台風の余波

台風が過ぎ去り、今日の名古屋はとても暑い。
朝っぱらから、シーツやら何やらたくさんの洗濯物を干した。
晴天とはありがたいものだ。

九州や北海道では大雨による被害が大きかったと報道されていた。
我が家は坂道の途中にあるので、大雨には強い。流れてきた雨水は全部、坂の下へ向かって流れていくので、水に浸かるということはない。
今回も水の被害は何もなかった。停電もなかった。
だが。
隣家の被害の片鱗が我が家にふりかかってきた。

隣家は鉄筋の4階建て。
台風なんぞにはビクともしない構造である。木造の我が家の方が、よっぽど危ないのだ。ヤバいのだ。
しかし、隣家と我が家の一番の違いは、「手入れの違い」である。
我が家では、金曜日から(!)臨戦態勢
レッスンを終えて帰宅すると、庭の南端にある石垣によじ登り、石垣の上に群生していたセイタカアワダチソウを全部引き抜いた。・・・ようやく、かねてからの懸案事項が解決された。

このセイタカアワダチソウの生えている土地は我が家の土地ではない。しかし、セイタカアワダチソウは1メートルを超える高さまで成長しており、我が家の庭に向かって垂れ下がってきていた。もうすぐ、花が咲きそうだった。我が家にはゼンソク持ちの母がいる。これは台風の前になんとかしておきたかった。
垂れ下がってきているのは、我が家の庭の空中だけではなかったのだ。
我が家の物置小屋の樋の上に4~5本倒れている。これでは樋がつまってしまう。
ちなみにその土地の持ち主は、マンションなのだが、管理会社に連絡しても梨の礫。やってくれるのを待っていては、台風が来てしまう。
本来ならこのセイタカアワダチソウは、そのマンションの土地の持ち主の「財物」になる。勝手に他人である私が処分してはいけない。・・・ことは、重々理解している。
しかし。
それによる被害が甚大なのだ。(ぜんそく・樋の詰まり)
後で連絡しとけばいいか・・・という判断で撤去した。
ついでに庭の敷地内の雑草をキレイに取り除き、レンガの上に置いてある鉢も全部降ろした。
玄関横のハンギングバスケット5個も降ろした。
ベランダの物干し竿も全部降ろした。
屋外にある箒などの「ぶらさげてある物」をキチンと始末した。
買い出しも完了した。2週間は籠城できる。
準備は万端だ。
さぁ、いつでも来い、台風よ。

・・・という臨戦態勢で迎えた台風。
名古屋市南部では倒木や停電などの被害があったようだが、我が家の辺りは何の問題もなかった。
・・・はずだった。
夜中、ちょうど台風が東海地方を通過している頃である。
バリバリバリ~!!! ベリベリ~! メキメキ~!

という、すごい音がした。
「すわ、我が家か?」と思ったが、まぁ、今更壊れてしまった物を確認したところで、仕方がない。もう壊れているのだから、どうしようもないのだ。朝に確認すればいいや~と思い、そのまま寝てしまった。

そして、明朝。
バリバリ~メキメキ~の正体を確かめようと、ベランダから庭を見た。
何もない。
多少のビニール片はあるものの、大きな物が飛んできた様子はなかった。
バリバリ~メキメキ~になりそうな、物置小屋の屋根や樋なども確認したが、何も壊れていなかった。
・・・我が家ではなさそうだ。
ついでにベランダから隣家を見た。
隣家はどんな大型の台風が来ようとも、竿を降ろすとか植木鉢を降ろすとかいう措置を講じているのを、私は見たことがない。隣家の4階のベランダを見ると、今回も竿は掛かったままだった。
そして、その物干し竿がベランダの側面に張ってあるポリカーボネート板(蛇腹状になったプラスチックの板)を貫通している・・・。
当然、バリバリに割れている。
割れているのは側面の板だけではなかった。
ベランダの屋根のポリカーボネート板もバリバリに割れて、かなりの面積の板がなくなっていた。
バリバリ~メキメキ~の正体は、この板だったようだ。

母に「隣のベランダの横板と屋根が壊れていたよ」と話すと、
「ああ、あれね。朝、庭の真ん中に大きな板が落ちてたよ」
と言った。
私が確認するよりも前に、母は発見していたようだ。
「で、その板はどうしたの?」
「隣の家の駐車場の入り口に入れておいた」
まぁ、それなら問題ない。

我が家では何も破壊されていなかったが、より「上空」になる隣家の4階のベランダは大きく壊れてしまった。
風のせいもあるだろうが、やはり、物干し竿を降ろしておかなかったのも関係しているように思う。
もし、あの物干し竿が、我が家の家に直撃していたら、と思うと、結構怖い。
くっつきあって建っている住宅地では、お互いに気をつけないとなぁ・・・と実感した。
今年は台風の当たり年だそうだが、こんなのが何回も来るのは勘弁してもらいたいなぁ。


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