働きに働いた連休

連休中、皆さんはいかがお過ごしだろうか。
私は毎年、ゴールデン・ウィークはまず、どこへも遊びに出かけない。
この時期は自宅の庭の整備、夫の実家の草刈りなどをすることになっている。
今年は・・・
夫の実家の片付け
がメイン・テーマである。

夫の実家は我が家から車で1時間ちょっと。
今は夫の末弟が一人暮らししている。彼には軽い知的障害がある。
片付けねばならない荷物・廃棄物は、この義弟の物ではない。彼の部屋はいつも私が整備しており、台所やリビングなどの生活空間は常時美しく保っている。壁や窓は全部ピカピカに拭いてあるし、廊下や洋室のワックスはしっかり利いている。
その「荷物・廃棄物」とは、彼が一人暮らしになる以前に実家に住んでいた他の弟家族の物だ。(夫は5人兄弟の長男坊)
その物の量たるや、尋常ではない。とにかく、びっくりする状態なのだ。
弟家族の「荷物」は、1階で3部屋(8畳・8畳・4畳半)、1階の廊下突き当たり、長くて幅広い縁側(6メートル超え)、2階の2部屋(10畳・6畳)におてんこもりになっている。
どのくらいおてんこもりなのか、というと、
足を入れるスペースがない
天井近くまでぎっしり
という感じだった。
フツーの人ならば、ふすまを開けて、見て、またふすまを閉じたくなる、といった感じだ。
義弟の通う知的障害者の訓練作業所のスタッフや義弟を担当してくださっている社会福祉協議会の職員さんが家庭訪問にいらっしゃった時も、すべからく絶句しておられた。当たり前だが・・・

なんとかせな、イカン
・・・と、ずーっと考えていたのだが、それよりもジャングル状態の雑木林と化した庭の整備に手がかかり、なかなか締め切った荷物部屋の整理まで手が回らなかった。
が、そんなことは言っとれん。今年は最後の法事をして、仏壇締めをする予定だ。1階の座敷2部屋をきれいにせねばならない。ご縁さん(お坊さんのこと)に入っていただくのに、恥ずかしすぎる。・・・というか、ご縁さんの座る場所もない。・・・というか、ご縁さんの足を置く場所がない。踏み入ることができない状態なのだ。
そこで、今年のゴールデン・ウィークは実家の片付けに充てることとなった。

作業に要した日数は4日間。
夫は連休中でも出勤日があるので、それを縫うように実家へ行くこととした。連休前半に2日間、平日を挟んで、連休後半に2日間だ。
それ以外の日は、夫は出勤している。・・・つまり、夫の連休は皆無だったわけである。
1日目・・・1階の1部屋と縁側の半分を片付けた。
2日目・・・1階の1部屋と縁側の半分、廊下の突き当たりを片付けた。
間の平日・・・母に手伝ってもらって、ゴミ出し
3日目・・・1階の1部屋、押し入れ、天袋を片付け、その部屋に整理して残す荷物を整然と置いた。
4日目・・・2階の2部屋の片付けと家具の移動
という具合だった。

結果、すべてきれいになった。
置いてあった荷物は、衣類・台所用品・日用品・書類関係とそれぞれ書いた段ボール箱に詰め、すべて押し入れに収納した。変色したり黄ばんだり虫に喰われたりカビが生えたり、の物品は全部廃棄した。
いやはや、壮絶な片付けだった。
案外、「残す物」は少なかったように思う。
何しろ、2年近く放置された物なので、ほとんどの物にカビが生えたりしていたし、食品(!)などは当然ながら消費期限を大幅に過ぎていた。
「残す物」の段ボール箱は41箱で、廃棄した物の方が圧倒的に多かった。夫の弟家族の物なので勝手に廃棄することは避けたかったが、消費期限を過ぎた食品やカビた衣類は廃棄せざるを得なかった。また、段ボール箱の中で倒れて中身の飛び出した洗剤や調味料もかなり多く、なぜかそれらと一緒に箱に詰められていた衣類や書類はめちゃくちゃになっていた。

この、「分類」に関しては、実に理解不能だった。
一番びっくりしたのが、大きな土鍋と、トイレの詰まりを直すゴム製の丸い物に枝の付いたヤツ(名前がわからん)が、一緒の箱に入っているのを見た時だった。
10年前のスーパーのレシートと、鼻をかんだティッシュペーパーと、コーヒーのような茶色い液体をかき回して洗っていないスプーンと使われていない古い携帯電話が同じ箱に入っていた。卒業アルバムと印鑑とティッシュの空き箱と卵の空きパックと水着が同じ箱に入っていた。大事な書類(たぶん)と飲みかけのペットボトルとビデオテープと砕けたクレヨンが同じ箱に入っていた。
箱の中身が整然と分類されているならば片付けは難しくないが、これだけ多岐にわたる収納法を用いられると、作業時間は何倍もかかる。
「なんだこれは~!」
「ぎゃ~!腐っとる!」
「くさい~!」
「なんかの虫がわいとる!」
などと、夫と私、知的障害のある義弟と3人で叫びつつ作業したのだった・・・。

残した物は段ボールで41箱だったが、ゴミ袋に分別して詰めた廃棄物は数えられなかった。
夫の実家付近のゴミの分別はなかなか大変なのだが、可燃物・不燃物・粗大ゴミ・プラスチックゴミにきちんと分けた。スチール缶・アルミ缶・ペットボトル・新聞・雑誌・段ボールはリサイクルステーションに車で何度も運んだ。
集積所収集のゴミはその曜日に合わせて運びに行った。
我が家の車にはゴミ袋で17袋詰めることができる。(今まで何度も片付けをしているので、17袋ということは把握済み)
それで何往復もした。使ったゴミ袋はそれぞれ何袋かわからないが、少なくとも可燃物は150袋以上買って使い切ったし、プラスチック用は80袋以上使ったし、不燃物も50袋以上使い切った。
今現在・・・収集日に持って行くゴミ袋が座敷2部屋に置いてある。来週の火曜日にこれをすべて集積所に持って行く予定だ。
それで、すべてが完了する。

で、きれいになった座敷がこちら。
置いてあるゴミ袋は収集日に運ぶ予定だ。
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これは作業1日目。
まだ段ボール箱に分類して積んでいる状態。
私の出で立ちは本当にヒドイ。このように、長袖・長ズボン・ほっかむり・手袋・マスクは必須なのだ。これは休憩中なのでマスクをしていない。
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障子の向こう側に、段ボールがごちゃごちゃに置いてあるのが見える。これが6メートル超えの縁側だ。今はこの縁側もクリアーである。
縁側の床は長年にわたる荷物の放置でボロボロになってしまった。来週火曜日にパンチカーペットを敷いてきれいにする予定。

いやはや・・・
本当に壮絶だった。
壮絶、としか言葉では表せない。
しかしすべての部屋がクリアーになったので、達成感がある。
そして・・・もう、どこが痛いのかもわからんくらい、夫も私も筋肉痛である。ぎっくり腰の一歩手前、という感じだ。
これで秋には法事ができる。
亡き義父母に、ようやく顔向けができるなぁ。・・・って、私と夫の荷物じゃないのだけれど。
更にきれいになった様子はまたブログに書きます!

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