正月準備

今年のレッスンは26日に終わった。
その後は正月の準備に追われている。特に、今年は義弟が一人暮らししている夫の実家の分まであるので大変だった。
今日は朝から、風の強い中で窓ふきをしているご近所を横目に、お買い物へ。←「ウチはもう終わってるもんね~」という優越感
我が家の大掃除は11月中に完了しているので、あとは必要な物を買うだけだ。

まずは、かに
いつも、同じ店で予約をして、年末に受け取っている。この店は料亭に卸しているので、非常に良い物であるワリにはお値打ちだ。(名古屋弁で、品物の価値と比較して値段が安いこと)
こんな大きさ。
かに2017.jpg

横っちょで、夫にタバコの箱を持ってもらった。だいたいの大きさは想像できると思う。
生のタラバガニは毎年、少しずつ品が減っている。今ではこれを手に入れるために、11月上旬には予約をしている。
これは元旦の午後から、私が解体する。

正月料理というのは、結構、地域色が出る。
お雑煮も所によってずいぶん違う。
ハワイの大学に留学していた時、留学生同士で「我が故郷のお雑煮」について話したことがある。
四国出身の人は、雑煮の餅の中にアンコが入っている、と言っていた。(かなり驚いた)
北陸出身の人は、ブリや里芋などの具が一杯入ったお雑煮だと言っていた。(これも驚いた)
丸餅の地域もあれば、角餅もあり、焼いてからお雑煮にする地域も、焼かない餅の地域もあった。
そんな「ご当地お雑煮自慢」の話を聞きながら、私は少々恥ずかしくなった。
なぜなら・・・
名古屋のお雑煮はものすごく貧しいのだ。
私がその時に聞いた中では、一番貧しいお雑煮だった。お隣の静岡もまぁまぁ貧しかった(失礼!)が、名古屋が一番貧しいのではないか、と思った。

名古屋のお雑煮は、具がほとんどないのだ。
餅は焼かない角餅。
かつおだし仕立てで、食べる前にかつおぶしをトッピングする。
・・・で、具は、正月菜のみ。
正月菜だけなのだ。
我が家ではとりのもも肉を少し入れるが、入れない家庭の方が圧倒的に多い。
他の地域のように、かまぼこや根菜類は一切、入れない。
・・・なんて貧しいお雑煮だ・・・。
なんでそんなに貧しいお雑煮なのかという理由はわからないが、私の中では、「立派なお雑煮だと、それだけでお腹がふくれて、肝心のおせち料理が食べられなくなる」と思っている。同じように言っている生徒さんもいたなぁ。

その唯一の具である、「正月菜」のことだが・・・
名古屋へ引っ越して来た他の地域の方は、かなり驚くらしい。
皆さん、「正月菜」という菜っ葉がある、と思っている。
しかし正確には、そんな名前の菜っ葉はないのだ。
「正月菜」とは、小松菜のことである。
小松菜が、クリスマス後には一斉に「正月菜」という名前に変わるのだ!
こんな感じである。
正月菜.jpg

大晦日が近づくにつれ、小松菜の袋は「正月菜」の袋に替わり、売り場に掲げる値札は「正月菜」に替わる。値段もうなぎのぼりだ。

生徒のYちゃんが、「あれって、小松菜ですよね・・・?」と言っていた。彼女は大阪出身なので、「正月菜」というネーミングに馴染みがないのだ。
「そうだよ、お正月だけ、『正月菜』っていう名前に替わるんだよ」
と言うと、驚いていた。
「小松菜に似てるな~と思ってました」
とも言っていた。
そう、あなたは正しい。あれはまさしく、小松菜なのだ!

義弟に持って行く「お雑煮のだし」の準備もできた。
鏡餅の準備も、しめ縄の準備もできた。
いよいよ、お正月だ。
posted by プアアカハイ at 13:26愛知 ☀Comment(0)日記

我が家のクリスマス

我が家では昨夜、クリスマス・ディナーをいただいた。
ここ最近の風潮なのか、テレビのCMでは、「おウチ・クリスマス」「家でクリスマス・パーティ」に良さそうな物を宣伝している。しかも、結構、お値打ち(名古屋弁で、物の価値に比べてお安いこと)である。
・・・そうなると、外食しなくてもじゅうぶん・・・ってことになる。外食産業も大変だろうなぁ。
私が若い頃(20代前半)は、バブル後期
クリスマスなんぞ、家で過ごすワケはない。とにかく、これでもかと豪華なディナーが各レストランやホテルでは展開され、それを食べに行く、というのが一種のステイタスのようなところがあった。
その時代をお過ごしの方はよ~くご存知だろう。

