台湾へ

先週末、夫と2人で台湾へ行ってきた。
夫は今年、還暦。来年春には定年を迎えるので、その「卒業旅行」の名目だ。
かねてからゆっくり見てみたかった故宮博物院へ日参できた。

いつも夫と旅行するときは、「フツーの旅行」だ。
大して豪華ではなく、さりとて「節約第一旅行」でもない、「フツーの旅行」。
でも今回はおっとの記念すべき(!)卒業旅行なので、利用するのが初めてと言っていいくらいだが、旅行会社に手配を頼んだ。
飛行機はJALのビジネス、ホテルはリージェント台北の最上階角部屋コーナースイートだった。
要するに、気合いの入った旅行だったのである。
こんなことは一生に一度しか、ない。
っていうか、一生に一度で十分だ。目が潰れる。

なんで、「台湾」なのか。
ハワイでもいいじゃないか、と思われるかもしれない。
・・・が。
ハワイでは常に仕事モードになってしまう。
仕事から離れて、単純に観光を楽しむ旅行がしたかったのである。
そしてもう一つ。
私は昔々、結構長いこと、北京語を勉強していたのである。フラを学ぶ前のことだ。
北京語は台湾語とは発音が相当違うのだが、文法や単語は同じだ。読み方が違うだけだ。今でも、中文の新聞は理解できる。だから英語圏の国じゃないけど、そんなに困らんだろう・・・と思ったのである。5月から、昔に勉強した北京語のテキストを読み返し、準備した。(だいぶ、忘れていた)

で、いざ、台湾へ!
ホテルに荷物を預けてすぐに外出。
行ったのは、迪化街。←この最初の字を探すのに苦労した。
ドライフルーツと花布を買いに行った。ここでは日本人には遭遇しなかった。
こんな古い町並み。映画のロケにも使われるそうだ。
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ドライフルーツは袋入りの物を買ったので苦労しなかった(店主はなぜか英語が堪能だった)が、花柄の布「客家花布」を買うときは苦労した。布を買う場合は、この布を何ヤード、と注文しなければならない。日本語が通じる、とガイドブックにも載っているが、日本語は全然通じない。当然、英語も。思い出し思い出ししながら、北京語で言ってみたが、ほぼ通じない。が、めげずに北京語で何度も何度も言ってみると、ちゃんと通じた。
「作って製品にしようか?」
と聞かれた。この街では、布を注文して製品にもできるらしい。
「自分で作るから、作ってもらわなくていいよ」
と答えた。
「何を作るつもりなの?」
「お弁当袋」
・・・慣れない言語の会話はものすごく疲れる。ちゃっちゃっと買って店を出たい・・・汗が出る・・・
でも、楽しい経験だった。

蒸し暑さに閉口し、喫茶店に入ってみた。
注文したのは、緑茶の烏龍茶。
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ボトルに温かいお茶が入っていて、氷がびっしり入ったグラスが出された。
結構な量のお茶だが、安い。
お店のお姉さんは20代のカワイイ子だった。このお姉さんは英語がかなりできたので、ついでに漢方薬屋さんへの道筋を確認した。
でも、日本語はダメだった・・・。ガイドブックに「日本語はほとんど通じる」と書いてあるが、アレは日本人慣れした観光客向けの店だけのことかもしれん。

漢方薬屋さんで西太后の使っていた成分を復刻した石けんを買い込み、ホテル・オークラで評判のパイナップルケーキを予約注文して、夕方にホテルの部屋へ入った。ここまでで歩いた距離はなんと10キロ。なんとも体力の要る旅行である。
部屋はこんな感じ。
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これはリビングの部分で、寝るところはこんな感じ。いつもとは違う部屋の広さにとまどう私。
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なぜか、ベッドの1つに「ハッピー・バースデイ」の飾りが。
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チェックインする時に、夫の誕生日が11月なの見て、「ハッピー・バースデイ!」と言われた。
ちょっと、待て。
まだ9月だ。夫の誕生日には2ヶ月あるではないか。それで、「ハッピー・バースデイ!」なのか???
でも、心遣いが嬉しい。
ちなみにバスルームは巨大。クローゼットもウォークイン・クローゼットだった。
バスルームはシャワールームが別になっていて、こんな感じ。
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バス・トイレ・洗面台・シャワールームだけで、20畳は軽く、ある。
一般庶民の私と夫には、本当に目が潰れる。

窓から見た台北の景色。
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夜になると、こんな感じ。
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角部屋なので、部屋の2面が全面ガラスになっていて、景色が良かった。
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次の日からは観光へ。鉄板の観光スポットめぐりだ。
台北101という高いビルへ。
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竹の節みたいになってる。金融関係の会社がたくさんテナントに入っているらしく、「すぐに伸びる竹」をイメージしたとのこと。なるほど。
東芝製の世界最速を誇るエレベーターに乗って展望台へ。
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さらにそこから2階昇って、91階。
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展望デッキから見た台北。この日は終日晴れていたので、よく見えた。
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中正記念堂へ。
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「中正」は蒋介石の正名。だから蒋介石の巨大な像がある。
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衛兵交代式。この日、ここでは陸軍だった。
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この衛兵は身長180センチ以上の見目麗しい人が選ばれる。瞬きを全くしない。瞬きしないので、最初は人形かと思った。ガイドさん曰く、「瞬きしない訓練をする」のだそうだ。目が乾く!

龍山寺へ。
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おみくじをやってみた。
名前・住所・年齢を言ってからお願い事を念じ、陰と陽の形になった、かまぼこ状の物2個を地面に投げる。1個が表、1個が裏になるまで続ける。私は3回目、夫は1回で裏と表が出た。で、番号の書いてある棒を引く。引き出しタンスに番号が書いてあり、引いた番号の引き出しの中にあるおみくじ紙をもらう。なんと、これがタダなのだ。
夫は「上上」(たぶん大吉)、私は「上平」(たぶん小吉)だった。

忠烈祠へ。
ここでも衛兵交代式が見られた。
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ここでは空軍。
衛兵が歩いた跡は、茶色の線が残っている。靴裏に打ってある鋲の破片が錆びて、この線をつけたようだ。

夕方は九扮へ。
瀬戸内海みたい。
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「千と千尋」の映画のモデルになった場所なので、ものすごい日本人観光客だった。
通路のほとんどが階段なのだが、普通に歩けない。
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ガイドさんを見失わないよう、必死な私。
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ここが一番の写真スポットらしい。階段下の広場。
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通路は狭くて、両側にお店が並んでいる。
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とにかく、強烈な臭い。揚げ物や、獣っぽい臭いのするソーセージ、甘い臭いが混在している。
「千と千尋」のモデルになった場所はここらしい。実は私も夫もその映画は見ていないので、「ふ~ん」という感じだった。
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景色そのものよりも、私の前にいる人の多さに目がいってしまう・・・。
夫が撮った写真の方がキレイ。
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故宮博物院は???
これについては私の思い入れが強いので、また明日!











この記事へのコメント

  • ホヌスキー

    ご無沙汰しております。お元気に御旅行されたようでよかったです。(実はブログの更新がないので、心配していたのです。)台湾は30年ほど前に母と行ったことがあります。故宮博物院が特に印象深かったです。懐かしくて、あすからのブログ楽しみにしています。
    2018年09月30日 18:59