メリーモナーク2017 グループ・アウアナ 後半 解説

全部の演目が終了しました!

では、アウアナ後半の解説をアップします。
なお、これはあくまで、私の個人的見解・意見であり、「ご勝手解説」です。間違っていることもあるかと思います。
どうかご了承ください!

グループ・アウアナ 後半

16 Hālau Nā Lei Kaumaka O Uka - Kumu Nāpua Greig
「Maui Nani」
マウイ島のハラウらしい選曲ですね。このハラウでは、カヒコでもマウイ島がテーマでした。
ハレアカラー山、ピイラニ湾、ハナに降る雨が描かれています。
白のビクトリアブラウスでピンクにバラのプリント柄のヨーク。スカートも同じピンクです。レイは勿論ロケ。クラシカルで素敵。
歌っているのはクムです。
カイのポーズが美しい。しかしこのハラウに珍しく、顔の角度だけがばらついています。腕の難しい角度、スピンの時の腕の角度、身体の角度、タイミングなど、きっちり揃っています。とてもよく揃っているのになぜか、顔の角度だけばらつきます。もったいないですね。メレで2列になった時の「見ていない方の手」が見事です。ホイは合唱しながら踊っています。今年はこういう演出が多いですね。

17 Hālau Hula Olana - Kumu Howard & Olana Ai and Shelsea Ai Apana
「Maika`i Ka Makani O Kohala」
「Ka Inu Wai」(風の名前)という別名のある歌です。ウルヴェヒ・ゲレロ氏のCDで聞きましたが、私の大好きな曲です。
コハラとはハワイ島の北端の地区の名前で、カメハメハ1世が生まれた地です。キープウプウという名前の風が強く、ハラやレフアの林があります。私見ですが、この場所はものすごく乾燥していて、目薬が手放せませんでした。(全部の髪が空中に浮いてる写真あり)
紺色のワンショルダーの上見頃に同系色のプリント地のスカート部。レイとココはアークリクリです。この花はハワイ島のワイメアから西にしか咲いていません。コハラもこの花が咲く場所です。
歌っているのはもちろんナタリー・アイ。ちょっと曲のイメージが元々の歌と違うように聞こえます。これはこれで良いのですが。しかし、この方の歌に合わせて踊るのは難しいだろうなぁ。ともすると、歌にフラが負けてしまいそうです。カイとホイ「Aloha E Kohala」ではカジメロの声も混じっています。しかし、ナタリーの声にかき消されそう。なんとも贅沢なミュージシャン陣ですね。
風などの、上の方で腕を使うシーンが多いですが、よく揃っています。濃い色の衣装なので、白い腕の位置や角度がよく目立ちますが、問題なく揃っています。目まぐるしくフォーメーションを付けていますが、うまく隊形変換できています。ダウン・カオがきれいですね。美しかったです。

18 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi (Kane) - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「Honomuni」
ドライブソングです。こういう歌は「ホロホロ・カア」を始め、結構ありますね。
ジープに乗ってモロカイ島を走る、なんてきれいな場所だろう、と歌っています。
薄いグレーの長袖シャツに白のズボン、ティリーフのスカート。レイはククイとタヒチアンスタイルのティリーフ。カイで歌いながら登場。今年はオラパが歌うという演出が多いですね。
歌っているのはライアテアのような気がします。
最終ラインが乱れます。ちょっと踊り遅れる人がいますね。ティリーフのスカートの重さで、身体の細いオラパがアミの時に上半身が振れてしまいました。しかし目立つレベルではありません。経験差があるようです。このハラウは世代交代があったのかな。とても若いオラパがいますね。
ドライブソング独特の、楽しいアウアナでした。

19 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「Hanohano Hale`iwa」
後半に入って、ずっと「場所の歌」です。
オアフ島ハレイワにあったハレイワ・ホテルを讃えています。この歌の別名は「Hale`iwa Hotel」。なんと10番まである曲です。そう言えば、「ロイヤル・ハワイアン・ホテル」も長い曲でしたね。いずれもホテルのオープンに発表された曲です。
赤のオフショルダードレス。クラシカルなレース地の大きなフリルが付いています。スカート部は赤とベージュのジャガード生地。このハラウはこういう大きなフリル付きのオフショルダードレスが多いですね。レイはケニケニ。
カイを歌っているのはカジメロですね。メレはケオア・コスタの声。
カイからメレへの変換のつなぎのタイミングが絶妙。非常に良いです。
塊になったまま、長い距離を移動していますが、乱れがありません。長距離の移動でも、間隔が一切乱れない。これは大きな加点ですね。このハラウ独特の大きな腕回しのようなモーション、スカートを広げるモーションの角度・タイミングが素晴らしくよく合っています。しかし踊っている最中、一人のレイが明らかに伸びてきてしまいました。糸の結び目にトラブルがあったかも。これはもったいないです。場所の歌ですが、とても優雅です。

20 Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā`ala - Kumu Leinā`ala Pavao Jardin
「Ke `Ala Laua`e」
カウアイ島でレイをプレゼントされた作曲者が作ったメレ。ラウアエというのはシダの1種で、大きな木の下などの日陰に見られます。パラパライと違ってかなり葉が堅く、レイにするのはとても大変です。裏側のオレンジ色の胞子が手に付くとなかなかとれません。なんとも言えない森の良い香りがします。
クリーム白のオフショルダードレス。スカート地にラウアエの柄がが入っています。レイは斜めがけしたマイレ・ラウリイとハラの実。ハクはリコレフア。
かなりの大人数ですが、非常によく揃っています。スピンターンの時にちらっと見える深緑の裏地がきれいです。スピーディな曲ですが、誰も踊り遅れません。移動距離もたっぷりで、スピーディな曲を強調できています。難しい角度を取る顔もよく合っています。体格差・身長差があまりないメンバーで、よく訓練されているようです。

21 Kawaili`ulā (Kane) - Kumu Chinky Māhoe
「Nani Mōkapu」
去年発売されたこのクムのCDの中に入っているナンバーですね。オアフ島カネオヘ湾にあるモカプ半島を歌っています。ここはイヴァ鳥が飛び、ヤシの木が茂り、霧雨が降る美しい場所、と歌っています。
水色の長袖シャツにハウのスカート、カマーベルトは緑。チャコールグレーのズボン。レイはイリマとマイレ。歌っているのはもちろん、クム。
カイでのクイ・ステップの高さがよく合っています。上半身の倒す量もぴったり合っています。難しい角度を取る腕もしっかり揃っています。メンバーの実力が揃っていて、非常に安心して見ていられます。細部まできちんと踊っています。ハードな演出、ハードなステップが多用されている訳ではありませんが、清潔感があり、カネのアウアナらしく、とても爽やかです。また、偶数人数で少人数という配置が難しい状態ですが、それを感じさせません。とにかく、減点をするところが見つからない。これは減点が非常に少ないでしょう。

22 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「Ke `Ala `Iliahi」
クムの名前にもなっている「`iliahi」というのは白檀のこと。良い香りがするのは、日本人ならわかりますよね。そう、日本では扇子に使われている木です。昔、ハワイには白檀がたくさんあったのだけれど、度重なる過剰輸出(当時、オリエンタルブームによりイギリスでは白檀の人気が高かった)により、現在はなくなってしまいました。
この歌はかなり古い歌ですが、当時のメロディや一部の歌詞が失われており、それをこのハラウのクムの友人が新たにメロディを付け、歌詞を補ったそうです。白檀が出てくる歌の多くはラブソングです。
濃い紫ベロアのフレンチスリーブのオフショルダードレス。レイは白檀の木の玉をチョーカー状にしています。ココはシンプルに白一色。品が良いです。
今年はやたらとオフショルダードレスが多いですね。
カイを歌っているのはライアテアのようです。
難しいタイミングで上げる腕もよく揃っています。つなぎもきれいでよく揃っていますね。1カ所、見せ場で腰が遅れ過ぎた(タメすぎた)人がいます。こういう濃い色の衣装だと目立ちます。しかしその分、いかに腕のモーションが揃っているかをアピールすることができます。派手な演出もなく、伝統を守り、きちんと品良く踊った、という感じで良かったです。

