抜糸

昨日、無事に抜糸した。
私は傷口を見ていないのだけれど(後ろの首なので、見えない)、医師や看護師の談によると、「ものすごくキレイだよ!」だそうだ。
今朝、貼ってある絆創膏のあまりのかゆさに、ちょびっと、めくってみた。
母曰く、「赤くもなってないし、もう肌色だよ。ケロイドにもなってないし、伸びたら、髪の毛に隠れるよ。」らしい。
そう、私がケロイド体質でないのは、26年前の手術で実証済みだ。
医師は抜糸する時、
「痛いからねぇ~ 我慢してね~ はい、リラックスして~」
と言ったが、私にとってはサージカル・テープのかゆみの方がひどかったので、ちっとも痛くはなかった。
「あと、1針分ね~」
と、イチイチ実況中継してくれるが、こちとら、痛みも恐怖もない。ただただ、かゆいのだ。

「かゆい」というのは、「痛い」よりも耐えがたい。
昔、中世ヨーロッパで行われていた拷問にも、「くすぐりの刑」というのがあったらしいが、それは大いに理解できる。
実に、かゆみと戦った12日間だった。

青々と剃り上がっていた頭部面積の4分の1は、既に「つまめる」くらいの髪が生えてきている。
なんとなく、カワイイ手ぬぐいで覆ってはいるが、見て気がつかない人もいるだろう・・・ぐらいの感じになっている。
傷がキレイにひっついたのも、髪が順調に伸びてきているのも、すべては母の作る「タンパク質豊富な食事」のおかげだ。太るかもしれんが、フラ・ダンサーにとっては、太ることよりも髪の毛の方が大事なのである。フラは、「太ってもいい唯一の芸術的舞踊」だ、と私は思っている。
とにかく、傷の治りも髪も順調だ。

さて、今週末は新潟へ出張だ。
ANAホテル新潟で行われる「ホテルで楽しむハワイアン」のMCをする。
毎年、この行事を楽しみにご来場くださるお客様方に会える。それは私にとっても、大きな楽しみの一つだ。(新潟のお米も楽しみだ)

髪の毛はこんなんだけど、幸運なことに、残り4分の3の頭部面積にはたっぷりと1メートル近い髪が生えている。髪を下ろしてしまえば、誰もこの傷や髪には気づかないだろう。
・・・ああ、良かった。
とりあえず、そうは言っても、「剃り跡隠し用」の帽子を用意した。
あの、チェーンの、「ア○ホテル」の社長がかぶっているような帽子だ。(実は私はかなりの数の帽子を持ってる)
気に入って買った帽子なのだが、あまりの派手さに、「フツーにかぶれん帽子」と位置づけられている、なかなか登場の機会のない帽子だ。
新潟会場・名古屋会場でお会いできる皆さん、私の「ア○ホテル社長帽子」を楽しみにしていてください!

生えてきた~!

緊急の手術から、今日で1週間。
もう、そんなに経つんだなぁ。
レッスンは昨日から始めた。(今日から盆休みだけど)
今日は父の通院へ、問題なく行った。(父の通院そのものには問題がたくさんあるが)
明日は車の点検と夫の実家のお墓掃除。
まだ、ちょこっと貧血気味なのでフラフラするが、日常生活には問題ない。
・・・っていうか、やることがたくさんあって、のんびり養生なんぞ、しておれん。

抜糸は来週なのだが、先週の診察で医師が、「あ、すごくキレイに治ってきていますよ。ほとんどもう、くっついていますね。もう濡らしても大丈夫ですよ。」とおっしゃった。それ以来、シャワーだけでなく、湯船にも浸かっている。湯船に浸かるようになってから、夜も傷口がひきつれるものの、よく眠れる。
私は元々、ケロイド体質ではないので、26年前の手術痕もなかなかいい感じ(?)なのだが、医師の「キレイにくっついている」の言葉を聞いて、ほっとした。胸の手術痕と違って、首の後ろというのは、いずれアップに髪を結った時に人の目に触れる。