そんな時代を過ごした私であるが、結婚してからは「おウチ・クリスマス」をしている。
やってみると、これもなかなかイイモノである。
今年は気合いを入れてみた。

まずは、スープ
ジャガイモのポタージュにちょこっと工夫をした。
クリスマス2016-1.jpg

誰に教わったわけでもないが、1週間ぐらい前から構想を練っていた。昔、こういうのを外食で食べたことがあったのを思い出し、再現してみた。
難しい料理ではないが、かなり面倒くさい一品。

そして、ローストビーフ
クリスマス2016-2.jpg

マッシュポテトにはスープにも使ったお星様を飾った。
これも難しい料理ではないが、勘が必要な一品。

まずはスープのご案内から。
<材料>4人分
じゃがいも 4個
たまねぎ 1個
ほうれん草 1/2把
にんじん 1/3本
コンソメキューブ 1~2個
塩 少々(コンソメキューブを1個だけ使った時)
水 300cc
牛乳 200cc

<作り方>
1 ジャガイモとタマネギは皮をむいて、薄く、小さく切る。
2 ほうれん草は塩ゆでしてよく水気をしぼり、長さ3センチくらいに切る。
3 人参を5ミリ厚に薄切りし、塩ゆでして、星形の型抜き器でお星様をたくさん作る。
4 水200cc(分量の水)とジャガイモとタマネギを鍋に入れて、材料が柔らかくなるまで煮込む。
5 材料が柔らかくなったら、水分も一緒にミキサーにかける。
6 とろとろになったら、鍋に戻す。
7 その鍋に牛乳200cc(分量の牛乳)とコンソメキューブを入れて、焦げないようにずっとかき混ぜながら火にかける。白いスープに仕上がる。
8 そのスープを100ccぐらい取って、ミキサーにもう一度、入れる。
9 ほうれん草をミキサーに入れて一緒にとろとろにする。ほうれん草がペーストになるくらいまで。
10 ほうれん草入りの緑スープを、他の鍋に移して煮込み、堅めになるまで火を入れる。(この段階で鍋を2個使っている)
11 白スープを温めなおして、お皿に入れる。
12 緑スープをビニール袋に移し、ビニール袋の空気を抜き、ビニール袋のカドを1カ所、かなり小さく斜めに切る。(大きく切ると、中身がどば~っと出てきてしまうので注意。私は切った長さが5ミリ程度。)
13 白スープの上に、ギザギザに緑スープをたらす。もみの木になるように、3角形になるように。
14 スプーンの柄で、三角形の頂点から真下に向かって、切り入れる。もみの木、完成!
15 人参のお星様を飾る。

・・・難しくはないが、かなり面倒くさい。

ローストビーフは私の勘頼みの料理。ソースも勘頼み。
<材料>4人分
牛もものかたまり 800グラム
塩(アルプス岩塩を使用したが、普通の塩でも構わない)
黒胡椒
粒マスタード
赤ワイン 150cc
日本酒 30cc
ローレル(パウダー状の、びんで売ってるやつ)

<作り方>
・・・前日作業・・・
1 牛モモのかたまり肉は、おかしな形をしているので、それを均等な厚みになるよう、切る。今回はかなり大きい肉だったが、厚さ5~6センチにそろえた。それ以上厚くなると、火がとおりにくく、異常に赤い、血のしたたる(!)ホラー調のローストビーフになる。
2 塩・黒胡椒を肉の表面全部にすりこむ。側面も忘れずに。
3 粒マスタードも薄く、全体に塗り込む。
4 ビニールの保存バッグに肉を入れ、赤ワインと日本酒を投入。ローレルをお好みでパパッと入れる。ローレルを入れると、更に肉の臭みが軽減する。
5 保存バッグの空気をしっかり抜いて、袋の上から肉をもみもみし、冷蔵庫で1晩寝かせる。