23 Hula Hālau `O Kamuela - Kumu Kau`ionālani Kamana`o & Kunewa Mook
「Moku O Keawe Medley」
ケアヴェという木はハワイ諸島のどの島でも生育していますが、「Moku O Keawe」(ケアヴェの島)と言えば、ハワイ島のことです。モク・オ・ケアヴェ関連の歌はたくさんあります。有名なのは勿論、「Moku O Keawe」ですが、私個人は「Hilo One」が一押しです。モク・オ・ケアヴェ関連の歌には、しっとりとした歌が多いので、このハラウの優雅なフラにはぴったりだと思います。
赤系プリント地のアメリカンスタイルの袖なしトップスに赤に染めたハウのスカート。イプですね。レイとハク、クペエはリコレフア。
とてもスピーディな曲ですが、相変わらず実によく揃っています。曲が変わるとテンポも変わるのですが、それでも一切の乱れがありません。バックベント・ロールもきれいです。スカートに使っているハウがものすごく細く裁断してあるので、腰の動きが揃っているかどうかが目立ちます。揃えることが得意なハラウじゃないと、こういうハウのスカートは履けませんね。途中、イプを床に置きましたが、その時間が短かったので減点にならず、うまく演出しています。いや、本当によく揃っている。ホイで見せたローリングも見事です。

24 Ke Kai O Kahiki (Kane) - Kumu La`akea Perry
「Nānākuli」
オアフ島西側の地区の名前ですね。コニシキさんの出身地としても有名です。特に西サモアからの移民が多く住んでいます。この場所で農園開発運動をしていたジョナ・クヒオ・カラニナオレ王子(カピオラニ女王の甥・カウアイ島カウムアリイ王のひ孫)に敬意を表しています。
黄色の長袖シャツに焦げ茶のズボン、ゴールドのカマーベルト。レイはイリマとパラパライをねじっています。
カイで歌いながら登場。ここも偶数の少人数ですね。途中、1人が一瞬、踊りに入りそびれてしまいました。少人数だから目立ちそうです。そこ以外は全体としてよく揃っています。きっちり踊っているという印象。細部までよく合っています。偶数の少人数ですが、フォーメーションもきれいです。
しかし、今年は本当に歌いながら登場とか退場が多いですね。

25 Hālau Hi`iakaināmakalehua - Kumu Robert Ke`ano Ka`upu Ⅳ & Lono Padilla
「Ka`ena (Ku`u Lei Momi)」
オアフ島西側にあるカエナ岬の美しさと愛を歌っています。この歌は「Ku`u Lei Momi」の題名の方が有名です。カジメロのCDに入っていた記憶があります。この歌は度々メリーモナークで演じられています。
紺色の肩を出したドレス。上見頃がベロア、オーシャンブルーのスカート部がシャンタンですね。
レイはなんだろう・・・全然見えない。貝のように見えます。題名通りのモミだろうとは思いますが・・・。歌っているのはカジメロ。
難しい角度を取りながらの移動。これは難しいです。
オーシャンブルーのシャンタン生地のスカート部分が流れるようで非常に美しいです。よほどステップの幅やタイミングが揃わないと、このようにはなりません。また、V字になったままの移動で距離もたっぷりです。V字になったままで移動するのは非常に難しいです。ここは大きく加点されそう。
V字にしたのは、たぶん、カエナ岬の先っちょをイメージしているのでしょう。メレの最後のポーズは息を飲むほど美しいです。これは良かったですね。
派手な演出も、大きな隊形転換もないのですが、基礎力の高さをしっかりアピールしています。

26 Hālau Mōhala `Ilima - Kumu Māpuana de Silva
「Hi`ilawe Song」
有名な歌「Hi`ilawe」ですね。ハワイ島ワイピオにある滝の名前です。いろいろなとらえかたのある歌ですが、ハワイ島プナからワイピオ渓谷に来て住み着いた女性と取り巻きの男性陣との愛の歌、という説が有名です。
赤のシンプルな袖なしドレスに大きなピンクのシフォン・ケープが付いています。レイはリコレフアかな。ハクはピカケを複数本ねじっています。
ケープがドレスと同じ丈なので、これは踊りにくいでしょうね。
シンプルで品の良い振り付けになっていますね。フォーメーションもきれいで、非常によく揃っていますが、ステップの難易度が低いので点数が抑えられるかもしれません。レイの長さに個人差があります。これを嫌うジャッジもいます。また、ヒイラヴェ滝のあるあたりにはピカケは見たことがないです。これをクムが選択したコメントがあるとわかりやすいのですが・・・。

27 Hālau Hula `O Kahikilaulani (Kane) - Kumu Nāhōkūokalani Gaspang
「Pua Kukui」
いよいよカヒキラウラニです!!!
題名にククイが入っているけれど、なんと歌詞には1番の1回しか出てきません。内容から見ると、このククイは生まれたばかりの子牛=恋人のことです。ロープで捕まえる、という表現もあります。なかなか面白いラブソングです。
すごい歓声です。地元ハラウなので、こういうのは嬉しいですね。
黄緑のスタンド襟長袖シャツに白ズボン、ハウのスカート。レイはパラパライとハラの実。
偶数の少人数です。これは配置が難しい。
途中で投げ輪で彼女を捕まえるシーンや馬に乗るシーンもあり、コロヘ・ソングの楽しさを十分表現していました。1回目は右手右足から、2回目は左手左足から。ウエヘやアミが多用されていて、愛の歌らしい仕上がりになっています。相変わらず、ものすごく難しいステップ・ワークになっています。
ただ・・・途中、ほんの一瞬、踊りに入り遅れた人がありました。目立たないレベルなのだけれど、接戦になると響くかもしれません。大幅に世代交代した今年のカヒキラウラニでしたが、良かったです!
メレの最後にラムジーが大アップに!

28 Hālau Manaola - Kumu Nani Lim Yap
「Pō La`ila`i」
これもスタンダードですね。私も大好きな曲です。月の出ている静かな夜に散歩すると、ピカケの花の香りがして、どこからかウクレレの音と歌が聞こえてくる、なんて素敵な夜だろう、と歌っています。
紺色のベルスリーブのオフショルダードレス。もちろん、このハラウはホロクーです。ベロア素材らしく、重さがあって美しいです。レイは大量のピカケ。歌によく合っていますね。
この曲は日本ではよく初級クラスで見かけますが、こんなに難しい振り付けで踊っているのは初めて見ました。メリーモナークだから当たり前だけど。
身体の角度が難しいステップ・ワークのなっていますが、よく揃っています。ポーズのつなぎが非常にスムーズですね。中央あたり、2列目か3列目に、上に上げた手のひらの向きが最初から最後まで違っている人があります。濃い色の衣装なので、結構目立ちます。その他がとてもよく揃っていたので、これはもったいないです。
今年はホロクーを着たハラウが多かったですが、このハラウはホロクーの裾の処理が本当に上手です。とても参考になります。

29 Ka Lā `Ōnohi Mai O Ha`eha`e - Kumu Tracie & Keawe Lopes
「Mauna Lahilahi」
カジメロの歌ですね。オアフ島ヴァイアナエからマカハへ向かう途中にある小山(丘?)の名前です。プルメリアやティアレ、ユリが咲き、霧雨が降り、なんて美しい所だろう、と歌っています。
オーシャンブルーの大きなフリル付きのドレス。クラシックなデザインです。レイと髪飾りはたぶん、シンガポール種のプルメリアでは。よく見えません。
身体の角度のつくステップで隊形変換をしています。これは難しいですね。
微妙な角度を取るハンド・モーションもよく揃っています。ただ、少し顔の角度が合いません。下を向く時の顔の角度にばらつきがありますね。大人数なので、こういうところを揃えるのは難しいです。
今年はホイで3方向・3グループに分ける演出がとても多いですね。
全体にスムーズな印象で、良かったです。

この後、発表です。
どの演目が入賞するでしょうか。
楽しみです!!

