弾丸御記帳遠足

昨日の午前中、テレビ番組で、
平成天皇への感謝の御記帳
なるものを伊勢神宮の内宮でやっている、と報道された。
それは・・・行きたい。
御記帳をした人には伊勢の土で作った素焼きの勾玉が授与される。
勾玉・・・欲しい。
次の改元の時は、私も高齢で、そういう根気がないかもしれん。
・・・これは行かねば。先月、夫と行ったばっかだけど。
ということで、急遽、今日、お伊勢さんに行くことになった。

昨日の午後、テレビを見た後すぐに名古屋駅へ行き、近鉄電車の特急の切符を買い、遠足用のお菓子を用意し、夜には朝ご飯用のおにぎりを作って遠足の準備をした。
そして今日の早朝、胃腸風邪から復帰した母も参加し、3人で出かけた。
近鉄伊勢市駅から内宮までの道は、午前9時をすぎると渋滞する。その渋滞に巻き込まれないうちに内宮に到着せねばならん。
・・・ということで、朝6時50分の特急に名古屋駅から乗った。
道はすいすいで、内宮に到着したのは朝8時30分。
平成感謝の記帳は朝9時からの開始だったが、私たちが到着した時には既に長蛇の列だった。まぁ、想像していたけど。

記帳所はこんな感じだった。
記帳所.jpg

御記帳は都道府県名と次の住所までを書く。・・・じゃないと、ものすごい住所の長い人やマンション住まいの人は枠に書き切れない。
それと当然、名前。
この御記帳は伊勢市観光協会と伊勢市商工会議所の主催で、平成が終わった段階で宮内庁に届けられる。

そして頂いた勾玉は、こんな感じ。
勾玉.jpg

素焼きなので少しずつ色も違うし、穴の開いている場所も微妙に違う。
私のは、黄土色に少し白っぽいフスが入っていたが、母のは濃い黄土色一色。夫のは白に近いグレー一色だった。そして夫のは穴がかなり中央に空いていた。
手作りの良さが出ているなぁ。

記帳を終えてから内宮の正宮に参拝した。
まずは手を洗う。もちろん、お手水場もあるのでそこで手を洗って口をすすぐのだが、五十鈴川でも手を洗える。
DSC_0536.jpg

水がとてもきれいで、透き通っている。
そして正宮に参拝。
ここは写真に撮れない。
別宮へ行く途中、ものすごく大きい木があった。
DSC_0538.jpg

この木の前は写真スポットで、いつも人だかりなのだが、今日は時間帯が早かったので誰もいなかった。先月は写真に撮れなかった場所だ。

参拝を終えて参集殿へ。
ここは伊勢志摩サミットで各国の首脳が集った建物だ。新しい檜のにおいがした。
そこで夫が御朱印帳を買った。
私と夫は今までかなりの数のお寺や神社を巡っているが、御朱印帳を買ったことがなかった。
「まぁ、今さら・・・」
と、買う気になれなかったのだが、せっかくの伊勢神宮なので、これを機会に集めてみようか、と思ったのだ。
蒔絵の立派な御朱印帳だ。
御朱印帳1.jpg

御朱印帳の下にある水色の布は、御朱印帳袋。分厚い織物。
なんだか、ありがたさ満載である。

御朱印の受付は神楽殿なので、御朱印帳を持って神楽殿へ戻った。
神楽殿は立派な建物だった。
IMG_0001_BURST0010002.jpg

列に並んで御朱印をいただく。
こんな感じ。
御朱印帳2.jpg

案外、あっさりしている。
前に聞いたことがあるが、神社の御朱印はあっさりしているのが普通らしい。一方、お寺の御朱印は墨でいろいろ書かれる。
神社の御朱印とお寺の御朱印を同じ御朱印帳に書いてもらうことはできない、とも聞いたことがある。
今回買った御朱印帳は神社専用としよう。

内宮を出て、おはらい町とおかげ横町を散策した。
ここは平日でもものすごい人出だったが、日曜日はこんなになるんだ~と驚いた。
本当に、人・人・人。
普通に歩けない。
それでもおかげ横丁の入り口で写真を撮った。
DSC_0542.jpg