で、手鏡と三面鏡を駆使して傷口を見てみた。
夫は、「アンタ、よく見れるなぁ!」と言っていたが、私は平気なのである。手術も2回目だ。なんてこと、ない。
すると・・・
確かに、医師が言ったとおり、かなりキレイにくっついている。膨れてもいないし、赤くもなっていない。皮膚の色は他の場所と同じだ。
ついでに、髪の生え具合も見てみた。
生えてきてる~! やった~!
ポヤポヤ~とした力ない毛ではない。普通の、黒いしっかりとした毛だ。ちょうど、中学生の男子の刈り上げしたばっかの襟足みたいな感じ。
夫によく見てもらったが、白髪もないようだ。(おかげさまで私は白髪がない)
よく、「円形脱毛症から復帰したら白髪が生えてきた」という話を聞くが、私の場合、脱毛ではなく剃毛なので良かったのか? 毛根を残した状態の剃毛だから、元々生えていたのと同じ、黒髪が生えてきたのか? よくわからないが、ありがたい。

抜糸までは毎日、自分でガーゼを取り替える。
首の後ろなので貼りにくいが、もう大して痛くはないので、傷口を手で触りながら場所を特定してガーゼを貼っている。手で触ったりしていたら、ガーゼの意味がないような気もするが。
抜糸は来週水曜日。
実は私は、抜糸をするのは、ほぼ初めてだ。26年前に手術した時は、当時開発されたばかりの「カニの甲羅から作った糸」で縫われ、抜糸の必要がなかった。勝手に皮膚になってしまう、というものだった。お腹に入れられたドレーン(体液を排出する管)を外した時だけ、普通の糸で縫われて、抜糸された。私は抜糸の経験がそれ以外には、ない。
抜糸が済めば、もっと首の可動域も広がるだろうし、お風呂でももっと洗いやすくなるだろう。
髪も生えてきたし、普通に生活できるのが楽しみだなぁ~
posted by プアアカハイ at 21:52愛知 ☁Comment(0)日記

木曜のレッスンについて

ブログをご覧の方々、生徒の皆さんにはご心配をおかけしています。
また、先週金曜日と今週月曜日の生徒の皆さん、休講になってしまい、申し訳なく思っています。

今週木曜日のレッスンですが・・・
変則実施します。

8月9日(木)午前11時から12時 60歳からはじめるフラ  直美先生の代行レッスン
       午後1時30分から2時30分 中級クラス    休講
       午後3時から4時 上級クラス          通常どおり実施

となります。
セントレアのステージに向けて各クラス頑張っていただいている状況ですが、60歳からのクラスと上級クラスは私がちょっと慌てています。中級クラスはお休みさせていただきますが、上級クラスは実施しますので、
「あ~ 先生、こんなふうだし~ 休みに決まってる~」
と早合点されないよう、よろしくお願いします。
何しろ、上級クラスが取り組んでいる曲は大変に難しく、少しでも先へ進ませておく必要があるのです。
まだ抜糸が先なので、いつものようには動けないけど、基本的に首から下は元気(胃袋も含めて)です。できる限りのレッスンをしますので、ご都合の良い生徒さんはぜひ参加してください。
本来なら中級クラスも実施すべきところですが、まだ、「汗をかいてはいけない」ときつく言われており、長時間のレッスンは難しいのです。
どうかご了承ください。

かゆい

皆さんからご心配いただき、恐縮です。
昨日の夕方、鍼灸院の院長がお詫びに来てくださり、状況について詳しくお伝えできました。
これは賛否両論あると思うのだが・・・
私は、これは非常に希な事故だと思っている。誰も、わざとこうしたワケじゃない。あの日、頭痛がひどかった私に、いつもより深い鍼を刺してくれたのだ。それがたまたま折れただけのこと。鍼が折れるというのは、「ほぼ、ない」と言われている。鍼はもちろん新品だし、消毒されている。脳外科の医師も、「初めてのケース」とおっしゃっていた。まぁ、それくらい、「ないこと」が起きたわけで、これは仕方のないことだと私は思っている。
そもそも、鍼治療というのは、鍼が身体の中に入るというリスクを冒して行う治療で、患者(私)本人が希望しなければ施術されない。私が望んでその治療を受け、それがたまたま・・・という理解をしている。

それに、私で良かったのかな、とも思っている。
これはポーズでも何でもない。
手術経験があり、全身麻酔の経験があり、傷跡が残ることを気にしていない。もしこれが高齢の患者さんだったり、手術が初めてという人だとエライことになっていたかもしれない。
生徒さん達には迷惑をかけたし、たくさん心配もかけてしまったけど、これは運命だ、と思っている。