メリーモナーク2017 グループ・アウアナ 前半 解説

各ハラウ、非常に良い演技が続いています。
まずは、アウアナの前半の解説をアップします。
なお、これは私の個人的見解・意見であり、「ご勝手解説」ですので間違っていることもあるかと思います。
どうかご了承ください!

グループ・アウアナ 前半

1 Hālau Hula O Kauhionāmauna - Kumu Denis Kauhionāmauna Kia Ramento
「Lei Kula Nā Ali`i」
クアナ・トーレスの曲でナーパラパライのCDに入っているナンバーです。
クアナが友人に捧げた曲だそうです。友人をイリマの花に喩えています。
「Kula」とは、「Gula」とも書き、「Gold」のことです。王族達が身につけた黄金色のイリマのレイ、というところでしょう。
赤レース地とサテン地の7分袖ドレスに細めのイリマのロングレイ。髪飾りにはイリマはありませんが、赤のアンスリウムが効果的に使われています。ドレスとのバランスも良いですね。
このハラウは昨日のカヒコでも良かったですが、このアウアナもよく統制がとれています。ウエヘのタイミングがよく揃い、生地量の多い重いスカートがきれいに持ち上がっています。身体、腕、顔の角度もよく揃っています。カヒコに引き続き、よく練習されていることがわかりますね。とても良かったです。

2 Pukalani Hula Hale - Kumu Hi`ilei Maxwell-Juan
「`Ala Pīkake」
マヌ・ボイド作曲の人気のナンバーです。今回もテレビ放送では解説をされていますね。ピカケとはチャイニーズ・ジャスミンのこと。夜にしか咲きません。大変に良い匂いがすることでも有名。オアフ島ヴァイアラエに咲くピカケの花を「夕方に訪れる恋人」に見立てています。しっとりとしたラブソングですね。
赤のフレンチスリーブドレス。レイはピカケとマイレ。髪飾りにクジャクの羽を入れています。クジャクのハワイ語はピカケ。ここからこの花の名前は付いています。(名付け親はカイウラニ王女です)
何人かの肩がひどく揺れます。身体の角度も合いません。顔の角度を間違えている人がいます。ダンサーの中にちょっと経験差があるようです。1列になった時の位置取りもかなりずれていて、均等ではありません。ダウンとアップを間違える人もいます。少人数だとわかってしまうので怖いですね。あと2名いると、ぐっと違ってくると思います。長いメレなのですが、振り付けが凝っていて飽きないように演出されています。

3 Kawai`ukaokalā (Kane) - Kumu Keli`iho`omalu Puchalski
「Ka Paniolo Nui O Moloka`i」
モロカイ島の牧場主に捧げた曲。カウボーイ・ソングですね。彼は「Paniolo Nui」、つまり「最も上級のカウボーイ」と呼ばれていました。
バラカ・チェックの入った黒のカウボーイシャツに黒のズボン、黒のカウボーイハット。ハウのパウ。レイとレイ・ポオはなんだろう。グリーン系ですね。ククイの葉っぱが入っているように見えますが。バラカ・チェックはモロカイ島の色、緑です。
顔の角度が甘いですが目立つほどではありません。全体によく揃っています。終盤、ちょっとクイの上げた足が低いかな。
大人数のカウボーイソングなので迫力もあり、とても楽しいナンバーになっています。

4 Hula Hālau O Kou Lima Nani Ē - Kumu Iwalani Kalima
「Kamalani O Keaukaha」
レナ・マシャドの名曲。このナンバーは懐かしい。私の先代クムのクム、ジョージ・ナオペがよく歌っていました。その時、必ず踊ってくれたのが、このハラウのクム。バック・ベントとロールがビシビシ入っていたなぁ。
ケアウカハとはハワイ島ヒロの東に位置し、今はこのハラウもこの地にあります。(昔はヴァイアケアにあった) オールド・ハワイアンの聖地です。
ケアウカハの美しい自然、昔からこの地に住む人々、次世代への継承を描いています。
カヒキラウラニのノエアウが先導していますね。彼の叔母がここのクムです。昨日のカヒコでもホオパアをしていました。このままこのハラウを継ぐのだろうなぁ。
焦げ茶系の5分袖ベロアドレスに赤いカーネーションのレイ。マイレのレイと、ケアウカハにたくさん生えているハラの木の実をレイにしています。靴を履いていますね。
前列に肩がとても揺れる人がいます。スローな曲なので腕を上げるタイミングが乱れるのがわかります。靴を履いている分、タイミングを揃えるのが難しいですね。身長差もかなりあるので、これは難しいです。
まだかなり若いオラパが多いので、今後が楽しみです。

5 Ka Pā Hula O Ka Lei Lehua - Kumu Snowbird Puananiopaoakalani Bento
「Aloha `Āina」
カホオラヴェ島の歌です。カホオラヴェ島は、地雷がたくさん埋まっていて、上陸するのに許可が必要です。昔は年に1時期しか入れませんでした。
失われた島、とも呼ばれています。今はいろいろな環境運動も行われています。
白のアメリカンスリーブ・ブラウスに赤のスカート。斜めがけマイレと、よく見えないが、たぶん色からするとヒナヒナのレイ。落ち着いたシックな印象です。
角度を合わせるのが難しいハンド・モーションですが、よく合わせています。カホオラヴェ島の歌は暗めのものが多いですが、これは明るく、土地の愛にあふれていますね。体格差のあるメンバーですがそれを感じさせないくらいよく揃っています。ホイの「All Hawaiian Stand Together」の合唱は良いですね。カメハメハ・スクール出身のクムらしい選曲と演出です。よくメレの主旨に合ってます。ただ、歌詞に英語の単語数が多いので減点対象になります。

6 Hālau Hula `O Nāpunahelenāpua (Kane) - Kumu Rich Pedrina
「Nā U`i O Kaua`i」
マカハ・サンズが歌っている名曲。カウアイ島の多くの魅力を歌ったメレ。「U`i」という単語を使っていることからも、その土地のみずみずしさが伝わってきますね。
一面の緑に覆われた大地、大量に降る雨、茂っているハラの木、水量豊富な滝などが描かれています。
紫のプリント地の長袖シャツに濃い紫のズボン、ティリーフのスカート。プーイリを持っています。レイはなんだろう。短めのマイレのような気がする。もっとアップにしてくれないかなぁ。
少人数なので楽器物が合っています。左手に持つプーイリが遅れる人がいます。また、プーイリの先っちょの行き先を見てしまう人があり、顔の角度がばらつくところがありました。しかしプーイリの角度、少人数オラパの間隔をよく合わせています。
スピーディで楽しいナンバーですね。

