減点もあるでしょうが、加点も結構ありそうです。個人的には、私はこういうのは好きです。

13 Halau o Ka Hanu Lehua - Kumu Kamaka Kukona
「`Auhea Wale `Oe E Sweet Moonlight」
カヒコの題名に英語が入っているのは珍しいですね。これは愛の歌です。
森の奥深くで恋人が愛を交わしています。パラパライとマイレの香りが2人を包み込みます。そこに月光が降り注いでいます。意外ですが、ここまでで初めての愛の歌。
チャコールグレーのブラウス。ヨークと袖がレース地。薄いグレーのパウ。月夜の色を表現していますね。カメオのブローチをしています。レイはピンクと白と黄色のロケ?
ハクとクペエはパラパライ。髪はお団子にしています。
腕の角度がとにかくよく揃っています。こういう濃いめの色のブラウスだと腕の角度が目立ちます。愛の歌らしく、にこやかに踊っています。振り付けも優しいですが、止める位置と角度がよく合っていて、メリハリが効いています。全体におとなしめの演技ですが、その分、減点は少ないように思います。グループの演技らしいフラでした。

14 Halau Kekuaokala`au`ala`iliahi -Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「He Ma`i No Emma」
フラ・マイ。フラ・マイとは、王族の子孫繁栄を願う歌です。エマとは、カメハメハ4世の妻、エマ女王のこと。このご夫婦は男の子を亡くしています。
昨年と一昨年はエマ女王の歌がものすごく多かったのですが、今年はこれが初めての登場。
白の長袖ビクトリアブラウス。パウは黄色のオラパと暗い赤のオラパがいます。いずれも王族の色ですね。レイは黄色のレイ・フル。ハクとクペエはパラパライ。王族ものらしく、髪はお団子。
シンプルな動きで品があります。オラパが何度もウエストの下あたりで両手を揃えているようなモーションがありましたが、それがフラ・マイの特徴です。あれは「おへそ」を表しています。お母さんと赤ちゃんがへその緒でつながっている・・・子孫繁栄を願う、ということです。
濃い色(暗い赤)のパウはステップを重く見せます。一方、明るい色(黄色)のパウはステップを軽快に見せます。それが混在しているわけですから、これは難しい演出ですね。審査員の好みのわかれるところでしょうが、私自身はよくまとまっていたと思います。

15 Kawai`ulaokala (Kane) - Kumu Keli`iho`omalu Puchalski
「He Mele No Kiha A Pi`ilani」
キハ・ア・ピイラニは、マウイ島の酋長の名前です。その血脈について歌ったもの。彼は兄からマウイ島の王を引き継ぎました。子孫繁栄を願っています。
このハラウは昨年、初出場で入賞しました。
濃いピンクと黄色のマロ。古代のマウイ島を表現しています。マロの模様は「ウニ」ですね。レイとハク、クペエはパラパライ。
カイのキーハーパイ・ステップが、座りそうな高さです。これはハードですね。見ていない方の腕の角度が少しバラつくところがありますが、全体によく揃っています。よくトレーニングされているという印象ですね。後半、最後列のオラパ2人が疲れたのかクイの上がる足の高さが足りなくなってしまいました。とはいえ、最後まで迫力たっぷりで、腕や頭の角度もよく揃っていました。ホイもスクワットを入れ、かなりハードです。これは技術点がかなり出るでしょう。

ただ今、途中休憩時間に入りました。
引き続き、後半戦です!

posted by プアアカハイ at 15:52愛知 ☁Comment(0)日記

メリーモナーク2018 グループ・カヒコのラインナップ

いよいよ、グループ・カヒコですねぇ。
ワクワクしますねぇ。
昨日のミス・アロハ・フラは、ずっとかじりついて見ていた母によると、カムエラが久しぶりに取ったようですね。

今日はグループ・カヒコ。
まずは、ラインナップを紹介します!
なお、このサイトでは、カハコー(母音の上の横棒)が表記できません。あしからず、ご了承ください。

1 Ke`ala `o Kamailelauli`ili`i - Kumu Kamaile Hamada

2 Halau Hula Keali`i O Nalani - Kumu Keali`i Ceballos

3 Halau Hi`iakainamakalehua (Kane) - Kumu Robert Ke`ano K`upu Ⅳ & Lono Padilla

4 Hula Halau O Kou Lima Nani E - Kumu Iwalani Kalima

5 Halau Na Mamo O Pu`uanahulu - Kumu William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lopaka Igarta- De Vera

6 Halau Hula `O Napunaheleonapua (Kane) - Kumu Rich Pedrina

7 Halau o Ka Ua Kani Lehua - Kumu Jonny Lum Ho

8 Halau IKa Wekiu - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang

9 Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka La (Kane) - Kumu Kaleo Trinidad