さて・・・
今、困っていることは、いくつか、ある。
枕を首に当てられないので、眠れない。(傷口のせい)
痰が止まらない。(全身麻酔のせい)
咳も出る。(全身麻酔のせい)
ボルトで頭を固定するために両こめかみに開けた穴(!)が痛い。(手術のせい)
各クラスのレッスンの進み具合が気になる。(レッスンを休んでいるせい)
など。
でも、一番困っているのが、
かゆい
ということだ。

付き合いの長い生徒さんはご存知だが、私はかぶれやすい。
靴下の跡とか、絆創膏の跡とか、蚊に刺された跡とか、いつまでも引きずる。蚊に刺された跡なんぞ、「これは2年前のヤツ」とか、その歴史がわかるくらいだ。
今、私の左腕には7個、右腕には6個、左右の手の甲にはそれぞれ1個の注射痕がある。それがイチイチ内出血しているのだが、そいつがかゆいのだ。
左の二の腕に巻かれていた血圧計(手術後、30分おきに自動で計測されていた)のビニール製のバンドの跡もかゆい。
注射針を固定していた絆創膏など、その形がわかるくらいくっきりと赤くかぶれている。
エコノミークラス症候群防止のために履かされていた異常にきついハイソックスのゴムの跡もかゆい。
気がつくと、バリバリ・・・と血が出るまで掻いてしまう。

もう一つ、かゆい所がある。
髪の毛を剃った跡。
これはものすごくかゆい。
私は26年前に手術した時、胸だったので、剃毛されなかった。胸毛は生えていなかったからだ。ところが同室のおばちゃんは心臓の手術で、大事な所を全部剃毛された。心臓の手術は術後管理が長期間なので、大事な所を剃られるそうなのだ。そのおばちゃんは退院するまでずっと、「かゆい」と言っていた。その時は「ふ~ん、大変なんだなぁ」と思っていたが、頭を剃るというのも大変なんだということを初めて知った。
とにかく、剃り跡がものすごくかゆい。
き~っ
となりそうなくらい、かゆいのだ。

ふと、思った。
お坊さんは、毎日、このかゆみと戦っているのか???
いくら慣れていても、きっとものすごくかゆいのでは???
これって、修行の一つ、という位置づけなんだろうか???
いやはや、お坊さんのご苦労が少しわかったような気がする。

今年還暦を迎えた夫は、頭髪が恐ろしくフサフサである。毎回、床屋さんですいてもらっているくらい、毛量が多い。(その代わり、白髪が多い)
その夫が、「それはさぁ、生えてこようと頭皮が頑張っている証拠だよ!」と言う。
そうなんだろうか。
夫は今まで髪を剃った経験はない。そんな言葉を鵜呑みにしていいのだろうか。
そして夫はこうも言う。
「てっぺんじゃなくて、良かったがや」
はい、確かにそうです。
てっぺんだったらエライことになっとる。どうやっても隠せない。

今は剃った場所と傷口をタオルや手ぬぐいでカバーしている。
汗をかいてはいけないし、剃り跡がチクチクするからだ。
でも本当は・・・
触りたくないのだ。
触るたびに、失った髪の毛を思い出す。ちょこっと、悲しい。
私は元々、物に執着しない性格なのだが、大切にしていた髪の毛のせいか、やっぱりちょっと悲しい。
夫は「若いから、すぐに伸びるよ!」と元気づけてくれる。
う~ん、髪の毛を早く伸ばすよう、タンパク質の豊富な物を食べよう。
ちなみにワカメや昆布は髪の毛とは関係がない。昆布を食べるとハゲない、というのは都市伝説なのである。
髪の毛はタンパク質でできているから、それを補給した方が賢明なのだ。

今日も母がタンパク質の豊富な食事を用意してくれている。
母は、「私がやらねば! 任せなさい!」と張り切ってくれている。母が疲れこんでしまう前に、私が何でもできるようになると、いいなぁ。
しかし・・・
今朝のお味噌汁には、母はまだ迷信を信じているのか、大量のワカメが投入されていたのだった・・・。
posted by プアアカハイ at 17:34愛知 ☀Comment(0)日記

髪の毛の4分の1を失う

金曜日に引き続き、月曜日のレッスンをお休みさせていただきます。
というのは・・・
金曜日の夕方、全身麻酔の緊急手術を受けました。病気じゃないです。事故のようなもの。
昨日のお昼に退院して、今は自宅にいます。で、母と夫をこき使っている。

