「さゆりちゃん」

今日は私の誕生日である。(左上プロフィール参照)
いつの間にか、51歳になっている。生まれてから半世紀が過ぎたわけだが、全然、自覚がない。
10年一昔、と言うけれど、50年にもなれば、かなりの大昔だ。だいたい、昔の人は「人生50年」なんて言ってた。
・・・もう、終わってるじゃないか・・・

51歳にもなると、いつしか、「お誕生日」は「誕生日」になり(「お」が抜ける)、「今日は誕生日だ~! イェ~イ!」から「ああ、誕生日かぁ」に変わる。
目出度くもあり、大して目出度くない日になる。
夫や母に祝われて、「う・・・うれしい・・・」と顔を引きつらせながら、「ハッピー・バースデイ」の歌をセルフで歌う。
ちなみに、セルフでこの歌を歌う時は、
「ハッピー・バースデイ・トゥ・ミー」
と歌っている。「ユー」ではないので、「ミー」になるのだ。
で、母と夫が、
「ディアー・さゆりちゃ~ん」
と歌う。

そう。
私は今でも家では
「さゆりちゃん」
なのである。
それこそ、昔の人ならとうに終わってる51歳にもなって、まだ「さゆりちゃん」なのだ。
これには理由がある。
他に呼び方がないのだ。
私と夫には子供もいなければ、孫もいない。
だから、「おかあさん」とか「○○ちゃんのおばちゃん」とか「おばあちゃん」などの呼び方は、されたことがない。
現在、世間的によく呼ばれるのは、
「加藤さんの娘さん」←父の施設で
「ふみ君のお義姉さん」←義弟の通う知的障害者訓練作業所で
「先生」←ドゥ・ハワイ・カルチャースクールで
である。
どれも、家族(夫と母)から呼ばれる呼び方に該当しない。適切でない。
前職時代は、
「加藤君(旧姓)」「小笠原君」←あまり親しくない上司か、雲の上の上司
「加藤さん(旧姓)」「小笠原さん」←一般的な上司・同僚
「さゆりちゃん」←とても親しい上司・同僚
「お~い! 娘!」←大変親しい上司
「さゆり先輩」「小笠原先輩」←一般的な後輩
「小笠原姉さん」「さゆり姉さん」←とても親しい後輩
という具合で、「さゆりちゃん」以外は、やはり家族の呼び方としては適切でない。
・・・という、他に呼び方がないから、という理由で、今でも私は家では「さゆりちゃん」なのだ。

昨日、夫が誕生日ケーキを買ってきてくれた。
2019誕生日.jpg

よくご覧ください。
ケーキの上の、ホワイトチョコレートのプレートには、ちゃ~んと、
「さゆりちゃん」
と書いてある。
書いてくれた店員さんは、絶対に、「お孫さん用だろうな~」と思ったに違いない・・・。

我が家では、私も夫を「みっちゃん」と呼んでいる。
夫も、私を呼び捨てにしたことは一度もない。いつも、「さゆりちゃん」と呼ぶ。
50代、60代にもなって、「ちゃん」付けで呼ぶのはおかしいかもしれないが(いや、絶対におかしい)、それ以外の呼び方がないから、仕方ないのである。
夫も、「おとうさん」でもなく「おじいちゃん」でもない。「パパ」なんて呼ぶと、まるで愛人(古っ)みたいだ。
だから、どうしても、「みっちゃん」と呼ぶことになる。
おかしいというのは重々承知しているのだが、仕方ないのである。

「さゆりちゃん」と書かれたホワイトチョコレートのプレートは特権で私が食べた。
来年も、ささやかに祝えるといいなぁ~

この記事へのコメント

  • ホヌスキー

    お誕生日おめでとうございます。先生、介護、家事など八面六臂のお働き、本当に素晴らしいです。何よりもお元気なのがうらやましいです。どうぞこれからの1年もご健康に過ごされることをお祈りしています。

    2019年05月08日 14:04