11時半になっていたので、伊勢うどんを食べた。
私は昔、伊勢うどんを食べたことがあったが、失礼ながらその時は、「あまり美味しい物」とは思わなかった。
うどんは冷めていてブヨブヨしていて全くコシがない。出汁(?)は生醤油のような真っ黒けで塩辛かった。
ところが先月、夫と行った外宮近くで食べた伊勢うどんは、とても美味しかった。確かにうどんはコシが全くなく、出汁(?)も真っ黒けなのだが、生醤油っぽくなく、ちゃんと出汁の味がして、少し甘かった。そして、温かいうどんだった。これは美味しい、と伊勢うどんを食べて初めて思った。
それ以来、伊勢うどんは私の中では、「店によっては美味しい物」という認識になった。
今日、入ったのは「福助」という店で、私と母は手打ち伊勢うどんなる物を食べてみた。
こういう物である。
伊勢うどん.jpg

うどんが極太。
うどんの太さがわかるように、母にお箸でうどんをつまんでもらった。
直径が8ミリはあろうかと思われる太さ。ビックリである。
手打ち極太うどんは、ふわふわだった。ブヨブヨではない。ふわふわしていた。
出汁(?)は真っ黒けだが甘めで熱々。ちゃんと出汁の味もする。
・・・これは美味しい。
母は以前の私と同様、「伊勢うどんはまずい物」とずっと思っていたらしいが、
「へぇ~! 美味しいねぇ! もちもちでふわふわ!」
と驚いていた。
夫は月見伊勢うどんを注文。こちらは手打ちうどんではないので、極太ではなかったが、「うまいぞ!」と言っていた。
この店は美味しいんだ、と覚え書きをした。

私たちのちょこちょこ食べはここから始まる。
伊勢うどんを平らげた後、フルーツジュース専門店でジュースを飲んだ。ここは石臼式ジューサーなので、フルーツの美味しさが際立つだけでなく、身体にも良さそう。
次はこんにゃく専門店で味付けこんにゃくを試食し、刺身こんにゃくと共に購入。こんにゃく好きの夫は棒に刺さった「こんにゃく羊羹」を食べた。いや、彼はこんにゃく好きなだけでない。羊羹も大好物なのだ。(とにかく、大の甘党)
そして先月、その美味しさに感激したはんぺん屋で、はんぺんと蒲鉾と伊勢飛竜頭を買い、揚げたての棒に刺さったはんぺんを食べた。
ちょこちょこ食べそれで終わりではない。
松阪牛の牛串を食べ、五十鈴川茶屋ではパイン大福を食べた。
トドメは、太閤出世餅と番茶のセットを食べた。
その間に、赤福を買い、栗ポンを買い、エビせんべいを買い、太閤出世餅を買っている。
伊勢木綿の専門店で小物も買っているが、買った物の95%は食べ物である・・・。

よく考えてみると、食べ物の順番が、悪のスパイラルに陥っている。
伊勢うどん(辛い)→ フルーツジュース(甘い)→ 味付けこんにゃく(辛い)→ こんにゃく羊羹(甘い)→ 牛串(塩辛い)→ パイン大福(甘酸っぱい)→ 太閤出世餅(甘い)
見事に、甘い~辛い~甘い~辛い~悪のスパイラルに陥っている。
このスパイラルに陥ると、どれだけでも食べられてしまう・・・ああ・・・恐ろしい・・・

そして、ここで忘れてはいけない。
母は、胃腸風邪から回復したばかりだ。
が、私と同じ物を、同じタイミングで、同じ量を食べている。
私は大食漢だし(だから大きい)、胃腸は頑健で、少々腐った物を食べてもお腹を壊したことは一度もない。が、母は胃腸風邪から回復したばかり。大丈夫なんだろうか。
私と夫の心配をヨソに、母は嬉々として食べ物を消費していく・・・
きっと、回復しているんだろうなぁ。
まぁ、食べられるということは、良いことだ。
今夜の食事を粗食にしとけばいい。

帰りの近鉄特急の中では、夫も私も母も爆睡だった。
何しろ、3人とも5時に起きている。
お腹も一杯だし、眠くなる要因がアリアリだ。

お伊勢さんは、楽しい。
参拝で「いいこと、した!」と心の満足をし、おはらい町とおかげ横町でお腹の満足をする。
まったく、うまくできてるもんだなぁ。
善光寺もそんな感じだが、お伊勢さんは我が家から近い。特急で1時間ちょいで行ける。
また行きたいなぁ。




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