7 Ka Pā Hula O Kauanoe O Wa`ahila - Kumu Maelia Loebenstein Carter
「Honolulu Harbor」
古き良き時代のホノルル・ハーバーを描いています。ベルベットのじゅうたんが敷かれた廊下を通り、カリフォルニアへの船に乗り込めます。この歌詞に何度か出てくる「ロビン」という男性はホノルル・ハーバーの灯台管理者で、この曲の作曲者の夫です。
このクムはミス・アロハ・フラを取った時と変わらず美しいですね。
ピンク系のプリント地のオフショルダーブラウスにティリーフのスカート。同じプリント地のスカートを下履きにしています。レイ・ハク・クペエはすべてプルメリア。古き良き時代をよく表現しています。こういう衣装はウリウリの時に多いですが、手踊りでも爽やかで良いですね。
かなりの大人数です。こういう衣装なので足下がよく目立ちます。ステップが4歩目のパーを省略せず、きっちりクリアーに踏んでいて好感が持てます。ただ、大人数なので、ティリーフのスカートの揺れの個人差が少しあります。また、ターンの時の角度が少し合いません。これだけの人数だと合わせるのが難しいですね。
去年までは、ミュージシャンの姿が少しだけ映っていましたが、今年はまったく映りません。誰が歌っていたのでしょうか。低い女性の声がレオ・キエキエに移る時に何度かフラットになってしまい、ちょっとはずれています。最後のコーラスでも女性がはずれています。せっかくのメリーモナークなのに、もったいないですね。(大御所だったりして・・・)

8 Kawaili`ulā - Kumu Chinky Māhoe
「Ka Leo Manu O Hawai`i」
レナ・マシャドに捧げられた曲です。レナ・マシャドはたくさんの歌を作りましたが、彼女自身に捧げられた曲はこれ1曲しかありません。この曲を作ったのはキャサリン・マウナケアという友人です。レナ・マシャドは「Hawaiian Song Bird」と称されており、それがそのままこの曲の題名にもなっていますね。
白レース地のビクトリアブラウスにカメオのブローチ。赤系のプリント地のスカート。レイはたぶん、アロアロ・フアモアですね。
低めの緩いココは衣装とよくあってでクラシックです。いいですね。
カイはレナ・マシャド作曲のホオナネアとウイラニです。クムが歌ってます。
細部までよく揃えています。特に見ていない方の手がよく揃っています。また、一つ一つのハンド・モーションがきっちりと作られています。きちっと踊っている、という印象です。塊になったまま移動していますが、移動距離もたっぷりでよく動けています。Puanaの最後のダウン・カオが見事です。
ホイもレナ・マシャドの名曲エイ・ネイでした。

9 Ka Pā Hula O Ka Lei Lehua (Kane) - Kumu Snowbird Puananiopaoakalani Bento
「O`ahu A Kama」
題名の「Kama」はカマプアアのことです。ペレの夫で、女神ヒナの息子で、豚の神様です。(人間に姿を変えると美男子のようですが)
カマプアアの神話はたくさんあります。それは彼が大地創造の神(豚なので地面を掘って新しい土地を作る)で、一つの場所に長居せず、次々と新しい場所へ行くという習性のためです。この曲ではオアフ島を冒険する様子が描かれています。
大地を表す茶色の長袖ブラウスに白のズボン、ティリーフのスカート。レイはティリーフをカールして編み込んでいます。
カイで一人、踊りを間違えてしまいましたね。
随所に地面を掘るカマプアアの動きが出ていて楽しいアウアナです。ちょっと見ていない方の手がばらつきます。身体の大きいオラパが多いですが彼らの踊り遅れはありません。後列端のオラパが少しハンド・モーションが遅れるのが気になります。
楽しく、カネらしい爽やかなアウアナでした。

10 Hālau I Ka Wēkiu - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang
「Aloha Aku, Aloha Mai」
映画「Haumana」のテーマ曲ですね。この映画の撮影にこのハラウのクム、マイケルが協力した時にできた曲だそうです。クレジットには、クム・マイケルと、この映画の監督でありこのハラウのクム達のフラブラザーであるケオ・ウルフォード氏の作曲とされています。
愛は与える物、そして愛は返ってくる物、という題名が素敵です。
赤の袖無しドレスにオレンジ系シフォンのサロンケープを斜めがけしています。レイはたぶんケニケニ。クムズが歌っていますね。
前列真ん中あたりにクム・カールの娘さんがいます。通訳に付いた時、「看護師を目指している」と言っていました。キュートなお嬢さんです。
よく揃っています。スローパートのハンド・モーションもきっちり揃っています。また、次のハンド・モーションへのつなぎがきれいです。ベロアドレスの裾の揺れ方もよく合っていますね。サロンケープ付きの衣装は身体の角度がずれていることがわかりやすいのですが、このハラウはそこをきちんと合わせています。きれいですね。
最後は1人が踊り、残りのオラパは合唱。私は好きですが、実はこういう演出はジャッジの好みが分かれます。

11 Hālau Hula `O Kahikilaulani - Kumu Nāhōkūokalani Gaspang
「Mokuola」
さぁ! いよいよカヒキラウラニです!!!
題名のモクオラとは、ハワイ島ヒロ湾にあるココナッツ・アイランドのこと。半神半人マウイの伝説にも出てきますね。この島には癒やしの力があるとされており、この島の周囲で泳ぐと病が治ると言われています。私もハワイ島に住んでいた頃、トライしましたが、ものすごく水が冷たくて、流れも急で、泳ぎ自慢の私ですが、溺れるかと思いました。
「モク」は島、「オラ」は命を示しています。ココナッツとハラに覆われた島で、他の花は見かけません。ちなみに、この島へは歩道橋が架かっているので、歩いて渡れます。皆さん、魚釣りやピクニックをしています。(ただし、風がものすごく強い)
さすが地元のハラウ。始まる前からすごい歓声です。
ベージュをベースにした黄色とグリーン系のプリント地のサロンドレス。髪飾りは全部ハラのクラフトですね。レイも左足首のクペエもハラのクラフトのようです。確かにモクオラにはココナッツとハラしか生えていません。
先頭はアヴァプヒとウイ。後列角をみずほちゃん。みずほちゃんの位置取りは難しいです。
サロンドレスなので、真ん中が割れるし、生地量が少ないので、腰の動き・膝の動き・足元のすべてが丸わかりです。これは勇気の要る衣装ですね。
すべてのハンド・モーション、ステップ、フォーメーションもしっかりしていました。特にステップは気持ちよく揃っています。ウエヘがとてもきれいですね。また、途中、踊りを間違えたのかと思ったら、時間差のスピンターンだったのですね。間違ったわけではありませんでした。カメラがもっと引いてくれたら良かったなぁ。
このメンバーは実は、身長差が30センチあります。先頭のアヴァプヒは私より10センチ以上背が高く、180センチ以上あります。それが踊っている間はずっと一番背の低いオラパに身体の高さを合わせています。これは先代の頃からの方針です。こういうのは大きな加点対象になります。私(170センチ超え)も現役の頃は大変な目に遭いましたが、高身長には厳しいハラウなのです・・・。
贔屓目なしで見ても、減点が少なそうです。

