親知らず

年が明けてからというもの、殺人的な(!)忙しさだった。
夫の実家の森林伐採、父の通院、義弟の通院、切り絵の叔父の葬儀、確定申告の会計士とのやりとり・・・
3人分の確定申告の準備をし・・・ ←これが一番面倒な仕事
本業の方も、みよし市の市民講座が始まり、鳥羽フラのお手伝いがあり、当然、通常のレッスンがあり・・・
ついでに夫がひどい風邪を引いて寝込み(インフルエンザではなかった)、ついでに夫はぎっくり腰まで併発し、通院やその他の用事が加わり・・・
本当に身体がいくつあっても足りない状態だった。
・・・よく、身体を壊さずにやれてる、と思う。

その殺人的な忙しさに、3日前から身体が悲鳴を上げた。
歯のかみ合わせがおかしいのだ。
もともと私は、ひどく疲れたり、ひどくストレスが貯まると、右の奥歯がず~んと重くなる。
これは若い頃からだ。
時には金槌で歯を叩かれたような痛みの時もあるし、ただただ重だるい時もある。
しかし、今回のような「歯のかみ合わせ」に悩んだことはなかった。
そもそも、私の歯は、父に似て、ものすごく丈夫なのである。
津島市名産の「くつわ」なる、私の知る限りでは最固のお菓子も、歯でバリバリッと勢いよく噛み砕く。噛むたびに、脳みそが揺れるような感じがする。それくらい、固いのだ。だが、私の歯は、それを噛み砕くのもお茶の子さいさいなのである。

そんなに丈夫な歯なので、私は歯のトラブルを感じたことはない。
ところが、3日ほど前から、右下の奥歯の歯茎に、右上の歯が当たるのだ。
鏡を見ながら噛み合わせをチェックしてみたが、噛み合わせそのものはおかしくない。
どうやら・・・
下の歯茎が腫れてる???
こんなことは初めてなので、なんだか気持ち悪い。

昨夜はその症状が最高潮だった。
・・・これは、歯医者へ行かねば。
しかし私は忙しい。(人の用事ばっかだが)
いつ、歯医者へ行けると言うのか???
「そんなもん、歯医者へ行かな、イカン!」
という夫の言葉にはさすがにキレた。
「アンタ、私がいつ、歯医者へ行く時間があるの!!!」
「・・・」
そうなのだ。自分のことは一番後回しになる。たぶん、日本全国の要介護者を抱えている家族は同様だろう。

今日は午前中に父の用事と夫の用事を済ませ、そのまま夫の実家へ行って義弟の用事を済ませつつ1週間分のおかずを届け、すぐに名古屋へ戻った。帰宅すると既に午後1時。
歯医者さんの予約が1時30分に取れたので、お昼ご飯もソコソコに、医院へ駆け込んだ。
その歯医者さんは、私がなんと、幼稚園児(!)の頃から通っている歯医者さんだ。
先生は私の歯と歯茎を確かめ、レントゲンを撮った。
レントゲン写真をじっと見つめる先生。何も言わない。
・・・どうしよう。なんか、とんでもない症状なのか??? 膿がものすごく貯まってるとか、顎の病気とか?
私の心配をヨソに、先生は私のカルテを見ている。何しろ、幼稚園の頃から通っている歯医者さんなので、カルテもべらぼうに分厚い。

「これはねぇ、親知らずですねぇ。」
は??? 親知らず???
「小百合ちゃんは1本も生えてないよねぇ」
幼稚園児だった頃の名残で、先生はこんなトシになった私をいまだに「小百合ちゃん」と呼ぶ。
カルテを確認したのは、親知らずをチェックするためだったようだ。
そう。私は今まで、親知らずは1本も生えていない。私の父も、親知らずは1本も生えてこなかった。私の歯は、父とそっくりだ。前歯がやたらと大きい。視力関係もそっくりだ。顔が似てるんだから、骨格も似ている。だから歯も似ているのかもしれない。
歯は遺伝する、と聞いたことがあったので、私は昔から、
「お父さんも親知らずは1本もないしぃ~ 私も生えてこないはずぅ~」←バブル期の若者口調
などと、油断をしていた。
それが!!!
このトシにして、親知らずとは!