そもそもの始まりは木曜日の夕方。レッスンを終えて帰宅し、いつもお世話になっている鍼灸院へ行った。
鍼治療で、鍼を首の左後ろに刺してもらっている時に首の中で鍼が折れちゃったのだ。
鍼の先っちょは出ていなくて、中で折れている感じ(らしい)。何しろ後ろの首なので、私自身は状況がわからん。見ていないので・・・。
慌てて自宅へ帰り、保険証を持って近くの整形外科へ。
受付で事のあらましを説明すると、医師が診察室からすぐに飛んできて、
「これはウチでは無理です。すぐに総合病院へ行ってください。」
「え・・・総合病院って、例えば・・・?」
と尋ねると、いくつかの病院を教えてくれた。そのうちの1病院には行ったことがあったので、また自宅へ帰り、診察券にあった電話番号に電話した。
すると・・・
「今日は外科の救急に対応できません」
「え・・・じゃあ、私はどうすれば・・・」迷える子羊状態である。
その受付の人は、
「名古屋市の病院紹介センターへすぐに電話してください」
と、電話番号を教えてくれた。
で、紹介センターへ電話。
「ははぁ~ 特殊なケースですね。大丈夫ですよ。すぐに探します。」
と力強く答えてくださった。地獄に仏、である。
で、電話がつながったまま病院を探してくださり、国立名古屋医療研究センター(昔の国立病院)を紹介してくれた。
我が家から歩いて約15分の道のり。
歩くたびに鍼がいろんなところにぶつかって刺さるのか、ズキズキする。が、首が左右に曲げると激痛があるので車は運転できない。
トボトボと歩いて病院へ到着。
しかし・・・そこからが長かった。

医師の初見の後、レントゲンとCT撮影。ここまでで4時間。
さらに、エコー検査。ここまでで6時間。
どんどん命に影響のある患者さんが運ばれてくるので、私のような状態だと、後回しにされてしまう。仕方ないけど。
その間、首をまっすぐに立てて動かさないようにせねばならず、つくづくも、「体幹がしっかりしててよかったなぁ」と思った。身体ごと倒して水を飲み、背もたれのない椅子で背筋を伸ばしてきち~んと座り続けること、7時間。
日付が変わった午前2時すぎに、担当のER医師が、
「今日は何もできませんので帰っていいですよ」
と、のたまった。
はぁ~! 7時間も待たせたあげく、帰れだと!
首がちゃんとしてたら、私は絶対にキレてただろう。
「来週の水曜日に脳神経外科の外来に来てくださいね」
などと言う。
「このまま来週の水曜日までなんて、待てませんよ! 何とかして!」
と怒鳴った。
さすがに医師もひるんだようで、奥で相談した後、
「じゃあ、明日、皮膚科の外来に来てください」
と言った。はぁ~? 皮膚科~? 皮膚科でいいんかい! いかんだろう、普通!
私に反論されることを想定してか、すでにその手には「外来予約票」を持っている。これしか、方法はありませんよ、という感じ。
夫が病院まで迎えに来てくれたので、仕方なく、病院を後にした。

そして、金曜日。
皮膚科ではやっぱり、「ウチでは無理です」と言われました。
どうやら、鍼は皮膚の表面から深さ1センチの場所から更に首の奥に向かって刺さっているらしい。鍼の長さは4センチ。
ひえええ~ さすがにコワイ。
皮膚科の医師は慌てて、「脳神経外科へ回します!」と言い、車椅子が用意され、脳神経外科へ。
車椅子の座面がへっこむので(私の体重によって)、首がくらくらする。脳外科の待合室で車椅子を捨て、フツーの長椅子に座って待つこと2時間。
脳外科の医師はものすご~くアタマの良さそうな、優しい物言いをする先生だった。
が、結構、私を脅す。
「しびれは左腕のつけ根から左の薬指と小指ですね? もし鍼が一部でも残ると、いずれはこの2本の指は動かなくなりますよ。」
「手術中、鍼が細いので粉々になる可能性があります。その場合は一度、閉じて、来週に再手術ですよ。」
「粉々になった場合、もう一度手術するか、そのまま一生を過ごすか、決めておいてくださいね。」
もう、なんでもいいです。とりあえず、なんとかしてください。
と訴えると、
「う~ん、僕もねぇ、なんとかしたいのですが・・・こういうケースは初めてでねぇ。鉄骨が突き刺さったとか、包丁が刺さったのは経験があるんだけど、髪の毛くらいの細さの異物を取り除いた経験はなくてねぇ。」
「そんなこと言わず、先生、頑張ってください!」
と妙に先生を励ました。