12 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine (Kane) - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「Kīpū Kai」
これもスタンダードですね。
カウアイ島キプカイの自然を歌っています。海はうなり声を上げ、ハウプ山は雄大、と歌っています。この地の地主ジャック・ウォーターハウス氏に捧げています。5番の歌詞の最後に出てくる「Keaka」というのは「Jack」のハワイ語です。
水色系のプリント長袖シャツにカウアイ島を表す紫のカマーベルト。白ズボンにティリーフのスカート。レイはハラの実のように見えます。
この前列真ん中のオラパは上手いですね。ちょっと他と実力差が激しいです。しかし過不足なく揃っています。カネらしい、爽やかなアウアナで好感が持てます。
途中、前列下手のオラパのカマーベルトとティリーフのスカートの間が空いてしまいました。ティリーフのスカートが重さで下がったか、お腹の圧力でカマーベルトとの間が空いてしまったか・・・。衣装の乱れは減点対象になります。ちょっともったいないですね。

13 Hālau Ka Liko Pua O Kalaniākea - Kumu Kapua Dalire-Moe
「He Aloha E Ka Melia」
カヒコに引き続き、このハラウはアウアナもヒューエット氏の作品です。
メリアとはプルメリアのハワイ語。プルメリアにはメキシコ種とシンガポール種があります。よく日本に苗を持ち帰る人がいるようですが、日本での栽培は難しいです。水をあまり与えないのがコツ。
赤のフレンチスリーブのホロクー。レイは手に持ったプルメリアのロングレイ。髪にもプルメリアを配しています。
長めのホロクーなので、踊るのが難しそうです。しかしさすがによく処理しています。コアカ・ステップでも、誰も裾を踏みません。
床に置かれた裾の位置やシワ、身体の角度、ハンド・モーションなど、非常によく揃っています。また、ホロクーでも移動距離がかなり長いです。衣装との兼ね合いで、こういうところは加点されます。ただ、合唱するところが音量が小さいです。この人数に合った音量ではありませんでした。
今までのこのハラウとはちょっと路線の違う選曲ですが、ここ数年で一番良かったように思います。美しかったです。

14 Hālau o Ka Hanu Lehua - Kumu Kamaka Kukona
「Ku`ulei Pīkake」
ラブソングです。前にも書きましたが、ピカケは夜に咲く花なので、この花の名前が出てくると大抵はラブソングです。
メリーモナークで、ピカケのレイを必要とするハラウが複数あると、ハワイ中のピカケがなくなる、と言われます。1つのレイを作るのに、とてもたくさんの花を使うからです。
ピンクがかった紫ベロアのオフショルダードレス。レイはもちろんピカケ。髪飾りに使った赤い花(何かわからない)がちょっと蛇足のような・・・。
カイは時間差スタート。カイはよく揃っています。
メレでは、斜めを切るステップの時の身体の角度が合いません。特に下手(しもて)側のオラパが複数人合いません。斜めの角度が深すぎるようです。ターンの時の角度もばらつきます。レイをかけるポーズが何度も出てきますが、このタイミングはよく合っています。見せ場の顔の角度が合わないのがもったいないです。

15 Hālau I Ka Wēkiu (Kane) - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang
「`Ūlili Ē」
この題名を見ると、イズラエル(IZ)の哀愁漂う優しい声が聞こえてくるようです。
この舞台では、クアナ・トーレスが歌詞を足したバージョンを使っています。
冬の間、アラスカからハワイへ来るウリリ鳥とコーレア鳥のことを歌っています。
ここで、現地では大雨が降っているようです。楽屋からの移動が大変です。白い衣装のオラパは気を遣いますね。
黄色のアロハシャツに小豆色のズボン、明るい小豆色のカマーベルト。レイはプルメリア。おしゃれな印象です。
後列の「見ていない方の手」が合いません。経験差があるようです。
前列と2列目の両角がベテラン勢ですね。ウエヘ3連続が面白いですね。振り付けもとても凝っていて興味深いです。この歌は同じフレーズが何度も出てくるので振り付けが単調になりがちですが、見ている人を全く飽きさせず、とても楽しい演出をしています。ホイの最後の最後まで面白い演出があり、とても良かったです。

この後、後半です!
posted by プアアカハイ at 16:01愛知 ☀Comment(0)日記

メリーモナーク2017 グループ・アウアナ ラインナップ

いよいよメリーモナーク2017も最終日。
今日はグループ・アウアナです。

メリーモナーク2017 生中継サイトはこちら → K5
日本時間で今日の午後1時から始まります。

ラインナップは昨日のグループ・カヒコと同じです。

`Auana Line Up

1 Hālau Hula O Kauhionāmauna - Kumu Denis Kauhionāmauna Kia Ramento

2 Pukalani Hula Hale - Kumu Hi`ilei Maxwell-Juan

3 Kawai`ukaokalā (Kane) - Kumu Keli`iho`omalu Puchalski

4 Hula Hālau O Kou Lima Nani Ē - Kumu Iwalani Kalima

5 Ka Pā Hula O Ka Lei Lehua - Kumu Snowbird Puananiopaoakalani Bento

6 Hālau Hula `O Nāpunahelenāpua (Kane) - Kumu Rich Pedrina

7 Ka Pā Hula O Kauanoe O Wa`ahila - Kumu Maelia Loebenstein Carter

8 Kawaili`ulā - Kumu Chinky Māhoe

9 Ka Pā Hula O Ka Lei Lehua (Kane) - Kumu Snowbird Puananiopaoakalani Bento

10 Hālau I Ka Wēkiu - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang

11 Hālau Hula `O Kahikilaulani - Kumu Nāhōkūokalani Gaspang

12 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine (Kane) - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval

13 Hālau Ka Liko Pua O Kalaniākea - Kumu Kapua Dalire-Moe

14 Hālau o Ka Hanu Lehua - Kumu Kamaka Kukona

15 Hālau I Ka Wēkiu (Kane) - Kumu Karl Veto Baker & Michael Lanakila Casupang

休憩

16 Hālau Nā Lei Kaumaka O Uka - Kumu Nāpua Greig

17 Hālau Hula Olana - Kumu Howard & Olana Ai and Shelsea Ai Apana

18 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi (Kane) - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes

19 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval

20 Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā`ala - Kumu Leinā`ala Pavao Jardin

21 Kawaili`ulā (Kane) - Kumu Chinky Māhoe

22 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes

23 Hula Hālau `O Kamuela - Kumu Kau`ionālani Kamana`o & Kunewa Mook

24 Ke Kai O Kahiki (Kane) - Kumu La`akea Perry

25 Hālau Hi`iakaināmakalehua - Kumu Robert Ke`ano Ka`upu Ⅳ & Lono Padilla

26 Hālau Mōhala `Ilima - Kumu Māpuana de Silva

27 Hālau Hula `O Kahikilaulani (Kane) - Kumu Nāhōkūokalani Gaspang

28 Hālau Manaola - Kumu Nani Lim Yap

29 Ka Lā `Ōnohi Mai O Ha`eha`e - Kumu Tracie & Keawe Lopes

今日は昨日より遅い時間までかかります。
発表もあります。
どのハラウもベストを尽くしてほしいですね!

昨日のグループ・カヒコのハイライトはこちらからご覧いただけます。→ グループ・カヒコ・ハイライト

ただし・・・退場から遡って1分30秒程度のビデオです。
だからどのハラウも、メレの一番最後とホイしか映っていません。カヒキラウラニのワヒネはメレが一切入っていません。ホイを長めに演じたハラウは、ホイだけで1分30秒を使ってしまっています。ホイの演出の凝っていたハラウはどこもそうなってしまっています。
メレの一番いいとこをビデオにしてほしかったなぁ・・・。ちょっと残念です。
タダで見られるのだから、文句は言えないけど。

こういう楽しみ方もあります。
メリーモナーク2017の美しい写真もご覧いただけます。
メリーモナーク2017の写真はこちらです。 → メリーモナーク2017カヒコ写真
ただし、こちらは今現在、Kamueraまでしかアップされていません。
ミス・アロハ・フラの写真はこちらです。 → メリーモナーク2017ミス・アロハ・フラ写真
こちらでは全員の写真がアップされています。

メリーモナークは、終わった後も楽しめます。
年に1度の祭典。
今日も気合いを入れて見ますよ~!

