信州旅行

週末の土日を利用して、家族旅行へ行きました。
行き先は・・・信州
信州といっても、とても広い。去年は上田をゆっくり巡ってきたのですが、今年は長野・善光寺、上田、松本、安曇野へ行きました。

土曜日は善光寺さんへ。
善光寺への途中、長野オリンピックの聖火台(本物!)がありました。
とりあえず、母と巻き付いてみました。
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今でもちゃんとモニュメントとして活躍しています。

そばを食べて、善光寺へ。
いろいろガイドブックで調べて行ったのですが、思ったよりずいぶん広かったです。
内陣券というのを買って、本堂の中へ入らせていただきました。善光寺を訪れている人は多かったのですが、内陣まで入る人は少なく、ゆっくりお焼香しました。
・・・で、お戒壇めぐり
これは愛知県・祖父江の善光寺別院にもあるのですが、あちらはきらびやかな立体曼荼羅がお戒壇めぐりの途中にあって、せっかくの「真っ暗な道」が真っ暗ではなくなっています。
長野・善光寺は、本物のお戒壇めぐりになっていて、最初から最後まで真っ暗な道を進みます。右手で壁を伝いながら、恐る恐る進む、という感じでした。途中、「鍵(錠前)」があり、これを探し当てて触ることができると極楽浄土へ行ける、と言われています。
夫は探し当て、錠前を触ったそうですが・・・私と母は探し出せず。
う~ん、夫だけが極楽浄土行きかい・・・ なんか、不公平。
夫より信心が薄いのかしらん。いや、そんなことはないと思うが・・・
なんか、釈然とせん。

本堂の中には「びんずる」という撫で仏があり、自分の身体のイカンところを、その仏像に触る・・・というもの。
私はとりあえず、首と肩と頭(頭痛持ち)。靱帯を切ったままの膝。撫で仏の首と肩と頭と両膝をナデナデした。夫は腰、母は目と頭と肩。母はそれ以外の場所もまんべんなく(!)なで回した。
そこで母が一言。
「ねぇ、人気の場所ほど、木がはげてるねぇ」
そう、多くの人が撫でた場所は木がはげたり削れたりしていた。それは理解できる。
でも・・・「人気の場所」って・・・ 母の表現は計り知れん。

資料館をゆっくり見学した後、本堂でお守りを買い、山門に向かおうとしたその時。
参拝客が皆さん、1列に並んでいる!
これは・・・お数珠頂戴か???
「お数珠頂戴」とは、ご住職が法要のために本堂を往復する時に、参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫で、功徳を授けてくださる・・・というもの。普通はお朝事の時しかこれはない。お朝事は、朝の6時とか、とにかく早朝なのだ。名古屋から当日出かけては絶対に間に合わない。最初から諦めていたのだが、とても運良く、これに行き会った。
慌てて列に加わり、ひざまずく私たち3人。実に「にわか信徒」であるが、こんな機会は滅多にない。
頭を下げ、地面にひれ伏す私たちの方へ、少しずつ、そのご住職の足音が近づいてきました。
そして・・・無事、3人とも頭を撫でていただいた。
俗世のツキモノが取れたような気がする。気のせいかもしれんが、とても清められたような気がした。
私の祖父母も生前、何度か善光寺に足を運んでいたが、確か3回目くらいでお数珠頂戴に行き会った、と言っていた。
私たちは初めての参詣だったので、本当に運が良かったのかもしれません。

参道をぶらぶら買い物し、車に乗って上田へ。
みすず飴の本店へ行き、大量のジャムとみすず飴を買い込む。この段階で既に、車の中はお土産物だらけに。
宿泊は去年に引き続き、別所温泉。
池波正太郎先生の「真田太平記」で、忍者が傷を治した温泉だ。
信州牛のコースを完食し、温泉で肌をこすりまくって、早めに就寝。
・・・せっかく「お数珠頂戴」をしていただいたのに、もうすっかり、俗世にまみれている私たち。
ちょっと反省せねば。

今日は安曇野の大王わさび農場へ行きました。
ここはなんと、入場料が無料。
広大な敷地のわさび田をゆっくり見学しました。
わさびは大好きだけど、初めてその田んぼを見学しました。ず~っと周遊歩道が完備されていて、気がついたらものすごいハイキングになっていました。
記念写真も買いました。
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水がとてもきれい。
水草がよく見えました。こういう水だから、わさびができるんですねぇ。
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ハイキングコースの途中に、写真撮影用の切り株がありました。
いつも私に見下ろされている母を切り株の上に乗せて、「私より大きい母」を演出してみました。
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わさび田をバックに。
こうやって田んぼを作るんですねぇ。
幾何学的で、なんとも美しい。
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そして今回の旅行の最後の行程、松本城へ。
先日ニュースで、「松本城は来年から耐震工事に入ります」と言っていたので、慌てて見学に行きました。
お城の耐震工事となると、何年かかるか、わからん。
母が、「私の生きてるうちに終わらないんじゃない?」と心配していました。
じゃあ、今年行こう! ということに。
お天気も良く、お城のバックの空がきれいです。
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松本城は私も初めて。
テレビや写真では見たことがあったけれど、思ったよりずっとずっと美しいお城でした。
中にも入りましたが・・・
ものすごい階段。
アスレチック・コースのような急階段で、ビックリしました。
天守閣からの下り階段で、足の不自由なご年配の方々や、赤ちゃんを抱いた若いお母さんとすれ違いました。
あの方達は、大丈夫なんだろうか。ちゃんと上れるんだろうか。っていうか、下りはもっと大変だ。
上るときに、「大変ですよぉ」と、係員は誰も言わなかったんだろうか。
無事に降りてこられるといいんだけれど。

お城というのは、普通、梁が低い。
昔の日本人のサイズに合わせてるから当たり前なのだが。
以前、ネイサン・アヴェアウが、犬山城でシタタカに頭を打った、と言っていた。170センチ以上の人はご注意を! である。
そして、階段の幅が狭い。階段の段の高さもマチマチだ。
これは、攻め手が簡単に上れないようにするためだったり、大切な軍議を天守で行ったりするためのものだ。
それは大いに理解できるが・・・現代人にはなかなか厳しい環境である。
足下も頭の上も・・・
注意する所が満載だ。

帰り道。
私がウトウトしていると、自宅に着いた。
夫は2日間、700キロを全行程運転してくれた。
さぞかし、お疲れだろう。
しかし、元気だ。
「来年は、もう一度、善光寺へ行って、錠前を2人が探し当てなくちゃ!」
と、もう来年の計画を練っている。
夫が元気に長距離を運転できるうちは、遠出したいなぁ。



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