・・・当日作業・・・
肉が赤紫色になっているが、問題はない。食べる1時間30分ほど前から料理開始。
1 無水鍋(無水プライパンを使用)が煙をあげるくらい熱する。
2 油をひかず、そのまま肉を無水鍋に入れる。
3 肉の全面に焼き目や少々の焦げ目がつくまで、肉をひっくり返しながら焼く。元々、脂身の少ない部位の肉なので、油飛びはない。
4 鍋の蓋をして、一番弱火にし、2分程度、焼き続ける。肉の厚みが薄い場合は30秒~1分程度に。ここが「勘」なのだ。
5 鍋の蓋をしたまま火を切り、そのまま、45分ほど放置。これも「勘」。
6 45分経ったところで、蓋をはずし、肉を菜箸でつつく。強くつついてみて、肉の内部の柔らかさを確かめる。(好きでつついているのではない)
7 あまりにもグニョグニョだと、血のしたたるホラー調のローストビーフになっている証拠。
  柔らかいけど、グニョグニョではない・・・という状態なら、完成。
8 あまりにもグニョグニョならば、もう一度、火にかける。蓋をとったまま、もう一度肉を焼き、焼き目と焦げ目がつくまで熱した段階で蓋をする。一番弱火にして1分~2分焼き続ける。そのまま火を切って、放置。10分放置したところで、肉をつついて確かめる。大抵はこれで仕上がるが、それでもまだグニョグニョだったら、もう10分放置してみる。それでもダメなら、また火をかける・・・。
9 肉を放置している間にソースを作る。
今回のソースは・・・
鰹だし 150cc(だしの強さは、ざるそばのつけ汁程度)
昆布茶か昆布だしの粉末 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
日本酒 大さじ2
みりん 大さじ1
柚胡椒 小さじ2
ゆずの絞り汁 ゆず1個分
ゆずの皮 1個分
大根 1/3本

1 大根をおろして、水気をよく絞る。
2 鍋に鰹だし・しょうゆ・日本酒・みりん・ゆず胡椒を入れて火にかける。ゆず胡椒はよく溶かす。
3 沸騰したら大根おろしを投入。
4 温まったら、一旦、火を切り、ゆずを絞って汁を入れる。量はお好みで。この段階で、「酸っぱいな~」と思える程度にしないと、ソースとして使った時、肉がくどく感じる。さっぱり食べたい時は多めに入れる。
5 昆布茶を入れて、塩気を調節する。
6 ゆずの皮をこまかく刻んだり、星形に抜いたりして、鍋に投入。

ここで、ローストビーフに戻る。
10 食べる前に肉を薄切りにし、皿に並べる。
11 ソースをもう一度温めて、肉の上にかける。

・・・こうして書いてみると、かなり面倒だったんだなぁ。

我が家はお酒を飲まない。
ローストビーフは、「ご飯のおかず」なのだ。
だから、こういう、ご飯に合うソースを作っている。
昨夜は母も夫も大満足だった。もちろん、私も。
今日、夫がこのローストビーフを義弟に届ける。
口に合うといいなぁ。




 


posted by プアアカハイ at 09:22愛知 ☀Comment(0)日記

クリスマスのゴスペル

月曜中級クラスのM子ちゃんが出演されるゴスペル・コンサートのお知らせです。

12月24日(土)午後2時~3時
フラリエ(旧ランの館) クリスタルガーデン
Riko's family Xmas ゴズペル・ライブ

入場は無料です。
お時間のある方、お買い物の合間に・・・ぜひぜひご来場ください!

我が家では明日、クリスマスらしきディナーを食べる。(仏教徒なんだが、細かいことは気にしない)
もちろん、作るのは、私。
今年はローストビーフにする予定で、先ほど、和牛のもも肉を買ってきた。
買った量は800グラム超え
いつも買うお肉の専門店なので、店員のおばちゃんも顔見知りだ。
「ローストビーフにするの?」と、おばちゃん。
「そうだよ。ウチの人が好きでさぁ。」と、私。
「じゃあ、ローストビーフに合う部位を切るね。」
おばちゃんはそう言って、均等にサシの入ったもも肉を切ってくれた。
「ところで・・・」
切ったお肉を秤に載せながら、おばちゃんが言った。
「こんなにたくさん、作るの? いったい、何人分作るの?」
「・・・4人分。」
「えぇぇぇ~ 4人で、800グラムもローストビーフを食べるの?」
「いや、ちょっと多いかもしれんけど、足りんのはイヤだから。」
「ああ・・・そう・・・。一杯、食べるんだねぇ。」
おばちゃんはびっくりしていた。大食漢であることがバレてしまった。大人ばっかで1人200グラムというのは、やっぱり多いのかな。

我が家は3人だ。あとの1人分は、義弟に届ける。
家で作るローストビーフは、彼にとっては初めてだそうなので、頑張って作って、美味しい物を届けねば。
腕がなるなぁ。← ローストビーフは難しい料理ではないが。

今夜から、漬け込み作業に入る。
楽しみだなぁ。


posted by プアアカハイ at 11:36愛知 ☁Comment(0)日記