メリーモナーク観戦裏話

裏話、というほどのことでもない。
よく尋ねられるのは、
「どんな風に見てるのですか?」
「パソコンをずっと見てて、疲れませんか?」
という、メリーモナークをウェブで見ている私のその状態について、である。

ドゥ・ハワイ・カルチャースクールの前社長が、
「観戦している小笠原先生の姿をウェブで流したい」
「リアルタイムで解説をしゃべっているのを中継したら面白いんじゃない?」
と言っていたが、なかなか人に見せられるような姿で観戦しているわけではないのだ。
第一、私の実況生中継など、番組として成り立たない。スポンサーも付かないだろうし、視聴率も取れそうもない。ウェブ上でのテレビでも同様だろう。なにしろ、メリーモナーク愛好者しか、見ないのだ。
こんなに何年もブログで解説を書いているが、何かに取り上げられたことなど皆無である。
・・・というか、かなりだらしない状態で見ているので、紹介されても困るのだ。

こたつ机の上にはPCが2つ。
内、1つは夫の物であるが、イザという時のために夫のPCは待機してもらっている。従って、メリーモナークの期間中、夫はPCが使えない、もしくは、使えてもイザという時は接収される、という感じだ。
デスクではだめなのだ。あくまで、こたつ机。
これは、背中が疲れた時に、CM中に寝転べるように。← だらしないが
服装は、その年のメリーモナークのTシャツ(長袖)にジャージズボン。柔らかい素材のズボンじゃないと、股が疲れる。デニムなど、もってのほかなのだ。何しろ毎日、7時間くらいかかるのだ。
眼鏡はPC用の中近。そしてPCの横には遠近。
中近は、PC画面と私の目の距離に合わせて作ってある。PCを長時間使う時はこれにかぎるのだ。そして遠近の眼鏡は慌てて辞書や資料を見る時に使う。これを中近の眼鏡で見ようとすると、目がぐ~るぐ~る回る。だから2つの眼鏡が必要になる。
その他、プログラム、ハワイ語の辞書、数々の資料などが、床を埋め尽くす。
・・・なかなか壮絶な環境なのだ。

これはごく一部であるが、こんな感じの物を準備している。
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ペットボトルのお茶、ぬるいコーヒー(生徒さんはご存じだが、私はぬる~いコーヒーが好き)、鑑賞のお供である豆菓子、いろいろな資料本(言語関係・メレの専門書、地名関係、植物関係、楽器関係、神話関係、歴史関係、タパ柄関係、人名などを調べる本)、辞書、プログラム、CM中に読む気晴らし用の本・・・
なるだけ詳細な解説を書こうとすると、最低でもこれくらい必要になる。これで足りない時はCM中にばば~っと走って本棚へ直行する。資料本は山ほどあるのだ。いつか、本棚が倒れてくるんじゃないか、と思っている。

去年までは、PCその1で生中継を見ながら、PCその2で解説文を作っていたのだが、今年は新しいPCを買ってもらい、core7の上級機種にしたので、これを1台のPCでやっている。それでもサクサク動いてくれる。
助かるなぁ。
それでもイカンことになることを想定し、夫のPCを待機させている。
夫からすれば、「ええ加減にしてくれ」なのだろうが、1年に1回のことなので、我慢してくれている。

この期間は夕飯も作らない。
作っている時間がないのだ。
だから3日間は夫がスーパーやコンビニで、食べるものを買ってきてくれる。
我が家では普段、外食をほとんどしない。2ヶ月に1度くらいしかない。スーパーでお惣菜を買うこともない。スーパーのお惣菜は1ヶ月に1度、あるかないかだ。これはケチのせいではなく、私が料理好きなためである。念のため。
だから、この期間中は、お惣菜オンパレードになる。3日間だからいいけど、段々飽きてくる。肌の調子も悪くなるし、なんとなく身体が重いような感じになる。

洗濯はする。朝だから、まだ中継していない。
しかし洗濯物を取り込むのは途中休憩の時しかない。この時は戦争状態になる。

・・・という、かなりだらしない3日間になる。
メリーモナーク鑑賞だけの3日間。
背中が痛くなるし、足もしびれる。目も疲れるし、頭も疲れる。
もっと勉強しとけば良かった、と痛感もする。
なんでこんなに知らないメレだらけなんだろう、なんで私はこんなことも知らなかったんだろう、と痛感もする。
しかし、こんなことでもないと、勉強する機会はない。
メリーモナークとは、私の向学心を駆り立ててくれる、貴重な存在なのだ。

たぶん、う~んとおばあちゃんになっても、メリーモナークの観戦はしてると思う。
もうフラが踊れないようなトシになっても、ずっと見ていきたいな、と思っている。
私は実は、自分が踊るよりも、こういうウンチクを勉強する方が好きなのだ。
それが実益を伴わないものだということは重々承知しているが、そんなことはどうでもいいのである。私の単なる「楽しみ」なのだ。

毎年、メリーモナークの時期になると、多くの方々がこのブログをご覧くださる。
他の地方へ仕事で行くと、「メリーモナークの解説をしている小笠原先生ですよね?」と声を掛けられることもしばしばだ。
ブログにコメントをくださる方もある。
それは私にとって、大きな励みだ。
また1年がんばろう、また1年しっかり勉強しよう、と思う。
・・・こういう熱意が学生時代にあったら、東大へ行けてたかもなぁ・・・

これからも、メリーモナークを真剣に真面目に見たい方々の、少しでも参考になるような解説を書けるよう、勉強していこう。
それはとても楽しい勉強だ。あんまり、ヨソの人にはわかってもらえんが。

明日はいよいよアウアナとグループ2部門の発表だ。
結果もブログに載せたい。
長丁場になりそうだが、ぜひまた、お時間のある方はお付き合いください。
さぁ! 明日に備えて寝よう~
posted by プアアカハイ at 22:48愛知 ☁Comment(0)日記

メリーモナーク2017 グループ・カヒコ後半 解説

メリーモナーク2017 グループ・カヒコ後半の解説です。
なお、これは私の個人的見解・意見を書いただけの「お勝手解説」です。
間違っていることもあるかと思います。どうかご了承ください!

グループ・カヒコ 後半

16 Hālau Nā Lei Kaumaka O Uka - Kumu Nāpua Greig
「I Waikapū Ke Aloha」
マウイ島のいろいろな場所を讃えたメレ。1番ではワイカプ、2番ではヴァイルク、5番ではラハイナ、というように、マウイ島の西側の地名が出てきます。マウイ島のハラウらしい選曲ですね。
全員イプヘケを持っています。白の巻き巻きブラウスに白のパウ。水色の柄が付いています。海と島を表すタパ柄ですね。イプマットも同じ柄です。
ハクはパラパライとロケ。マイレのレイを斜めがけしています。短い貝のチョーカーをしていますね。貝の名前は忘れてしまいましたが、片貝の1種です。クペエはパラパライ。
このイプヘケは踊り用に使うことのない大きさです。これは「鳴らす」ことを目的とするイプヘケで、「持って踊る用」のイプヘケではありません。これを持って踊るのはものすごく難しいです。「鳴らす」用なので、音量がたっぷりで良いですね。ただ、これだけ大きいと、イプヘケの角度を合わせるのが難しいです。バックロールの時に何人かのイプヘケが倒れてしまいました。しかし、このハラウはいつも新しいことに挑戦してきますね。声も最後まで衰えることなく、とても迫力がありました。ホイに入る時に1人、立ち上がるタイミングを間違えてしまいました。

