「永遠」はない

ミス・アロハ・フラの結果まで見て、ブログを更新し、夕食を食べ、羽生結弦の演技を見て、また再びPCを開いた。
今日のミス・アロハ・フラは面白かった。カヒコが終わった段階で「接戦だなぁ」という印象を持っていた。

私は解説はするけど、予想はあまり当たらない。
それは・・・「好み」の問題である。自分とこのハラウ(カヒキラウラニ)が出ていると、つい贔屓目になる。当たり前だが。
今日のミス・アロハ・フラにはカヒキラウラニはエントリーしていなかったので、案外冷静に見ることが出来た。
でも・・・やはり予想とは少し違った。

ハワイアン・ランゲージ賞は予想どおり。
イルカのオリ、見事でしたねぇ。下顎の使い方がお手本のようだった。
ミス・アロハ・フラは・・・
入賞した5人は予想どおり。
でも、順位が少し違った。
私の予想では、1位と2位が逆。
そして、3位と4位が逆。
なかなか予想というのは難しいものである。

こうして毎年メリーモナークを見ていると、感じることがある。
「永遠」はない。
どのハラウも、毎年少しずつメンバーが入れ替わる。
がっつりと世代交代するハラウもある。
カヒキラウラニもそうだったが、クムが亡くなって、後継のクムの元で練習し、出場するハラウもある。ケ・カイ・オ・カヒキでは先代のオブライアン・エセルが亡くなったし、ちょっと前だけどカムエラも先代は亡くなって後継のクムになった。
ずっと優勝し続けるハラウはない。
入賞したり、しなかったり。
だから興味深い。

私はカヒキラウラニしか知らないけど、毎年少しずつ世代交代している。
ワヒネが去年出場しなかったのは、世代交代期だったからである。大人数の素晴らしいオラパ達ががばっと引退し、ハラウを去った。
これはどのハラウにもあることだ。
素晴らしいオラパの揃っている世代もあれば、そうではない世代もある。
素晴らしいオラパが揃っていても、それは永遠に続かない。
いつか、誰かが引退する。いつか、誰かが卒業する。いつか、誰かがハラウを去る。
これはカヒキラウラニだけかもしれないが、カネとワヒネの両方が良いことは、実はあまりない。たまに重なる時もあるが、大抵はどっちかが素晴らしく良くて、もう片方は発展途上だったりする。
私が出場した2003年は、ワヒネのメンバーが揃っていた。前年、カネは素晴らしい成績を残したのだが、それが終わってほとんどの生徒が引退したのでその年のカネは成績が振るわなかった。カネもワヒネも両方素晴らしかったのは、1999年と2009年からの3年(間違ってたらすみません)ぐらいかもしれない。私の知る限りでは。
そういうもんなのである。

みんなトシを取る。仕事が忙しくなったり、結婚したり、引っ越したり、赤ちゃんができたり。
生活が変われば、フラをやめる人も出てくる。
寂しいことだが、そういうふうにして、フラは続いていくのだ。
私と一緒にメリーモナークに出ていたメンバーで、今年のメリーモナークに出場するのは、カネはとうとうゼロ、ワヒネは2人しかいない。
出場する人は変わるけど、ハラウは続いていく。
永遠に出場する人はいないし、永遠にフラを踊り続ける人はいないだろうけど(命に限りがある)、フラとハラウは続いていく。
それが伝統文化なのだ。

メリーモナークの中継を見ていると、
「あ、このハラウのあの人はもう出ないんだな」
「あの人は引退したのかな」
と思うことも多い。世代交代を感じることも多いのだ。
そういうふうにして見るのも、また興味深い。
でも、また新しい世代の人が出てくる。
また素晴らしいオラパが生まれていく。
「人」は永遠じゃないけど、「フラ」と「ハラウ」は続いていく。

明日はカヒコだ。
今年はどれだけ世代交代したのだろうか。
どこのハラウが力を蓄えただろうか。
実に楽しみだ。





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