月曜日は大忙し!

毎週月曜日は大忙しなのだ。
午前中に中級レッスン、午後にハワイ語と初級のレッスンがある。それだけならば、仕事なので、どうということもないのだが、月曜日の次は火曜日なのである。←当たり前
火曜日は、夫の実家へ行く日。
実家には、知的障害のある義弟が一人暮らししている。大抵の家事は一人でもできるのだが、そこは男の一人暮らしなので、どうしてもツメが甘い。
火曜日には実家へ行き、普段はあまり掃除しないような所を掃除したり、草むしりしたり、樹木剪定したり、台所を大掃除したり、衣替えを手伝ったり、と結構ハードなのである。通院や知的障害者向け作業訓練所の連絡事項などもある。
そして、「買い物僻地」なので、彼を連れて買い物に行く。近くのショッピングセンターまで、車で20分ほど。日用品や食料品の買い出しをする。
・・・が、そこは男の一人暮らし。何を食べているのかが、とても心配だ。
ということで、私は毎週火曜日に、彼の1週間分のおかずを作って持って行く。
・・・つまり、月曜日に作るわけだ。

たぶん、世の「単身赴任中のご主人をもっている奥さん」はこういう感じなんだと思う。
我が家は、夫が単身赴任したことがないので、1週間分のおかずを持たせる、運ぶ、という経験がなかった。ここにきて、初めて、おかずの大量作りをするようになったのである。
最初は何を持って行ったら良いのかわからなかったが、こういう生活も半年以上経つので、私も慣れてきた。とにかく、日持ちしやすい、火がしっかり通ったものを中心に、時間差で食べられるよう冷凍にもする。
同じおかずが続かないように、同じ食材が続かないように、同じ味付けが続かないように、季節感のあるように、そして飽きないように。
知的障害があるので、気に入ったモノばかり、ずっと食べ続けてしまうので、とにかく同じような内容が続かないように気をつけている。
作るのは簡単だが、メニューを考えるのが結構大変だったりする。

これが明日、私が義弟に持っていくおかずである。
持って行くおかず.jpg

絵面はよくないのだが・・・
左上から、かぼちゃの煮物、その右が豚肉を赤味噌で漬け込んだものを焼いたもの。
その下の段の左から、タマネギと豚肉の生姜焼き、真ん中が油揚げの中に人参と椎茸と玉子を入れた巾着煮、右がレンコンと人参のきんぴら。
一番下の段の左から、大盛りのチキンライス(生バジル入り)、真ん中がはんぺんの煮物、右がナスの揚げ浸し。
その他、豆板醤で韓国風に味付けた牛肉とゴボウは焼くだけにして冷凍、豆腐のハンバーグも冷凍。これらは冷凍のまま持って行く。
・・・結構な量である。

これをレッスンから帰ってすぐに作る。
下ごしらえの必要な物やアク抜きの必要な物は朝から仕込む。
これで調理時間はだいたい2時間~3時間。
イチイチ、違う味付けの、違う材料を使うので、時間のロスが多くなってしまう。
だから私は、月曜日はレッスンから帰るとずっと台所にいるのだ。
ついでに我が家の夕食を作り、明日の夫のお弁当のおかずを作る。
・・・お弁当屋さんやお惣菜屋さん並である。

これも、月曜日だけだからできる。
これが毎日だったら、気が変になるだろう。
いや、気が変にはならないかも。なにしろ私は食いしん坊なのだ。
食いしん坊な人は大抵、料理が好きだ。
私の場合は、一日中、台所で料理していても、全然気にならない。
・・・というか、かなり楽しい。

義弟はいつも、私のおかずを喜んでくれる。
自分で作らなくていいのだから、喜ぶのは当たり前かもしれない。
それでも、いつも全部食べて、きれいに容器が洗ってある。
「こないだの煮物、美味しかった。あれはどうやって作るの?」とたま~に聞いてくる。義弟は私が持って行くおかずがなくなると、自分で作って食べているのだ。だから、自分が気に入った味付けがあると、どうやって作るのかを尋ねてくる。
「ああ、あれはね・・・」と、紙に書いてわかるように説明する。
が、私は本来、何が何グラムとか、何が大さじ何杯なのか、ほとんど測らずに作っている。私の「舌」だけが頼りの料理なのだ。だから説明するのが難しい。
経験と勘だけが頼りの料理だから、最近では一緒に実家の台所で作ったりもする。

娘なんかがいたら、きっとそんな風に一緒に料理したりするんだろうなぁ。
私には子供がいないので、私の味を受け継ぐ人がいない。
なんだかちょっと寂しいような気もする。
でも、義弟が少しでも私の味を受け継いでくれたら、嬉しい。
そのうち、私がおかずを運ばなくても、自分で作れるようになるかもしれない。
できるようになったら、ぜひ彼の料理を食べてみたいものである。

食べる人の嬉しそうな顔を想像しながら料理するのは、本当に楽しい。
さて、来週は何を持って行こうか。
それを考えるのも、案外楽しみなのだ。

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