17 Hālau Hula Olana - Kumu Howard & Olana Ai and Shelsea Ai Apana
「Pua Nani / Lili`u Ē」
一昨年ぐらいから、カヒコでもメドレーにした演目が見られるようになりました。もちろん、いずれもリリウオカラニ女王を讃えたメレ。女王を永遠に色あせないレフアの花に喩えています。
白の8分袖ビクトリアブラウスに青のタパ柄のパウ。レイはクラウンフラワー、ハクとクペエはパラパライ。
カイの広がり方がきれいですね。メレの時間差のバックベントとロールが美しい。後半、オニウが揃わなくなってきてしまいました。オニウの時の上半身の揺れに個人差があります。1回目は右手右足から、2回目は左手左足から。難しい振り付けで、微妙な角度を取らせる演出です。ホオパアが早くなったり遅くなったりで、合わせるのが大変ですね。最後の4方向のバックロールは見事でした。ただ、ホイがホイとして使われていなかったので、これはジャッジの好みの分かれるところです。

18 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi (Kane) - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「Huaka`i Hele」
去年のメリーモナークで、ナニ・リム・ヤップのハラウが演じたフクロウが出てくるメレです。そのフクロウ、Pueohulunuiを連れ、ハワイ島ワイピオを旅する様子が描かれています。
今年はこのハラウの男女が同じメレです。
黄色の短いパウに山を表すタパ柄が入っています。下履きはティリーフのスカート。ナチュラルな色のウリウリ。レイとハク、クペエはパラパライとラウアエを合わせていますね。ラウアエは堅いので、これでレイを作るのは難しいです。
標準よりかなり大きめのウリウリで迫力があります。こういうウリウリは昔、オブライアン・エセルが率いていたケ・カイ・オ・カヒキが得意でした。カイはものすごくダウンしていました。メレに入り、最後列でずっと踊り遅れる人が複数出てきてしまいました。ものすごくハードな振り付けなので、完璧に揃えるのは難しいですね。ホイではウリウリの角度がかなりずれてしまいました。迫力満点の素晴らしい内容なので、ちょっともったいないですね。

19 Hālau Hula Ka Lehua Tuahine - Kumu Ka`ilihiwa Vaughan-Darval
「He Mele No Kaua`i Kuapapa」
このハラウのクム自身がウニキのために彼女のクムと共にカウアイ島を訪れたことを讃えたメレ。このクムのお母様が書かれたメレです。お母様もクムで、歌の考察やクラフトがお得意な方です。日本でもクラフトのワークをされています。ただ、時代の新しいメレなので、そこはジャッジの好みの分かれるところですね。
薄紫のオフショルダーブラウスにティリーフのスカート、レイはハラの実とパラパライをよじっています。ハクとクペエはパラパライ。ハラの実のレイは実をカットするのがものすごく大変です。私は二度とやりたくないです。下履きは濃い紫のスカート。
オリのレオ・キエキエが美しいです。クムの娘さんも出ていますね。
このハラウのクムの独特の振り付けです。背中をきれいに使っています。ただ、その上半身を倒す量に個人差があります。顔の角度と目線の角度が揃いません。しかしホイのコアカ・カイはとてもきれいでした。自然を爽やかに表現していました。

20 Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā`ala - Kumu Leinā`ala Pavao Jardin
「Unaue Hānene`e」
これはメリーモナークでは珍しいテーマのメレです。カウアイ島のメネフネが出てきます。メネフネというのは小人族で働き者、という神話がたくさん残っています。真夜中に働く、ということも言われています。このメレでは、メネフネがカウアイ島からニュージーランドへ航海することを描いています。
ベージュのむら染めかぼちゃブラウスに薄いグレーのダブル・パウ。レイもハクもマイレ。クペエはククイかな? よく見えません。マイレのハクは作るのが難しいです。パフ・フラです。今年はここまでパフが少ないです。
ダグ・ウォークでのカイ。見事なのは腕の角度と高さを揃えたところ。あまり体格差がないので、こういうことができますね。
上半身を大きく使って、とても迫力があります。こういうのは私個人は好きです。ただ、一番最初のダウン・アミに入るタイミングが少し乱れました。力強いウリリ・ステップも良いですね。このステップは私の先代クム、レイ・フォンセカの好きなステップでした。クム・レイからウニキを受けたこのクムらしいステップです。パフ・フラは使えるステップが限られていて、普通はあまり動きや躍動感を見せることができないのですが、これは最後のホイでもよく方向性を主張する、考えられた演出になっていてとても良かったです。高得点の予感。

21 Kawaili`ulā (Kane) - Kumu Chinky Māhoe
「Maika`i Kaua`i Hemolele I Ka Mālie」
今年のこのハラウは男女とも、カウアイ島をテーマにしていますね。このメレもスタンダードです。カウアイ島とニイハウ島の最後の王カウムアリイを讃えています。
これもウリウリですね。今年はカネのウリウリがとても多いです。良い方に作用するといいのですが・・・。
黄色のマロ。レイはマイレのように見えます。ハクとクペエはパラパライです。このウリウリは羽根ではなく、ハラを芯にしてティリーフで飾っています。
これは良いですね。減点が少なそう。
細かい角度や難しいタイミングもしっかり合わせています。カイ・ステップの音量も十分、アミも大きく、よく揃っています。腰のクイも角度がよく合っています。古いメレなので、単調な振り付けが多くなりそうなところですが、よく演出されています。いや、本当に減点するところが見当たらないです。これも高得点の予感。カネのカヒコではここまでで一番良いような気がしますが・・・。

22 Hālau Kekuaokalā`au`ala`iliahi - Kumu Haunani & `Iliahi Paredes
「Huaka`i Hele」
これには驚きました。このハラウは男女とも、同じメレなのですね!
18番で演じられたばかりです。
黄色のかぼちゃブラウスにティリーフのスカート。下履きは黄色のスカート。ハクとクペエはパラパライ。レイはちょっとよく見えませんがティリーフのマウナロアスタイルのような気がします。
ブラウスには山と木を表す柄が入っています。
このハラウは男女とも去年より良いような気がします。世代交代したのでしょうか。
上に上げた腕の角度がちょっと揃いません。ティリーフのスカートに振り回されてしまった人がいます。多少のばらつきはありましたが、大人数でよくまとめてきています。

23 Hula Hālau `O Kamuela - Kumu Kau`ionālani Kamana`o & Kunewa Mook
「Ke Wela Nei Ka Lā O Ka Lua」
このハラウがペレ物とは珍しい。「Hulihia」の系列のメレ。
ペレがキラウエアから流した溶岩が地を赤く染め、雷がとどろき、分厚い雨雲に空が覆われている・・・という内容です。こういう「恐ろしい状況」を描いたメレをこのハラウが演じるのは珍しいと思います。
黄色の巻き巻きブラウスに黄色のパウ、オレンジのむら染めのマロを付けています。キラウエアからの溶岩を表しています。カラアウです。ワヒネのカラアウはあまり見られません。かなりの大人数です。ダグ・ウォークしながらの歌っています。顔が下を向いていてもオキナがよく発音できています。
このハラウはいつもながら、実に良く揃っている。まさに一糸乱れぬ、とはこのこと。カラアウの時は揃えるのが本当に難しいです。
ノホとはいえ、かなりイレギュラーなリズムでカラアウを打っているので、これは難しいですね。右手のカラアウ(短い方)をくるりと回して持ち替えています。これは技術点が高いでしょうね。乱れなく、よく訓練されている、という印象です。減点がとても少なそうです。
今年はワヒネの楽器ものがとても多いですね。