10 Kawaili`ula - Kumu Chinky Mahoe

11 Halau Ka Liko Pua O Kalaniakea - Kumu Kapua Dalire-Moe

12 Halau Na Mamo O Pu`uanahulu (Kane) - Kumu William Kahakuleilehua Haunu`u "Sonny" Ching & Lopaka Igarta- De Vera

13 Halau o Ka Hanu Lehua - Kumu Kamaka Kukona

14 Halau Kekuaokala`au`ala`iliahi -Kumu Haunani & `Iliahi Paredes

15 Kawai`ulaokala (Kane) - Kumu Keli`iho`omalu Puchalski

(Intermission)

16 Halau Hula O Kauhionamauna -Kumu Theresa Kauhionamauna Ramento Tehiva

17 Halau Hula Ka Lehua Tuahine - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval

18 Ke Kai O Kahiki (Kane) - Kumu La`akea Perry

19 Halau Hula Olana - Kumu Howard & Olana Ai and Shelsea Ai Apana

20 Halau Manaola - Kumu Nani Lim Yap

21 Halau Kekuaokala`au`ala`iliahi (Kane) -Kumu Haunani & `Iliahi Paredes

22 Halau Mihala `Ilima - Kumu Mapuana de Silva

23 Halau Na Lei Kaumaka O Uka - Kumu Napua Greig

24 Halau IKa Wekiu (Kane) - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang

25 Halau Ka Lei Mokihana o Leina`ala - Kumu Leina`ala Pavao Jardin

26 Halau Hula `O Kamuela - Kumu Kau`ionalani Kamana`o & Kunewa Mook

27 Kawaili`ula (Kane) - Kumu Chinky Mahoe

28 Halau Hi`iakainamakalehua - Kumu Robert Ke`ano K`upu Ⅳ & Lono Padilla

29 Ka La `Onohi Mai O Ha`eha`e - Kumu Tracie & Keawe Lopes

生中継サイトはこちらです。 → K5

放映は午後1時頃からです。

前半が終了次第、各ハーラウの熱戦の模様を解説します!
posted by プアアカハイ at 12:49愛知 ☁Comment(0)日記

いよいよ、メリーモナークです!

いよいよ、メリーモナークです!
ワクワクしますねぇ。
今年は所属しているカヒキラウラニが出場しないので、冷静に見られそう。

メリーモナークのスケジュールは・・・
日本時間で、
4月6日(金)午後1時から ミス・アロハ・フラ
4月7日(土)午後1時から グループ・カヒコ
4月8日(日)午後1時から グループ・アウアナ
です。

生中継サイトは・・・
K5 hometeam → メリーモナーク生中継

金曜日はレッスンと父の通院があって見られないけど、土曜・日曜のグループはしっかり見て解説しますよ~
昨日、グループ・カヒコとグループ・アウアナのエントリー曲の下調べを終えました。まるっと2日間かかってしまいました・・・。
今年はおなじみのナンバーが多いようです。
ここ数年の特徴として、カヒコ・アウアナともカウアイ島のものが多いです。また、今年のアウアナはスタンダード曲が多くなっていました。クアナ・トーレスの曲もたくさんありました。
「聞いたことがある!」という曲がちょいちょい出てくると思いますよ。

生中継サイトを調べていたら、どうやら今日午後2時から4時まで、メリーモナーク・バックステージという番組をやるようです。
私はレッスンで見られませんが、興味のある方はぜひご覧ください。いろいろなクムが、今年の演目について語ったり、オラパがリハーサルしていたりトレーニングしている様子が放映されると思います。
ご覧になるには、上記の生中継サイトをクリックし、真ん中に出る画像の枠の中の「横向き三角(再生マーク)」をクリックしてください。

メリーモナークは、フラ最高峰の大会です。
興味のある方はぜひご覧ください!