とにかく一刻を争う、ということで、夕方の5時頃から手術ということになった。
私がこの手術で唯一、抵抗をしたのは、
「全身麻酔」
である。
私は26年前、脊髄からの全身麻酔で、あばら骨全部を切断して腫瘍を取り除いている。要するに、開胸手術だ。
全身麻酔だと、その後、痰を吐くのがものすごく大変なのだ。手術そのものよりも、私は「痰を吐くのがつらかった」という印象だ。だから私は、今後絶対に全身麻酔はしない!と決めていた。
が、脳外科の先生は、
「これは局所麻酔では絶対に無理です。痛くて、絶対に動いちゃいますよ。全身麻酔します。」
とにこやかに言う。
はぁ~ また痰を吐くのか~ 三日三晩、痰を吐くのはツライのだが。
ついでに先生はもっとコワイことを言った。
「あのね、頭が動かないように、左右のこめかみに穴を開けてね、ボルトで固定するからね。こめかみにも跡が残りますよ。」
いや、跡が残るのはどうでもいい。何しろ私は身体の正面に巨大なY字の手術痕がある。傷が増えたところで、もうどうでもいい。
でも・・・ボルトで留めるって・・・
「それって、フランケンシュタインみたいな感じ?」
と尋ねると、
「ええ、あんな感じです。手術の最後に外しますから、小笠原さん自身はご覧になれませんけどね」
見なくて、いい!

手術室でもさんざ、
「ああ、大きな手術してるんだね。じゃあ、慣れてるね。」
と言われた。
慣れるか、こんなもん!
でも、初めてじゃないので、手術後のイメージもわかってる。全身麻酔の後の排尿やら、体液の排出やら、痰のことやら、何ができて何ができんのかやら、結構、覚えてる。
いやはや、こういう事故に遭うのが、私でよかったかな、と思う。初めての人だったら、目の玉が飛び出るだろう。死にたくなるかもしれない。ちなみに付き添ってくれている母も、慣れている。何が必要なのか、どういう流れなのか、わかっている。
夫が当直で不在の中、てくてく歩いて、手術室へ入った。

手術室ではいろんなことがあった。
以前は脊髄からの全身麻酔だったので、順序がいろいろ違っていた。脊髄からの麻酔よりも、口からの普通の全身麻酔の方が、臨場感がある。
それについてはまた、後日。

今、私の頭はこんな感じだ。
DSC_0006.jpg

これはかなり、控えめに写してある。当直を終えた夫が病院に来て撮影してくれた。
夫は怖くて凝視できないらしい。

勇気のある方はもう1枚の写真をご覧ください。
見たくない人は、ここまででサイトを切ってくださいね。
DSC_0003.jpg

もっとエグい写真もあるのだが、まぁ、こんな感じだ。
左耳の上からまっすぐ後頭部の真ん中に向かって、そこから直角に折れて、下の襟足に向かって、頭髪が剃られている。
縫ったのは6~7センチらしいので、大手術の経験のある私からすると、大したことはない。
頭髪は、退院する時にブラシで梳かしたら、ザバっと取れた。
髪を頭のてっぺんで結んで手術に入ったので、剃られても、髪は結ばれたままだったのだ。ゴムをほどいたら、大量の頭髪が床に落ちた。
長さ1メートル近い髪なので、ものすごく大量の毛髪に見えるが、全頭髪の4分の1くらい。
母は涙ぐんでいたが、私は手術することがわかった段階で、覚悟していたから、案外、ショックはない。
そう、髪は伸びるのだ!

ただし、2年は髪をお団子にして踊ることはできないだろう。
そり跡も青々していて、血もにじんでいるので、私は見えないし平気だが、見た人はびっくりするだろうな。
しばらくは、これをカバーする方法を考えねば。
今はまだ、剃ったところも痛くてかゆいので、カワイイ手ぬぐいで鉢巻きしている。
でも、髪は伸びるのだ!
それを楽しみにしよう。

・・・というワケで、月曜のレッスンは休講です。
生徒の皆さん、ご迷惑をおかけします。
どうかご了承ください。