お釜、発見!

先日、夫の実家の森林を伐採中、私の知らないナゾの倉庫を発見した。倉庫の大きさは1畳くらいだ。
夫の実家は田園地区なので、どの家も大きな倉庫や蔵を持っている。夫の実家は非農家なので蔵や農機具倉庫は必要なく、現存している倉庫はあくまで「物置小屋」という位置づけだ。
夫の実家には倉庫が3個ある・・・と思っていた。
が!
竹林を伐採している時に、4個目の倉庫を見つけてしまったのだ!

倉庫、と言っても、結構な大きさのある倉庫もある。
倉庫その1・・・夫が実家を新築した時に仮住まいとして建てたプレハブを倉庫として使っている。約20畳ある。
倉庫その2・・・昔、知的障害のある義弟が暮らしていたこともあるプレハブ小屋で、現在は物置。約8畳ある。
倉庫その3・・・いわゆる、ヨ○コウの物置のような物。幅は1間あるが奥行きが狭い。普通の倉庫。
と、ここまでは知っていた。
義妹家族が出て行った時、これらの倉庫内にあった義父母の遺品はすべて処分してカラにした。
今は、義妹家族が退去した後に住んでいた義弟家族(知的障害のある義弟ではない)の荷物で一杯になっている。夫は5人兄弟の長男で、弟達の荷物が未だにこの倉庫にはたくさん眠っている。ちなみに私と夫の荷物はない。知的障害のある義弟の荷物も倉庫にはない。
倉庫は3個ともほぼ満タン状態ではあるが、人様の物を勝手に処分するわけにもいかず、ましてや処分費用も大変なので、今のところは静観している・・・という状況だ。

ただでさえ、その荷物に困っている状況なのに、そこへきて、4個目の倉庫が見つかったのだ!
かんべんしてほしい・・・
今までは、その倉庫は竹林の深く中にあり、見えなかった。
それが、竹をバシバシ切ったことで、発見してしまったのだ。(あえて、「しまった」と言いたい)
私がゴスペルのコンサートへ行っている最中に、夫が一人で森林の伐採に行ってくれることになっていたので、
ナゾの倉庫の中身を見てきて!」
と頼んだ。

帰宅した夫が言うには、
「ありゃ~、なんともならんな」
とのことだった。
どうやら、そのナゾの倉庫の屋根には大きな穴が開いており、中が水浸しになっていて、どうにもならない、とのことだった。
倉庫内にあったのは、夫曰く、「ガラクタ」とのことだった。
ガラクタって・・・どういうガラクタなんだろう・・・
ガラクタにも、いろいろあるが・・・

で、今日は森林の伐採をせずに、その倉庫の中身を確認した。
確かに、ガラクタだ。
もちろん、以前はその役目をしっかりと果たしていた道具類なのだが、全部が水浸しになって腐っている物もいくつかあった。
その他、捨てるのに困った物、古くなってなんとなくしまい込んだ物、いつか使うかも・・・と考えてとりあえず突っ込んだような物・・・
脱衣所で使うカゴ、バケツ30個あまり、巨大な寿司桶、巨大な大皿、壊れた石油ファンヒーター、壊れたクーラーボックス、巨大なイカキ(台所の洗い物をふせておく物)5個、切れた蛍光管10本あまり、ワインの瓶が5本あまり、山盛りのビールの空き缶、山盛りの缶詰のフタ(!)、重箱5組、段ボールをちぎった物、20年以上前の雑誌・・・
要するに、ゴミか、もしくはこれからの人生において使う予定が全くない物だらけだった。
特にコレ↓なんか、現代社会で使っている人がいるんだろうか・・・
お釜.jpg

私も、映画や時代劇ドラマでしか、見たことがない。
そう、お釜だ。
いつのヤツだ、いったい・・・
いつか、使うつもりで倉庫に入れたんだろうか・・・

ゴミ袋に入れられていた物もあったが、ほとんどはむき出しのまま、ガンガン突っ込んであるという状態だった。せっかくゴミ袋に入れてあっても、ゴミ袋が土砂で損傷している物も多かったし、分別がひどく間違っている袋も多かった。
まずはキチンと分別。
可燃物ゴミ袋、プラスチックゴミ袋、不燃物ゴミ袋の3種類を大量にナゾの倉庫の前に置き、次々と分別しながら袋に詰めていった。間違った分別をされているゴミも全部取り出し、正しい分別袋に詰め直した。
結果、可燃ゴミ4袋、不燃ゴミ8袋、プラスチックゴミ16袋に及んだ。敢闘賞モノである。
作業時間は約1時間。一人だったからできた量だ。もし夫と一緒にやっていたら、途中で休憩したり、しゃべったりするので作業効率は悪くなる。

そのガラクタさん達は、全部、水でべちょべちょだった。
バケツなんぞ、全部に水が満杯になってコケが生えていた。
ナゾの倉庫は床も抜けていて、竹林からの土砂が大量に流入し、水浸しどころか、泥だらけだった。
ゴミを分別しながら、ゴミ混じりの土砂も手ですくって袋に詰めた。
ああ・・・土砂って、なんて重たいんだろう・・・
バケツって、30個も必要なんだろうか・・・
イカン、イカン、雑念があっては作業が進まない・・・と思いつつ、作業した。

私は案外、へこたれない。
諦めが悪いのだ。自分がやる事に関しては、かなり執念深い。
前にもフラの記事で書いたが、
「やれるかやれんか、やってみな、わからん」
という主義だ。
このくらいのゴミ量ならば、私の中ではレベル2なのだ。

不燃物は無事、集積所へ運べた。
12月初めから庭のあちこちにあった不燃ゴミを袋に詰めて捨てる準備がしてあったのだが、ナゾの倉庫の中の不燃物と合わせると、なんと34袋に及んだ。
車に積んで(袋そのものもかなり汚れているので、車にビニールシートを敷き詰めた)、3往復。
・・・なんで、こんなにゴミがあるんだ・・・
と思わないでもないが、思っているだけでは片付かない。
出し終わった時、本当にほっとした。
ナゾの倉庫内の、プラスチックゴミと可燃ゴミの袋は次の収集日に出す予定だ。で、またナゾの倉庫にきちんと整理して収納した。

帰り道・・・
私の脳裏にオソロシイ映像が去来する。
ナゾの倉庫のゴミを片付けていた時、ビックリする物を発見してしまったのだ!
これは写真は、ない。
恐ろしすぎて、写真に撮れなかった。
おひな様の顔だけ
髪の毛は土砂で溶けて(?)、既にない。首から下も同様。
顔だけ、なのである。
白い顔で、にっこり笑っていた。←当たり前
最初に、土砂の中から、20センチくらいの槍が出てきた時、
「もしかして、これは、おひな様???」
と思った。
箱は土砂と雨水に溶けて、ドロドロだ。どれが土砂でどれが元・箱なのかが、わからん。
手で探っていくと、固い物が手に触れた。
で、土砂から引きずり出してみると・・・おひな様の顔だけ、だったのだ。
顔しかないから、今更、人形供養にも出せない。仕方ないので、塩をふって不燃ゴミの袋に入れた。

そのおひな様の笑顔が忘れられない。
目をつむると、あの笑顔が浮かぶ。
ああ・・・今夜は眠れないかも。








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