24 Ke Kai O Kahiki (Kane) - Kumu La`akea Perry
「Kau Aku `O Maui」
マウイ島の美しさを歌ったメレ。マウイの酋長カカエに捧げているようです。
黄色のマロ。レイとハクはパラパライとレッド・ティのような気がします。クペエはハウとパラパライです。
またもやウリウリ!今年のカネは多いなぁ! 大きめのウリウリで羽根は赤系。
ノホですね。このハラウは皆さんマッチョです。首が太い。
ウリウリの角度がとてもよく揃っています。ただ少人数のノホなので少し地味な印象になります。速いテンポのノホのせいか、上半身をロールするタイミングが最初からずっとずれている人がいます。そのずれがかなり目立つレベルなので、ちょっともったいないですね。途中、ハクが下にずれてきてしまった人がいました。減点するジャッジがいるかもしれません。
ノホの場合は躍動感や動きが少ないので、「印象に残る何か」があると良いですね。

25 Hālau Hi`iakaināmakalehua - Kumu Robert Ke`ano Ka`upu Ⅳ & Lono Padilla
「O Lanakila Ke Ka`aahi Ali`i」
これは・・・たまにメリーモナークで演じられていますが、私も2003年にHalau Hula `O Kahikilaulaniから出場した時に演じたメレ。その時は3位でしたが、その後はこのメレでの入賞はありません。2人のクムもクム・レイ・フォンセカのこのメレが印象深かった、とインタビューで言っています。リリウオカラニ女王が王女時代に、御用列車ラナキラ号に乗って旅をする様子を描いています。「Ka`aahi」とは火の車、つまり汽車のことです。人々は帽子を取り、お辞儀をして王女を迎えます。列車を降りた王女は馬車に乗ります。
ナチュラルのウリウリですね。小豆色のビクトリアブラウスにハウのスカート。クペエとハクもハウです。下履きは小豆色のスカート。レイはクラウンフラワーとパカラナのように見えます。小豆色のカメオのブローチ。
1回目は右手右足から、2回目は左手左足から。また、360度にオーディエンスがいることを意識した振り付けになっています。ウリウリを車輪に見立てています。よく揃っていますね。ウリウリのフェイスの角度もよく揃っています。私たちがやった時よりテンポがゆっくりですが、ウリウリでこのテンポは難しいです。いや、とてもよく揃っています。これは減点が少なそうです。

26 Hālau Mōhala `Ilima - Kumu Māpuana de Silva
「A Ka Luna O Pu`uonioni」
ここまで来て、ようやくヒイアカ物です。ペレの末妹ヒイアカがキラウエアを出発してカウアイ島への旅に出る時に歌ったチャントと言われています。
赤のかぼちゃブラウスに赤のパウ。マイレのレイ。ハクはパラパライとリコレフア。クペエはパラパライです。スタンダードなこういう衣装が今年は少なかったですね。
イリイリです。イリイリを複数ハラウがやる年は珍しい。ノホですね。
上半身の難しい角度がよく合っています。イリイリの音の乱れもありません。
ただ、2列目に、ずっと顔の角度が合っていない人がいます。ノホは動きが少ないので顔の角度が目立ちますね。イレギュラーなリズムなので、これは難しいメレです。
先ほども書きましたが、ノホの場合、「印象に残る何か」がないと、地味な印象になります。

27 Hālau Hula `O Kahikilaulani (Kane) - Kumu Nāhōkūokalani Gaspang
「He Mele Hula No Ka Mō`ī Kalākaua」
いよいよカヒキラウラニです!!! 世代交代の進んだカネです。
カラカウア王を讃え、子孫繁栄を願ったメレです。モーイーとは「王」、アリイは「王族」という訳になります。ウリウリを使う、と聞いています。今年のカネはウリウリが多いですね。さっきも書いたのですが、これが良い方に作用するといいなぁ。
カヒキラウラニは地元なので、始まる前からものすごい歓声です。嬉しいです。私もここで応援してますよ!!!
クム、美しい!
紫のスタンド襟ビクトリアブラウスにティリーフのスカート。黒のズボン。下履きは紫と黄色のスカート2枚。重そうな衣装です。紫も王族の色です。
ウリウリは紫のグラデーション。レイとハク、クペエはパラパライ。薄いピンクのブラウスのフリルパイピングと「王様ベルト」がおしゃれ。クムのセンスだな、これは。(本人は否定しているが、クムはピンクが好き)
ウリウリは紫。下毛に薄いピンクを使って、ブラウスに合わせています。
ロキシーは今度はホオパアです。忙しいですね~
ラムジーの無精ひげがかっこいい。(母の心境。7歳から知ってる。)
人数の割に大きな声のオリ。迫力あります。
一糸乱れぬフラでした。ウリウリの角度、見ていない方の手、顔の角度、あれだけの体格差がありながら、驚くほど揃っていた。パーフェクトでしょう。
そして、速い! あのテンポであれだけ移動させるとは。踊り遅れは一切なく、最後のホイまで迫力で踊りきった感じです。そして終わっても誰も肩で息をしていない。よくトレーニングしたんだろうなぁ、ということがうかがえます。
ちっちゃい子は13歳だそうです。昔、ノエアウもあんな感じで出ていました。
これがカヒキラウラニだ!というカヒコでしたね。いや~エキサイトしました。
世代交代が進んでも、やりますなぁ!

28 Hālau Manaola - Kumu Nani Lim Yap
「Hi`uolani Ki`i Ka Ua O Hilo」
神話がテーマ。プアラニという神の力、ハワイ島ヒロに吹く風、雨、嵐を表現しています。このメレはパフですね。
このハラウはクムの息子さんがデザイナーをするようになってから衣装のセンスがぐっと変わりましたね。
この生地は手染めですね。グレー、赤、黄色に彩色しています。これはハワイ島の7つの地区を表していますね。コナの白、キラウエアの赤、カウーの黄色。ヒロのグレー。
ハクとレイはリコレフア。クペエは鮫の歯のように見えます。そのチョーカーも重ねづけしています。
パフですが、動きが大きく、躍動感にあふれています。途中、踊りを間違えた人がいました。最終ラインに踊り遅れる人が複数人います。終盤、後列の細かい動きが合わなくなってきました。
振り付けもとても独創的で興味深いものでしたが、少しばらつきました。

29 Ka Lā `Ōnohi Mai O Ha`eha`e - Kumu Tracie & Keawe Lopes
「Wai`oli」
カラカウア王の妻カピオラニ女王に捧げられた曲。女王はカウアイ島とニイハウ島の最後の王カウムアリイの孫です。題名のヴァイオリはカウアイ島の地名で、カウアイ島出身の女王を讃えています。
ブルーの8分袖ビクトリアブラウスにむら染めの水色のパウ。レイはマイレ。ハクとクペエはパラパライ。シンプルで品のある衣装。ふんわりしたブラウスの袖がエレガントです。
かなりの大人数で、しかも身長差がかなりありますが、よく揃えています。スカートの縦に入ったグラデーションがフラを引き立てています。
1回目は右手右足から、2回目は左手左足から。あまりハードなステップを使わず、品良く仕上げています。これだけ身長差があって、これだけ揃えるのは難しいです。最後まで繊細に踊っていました。こういうところは好感が持てます。

明日はグループ・アウアナです。
楽しみですねぇ!
posted by プアアカハイ at 19:02愛知 ☁Comment(0)日記