先生の説明によると、親知らずが、その隣(今、生えている一番奥の歯)の奥歯に向かって(手前に向かって)、歯茎の中で生えている、とのことだった。歯茎の中だから、外へは出ていない。
それによって歯茎が押し上げられている、とのことだった。こんな状態は20年くらい前からでしょう、と先生はおっしゃった。歯茎が押し上げられていても、今までは上の歯に当たらずに済んでいたようだ。
それがマッチなストレスで、歯茎が腫れ、上の歯に触るようになった、とのことだった。
マッチなストレス。そりゃそうだ。
歯茎の腫れがおさまれば、元通りになるらしい。
「先生、でも、私、もう今年で50歳ですよ! 親知らずなんてこと、あるんですか?」
「うん、たま~にね、あるよ。こういう人。」
そうなんですか・・・。
しかし・・・その親知らずが今後、生えてくるのか? これはかなり心配だ。
「先生、これからこの歯が生えてくるんですか?」
「いいえ、この歯は生えてきません。歯茎の中だけで、外へは出てきません。」
ちょっとほっとした。

医院で、腫れを抑える飲み薬とうがい薬、痛み止め薬をもらった。
「痛いでしょう?」と先生には聞かれたが、全然痛くない。
「痛くないです」と答えると、
「う~ん、普通はかなり痛いんだけどねぇ」
とおっしゃった。
「じゃあ、痛くなったら。痛み止めを飲んでね」
と言われた。
痛くはない。全く。
だけど、なんだかむずがゆい。

帰宅して、事の顛末を母に話した。
母は親知らずと聞いて爆笑した。
「50歳にもなって!(←まだなっとらん) 親知らず~! ははは~!」
痛くないの?と母が聞いた。
全然痛くない、むずがゆい感じがする、と母に言うと、
「ああ、それ、歯が生えてくる時の赤ちゃんもそうなんだよね~」
やっぱ、生えてくるのか???
ついでに、
「アンタは歯が生えてくる時、歯茎がむずがゆいのを誤魔化すように、唇をぷるぷるぷる~とやってたよ」
と言った。
試しに、やってみた。
ぷるぷるぷる~
確かに、むずがゆさが抑えられた。

6時間ごとに飲む抗生物質を、今のところ真面目に飲んでいるが、腫れはまだ治っていない。
なんだか気持ちが悪い。
私は歯をいらう(構う)のが好きで、歯磨きの後にフロスを使う。舌も磨くし、歯茎も軽くマッサージしている。何しろ、ダンサーは歯が命! なのだ。
そんなに気を遣っているのに、膿でも貯まったのか、とビビったが、なんのことはない、年代外れの親知らずだった。
こんなトシで親知らずなんて、勘弁してもらいたい・・・
いや、しかし、前職時代の友人が58歳にして親知らずの手術をした、と聞いた。やっぱり、あることなんだなぁ。
口の中というのは気になる。
早くよくならないかなぁ~






posted by プアアカハイ at 20:32愛知 ☀Comment(0)日記

年末年始が過ぎて

怒濤の年末と三が日が過ぎた。
どこのご家庭でもそうだと思うが、年末年始はひっくり返したように忙しい。私の場合は、「我が家」と「夫の実家」の2軒分の年末年始行事があるので、猫の手も借りたい状態だった。
ドゥ・ハワイ・カルチャースクールの年内のレッスンが終わってからというもの・・・休んだ日が一日もなかったような気がする。

森林の伐採、思わぬナゾの倉庫の整理とゴミ出し、デパートとスーパーの買い出し、義弟にデパートで手配したおせち料理を届ける、夫の当直、お墓掃除、仏壇掃除、カニの解体・・・
毎年のこととはいえ、実に忙しい。のんびりと「今年の重大ニュース特集」のようなテレビを見ている暇もなかった。
年末は疲れが出たのか、頭痛と吐き気に襲われつつも、やることが多すぎて寝込むこともできなかったなぁ。

・・・という、本当に忙しい年末と三が日が過ぎ、ようやく日常が戻ってきた。
夫も昨日から仕事に出かけ、おせち料理もすっかりなくなり、ゴミの収集も始まった。(まだ、お餅が残ってる)
いよいよ、今年も始動だ。

皆さん、今年もよろしくお願いします!
posted by プアアカハイ at 10:02愛知 ☁Comment(0)日記